<登場人物>
たけし(15歳)
中学3年生、4月から都内の高校に通うことが決まっている。高校デビューしたい!モテたい!という熱い(?)想いから、洋服や髪型の研究に余念がない。
目下、一番の悩みが、スマホをどうするか。みんなと同じがいいけど、ちょっとだけ目立ちたい、かっこいいと思われたい。
はやと(22歳)
たけしの近所に住んでいて、ちいさいころから仲が良く、兄弟みたいな関係。
都内の私立大学の3年生で、1年間アメリカに留学経験あり。就職はメガベンチャーに内定し、インターンをしている。
頭も良くて、しかも(たけしから見ると)いつもかわいい女の子を連れて歩いている。たけしの憧れの存在。
<目次>
「突然、相談があるってなんだよ、たけし。高校、受かったんだろ? お前の母さんから聞いたぞ。」
「そうだよ。髪も染めたし、バイトも探してる。」
「おー。張り切ってんな。」
「でさ、単刀直入に聞くけど、スマホ選びについて教えて欲しいんだ。」
「スマホ?」
「うん。持ちものひとつでも、センスが問われるんじゃないかなって思って調べてみたんだけど、決められなくてさ……。はやと、モテんじゃん。洋服のセンスもいいし、かわいい彼女もいるし。だから、教えてほしいなーって。」
「ふうん。まあ、モテたいならiPhoneじゃねえの?」
「そこをくわしく!」
みんなと一緒!
「高校生のiPhone所有率は49.5%、大学生だと63.2%がiPhoneなんだ(※)。つまり、みんなと一緒ってこと。」
※編集部注:ビデオリサーチ「ACR /ex」2018年4〜6月調査結果より
「へえ~。知らなかった。でも、それって人と被りまくりってことでしょ? モテにつながらなくない?」
「甘いな。おまえ、『ほかの人と違って尖ってる』ってやつがモテると思ってるだろ。」
「え、違うの?」
「違う。全然違う。そりゃダサいのに『みんな一緒』はどうかと思うけどさ。かっこよくて人気のあるものの場合、逆に、選ばないほうがダサいともいえる。」
「ええと、ごめん、どういうこと?」
「斜に構えて『みんなiPhone、iPhoneって。 俺はみんなとは違うからさ』っての、どうよ?」
「なんか、むかつくな」
「だろ? 今の時代は共感が大事だ。クールでとっつきにくい男より、気軽に話しかけられる、安心できる、そんな男が求められてるんだよ。」
「どこかのアイドルのコンセプトみたいだな。」
みんなとつながる!
「みんなと一緒のメリットは、これだけじゃない。AirDropって知ってるか?」
「ああ、一時期話題になったAirDrop痴漢だろ。電車の中でいきなり写真を送りつけるっていう。」
「それそれ。メルアドを知らなくても写真を共有できる機能なんだ。もちろん知らない女子に送るのはアウトだぜ。」
「え、でもLINEかメール使えばよくない?」
「甘いな。たとえば、部活の交流試合とか他校の文化祭で、これっきりの付き合いになるかもしれないやつら全員と交換するのか?」
「いや、めんどくさい。」
「ちなみにAirDropは、圏外や通信制限中でも使えるから、超便利。」
「友達も増えそうだし、好きな子とも急接近できそうだな…♡」
「……(こいつ、短絡的すぎるな)。」
モテる!
「iPhoneのすばらしさは、デザインのかっこよさにある。」
「それは、たしかにね。」
「ほら、カフェとかでもよく見るだろ?」
「Mac開いて、タカタカターン!みたいな?」
「まあ、わざとらしく大げさにタイピングするやつはさておき。でも、デザインは本物だろ。それを選んでいるということは、つまり、センスがいいということだ。」
「なるほど。『たけしくん、iPhone使ってるんだね。 かっこいいー♡』ってなるわけだ。」
「……。(持ってるスマホでひとめ惚れするような女子はいないけど、黙っておこう)」
個性を発揮できる!
「たけしは、その他大勢になりたくないんだよな。」
「そりゃあ、モテたいからな。」
「じゃあ、やっぱりiPhoneだよ。」
「なんでだよ。」
「俺はデザインを愛でたい派だから丸裸だけど、iPhoneってユーザー数が多いだけあって、カバーが豊富なんだよな。そこで個性を出せばいいんじゃねえの?」
「え、でも男でスマホにカバーしてるって変じゃない?細かそうなやつだなとか思われない?」
「ひどい偏見だあ。いるだろ?スマホカバーつけてる男も。そこを気にしている時点で細かいじゃねえか。」
「うぐ……っ。」
「たけしって、人見知りじゃん。いまだに女子には自分から積極的に話しかけられないだろ? 間違いなくパリピじゃない。」
「言うね。めっちゃ言うね。いや、そうだけどさ。」
「だからさ、あえてスキをつくるんだよ。たとえば……ほら、こんなのとか。」
https://item.rakuten.co.jp/rack-luck/ipx05/
「なにこれっ!そば? めっちゃリアル……!」
「食品サンプルのカバー。外国人観光客にも人気らしいぜ。今、たけしが反応したみたいに、これなら『それなに?』って女子から声をかけてもらえる確率は、かなり高い。」
「はやと、そんなことまで考えてんのか。」
「うるせえよ。あとは……こんなのは?」
「鏡にくっついてんの?」
「木にもくっつくらしいよ。このスマホをサッ、壁にぴたっ、タイマーモードで『ほら、これで撮れるよ。』ってしたら、かっこよくない?」
「すげえスマート。しかも、他の男とは違うんだぜアピールもバッチリだな。」
デキる男になれる!
「モテる男っていうのは、例外なくデキる男だ。そして、デキる男に必要なのはスマートさだと思うんだよ、俺は。」
「それは何となくわかる。」
「たとえばデートするとき、事前に調べていくとは思うんだけど、道に迷ったり、予想外に時間が余ったりとかっていうイレギュラーもあるわけだよ。」
「なるほど。」
「そんなときにさ、『どこ行く? 俺はどこでもいいよ』とか『どうしよ?』なんていう優柔不断な男は、言語道断!彼女に希望を聞くにしても、ササッとiPhoneで調べて、『この近くだったら、こんなお店とこんなお店があるけど、どっちに行ってみたい?』って聞くのがスマートな男さ。」
「たしかに、かっこいい。俺も惚れちゃう。」
「だろ? iPhoneなら直感的に操作できるから、調べ物もデートもスマートにできる。」
「つまり、モテるってことだな。」
トラブルなし!
「iPhoneはセキュリティも優秀なんだぜ。」
「いきなりモテから遠ざかった気がするんだけど。」
「と思うだろ? いいからちょっと聞けって。iPhoneにインストールできるアプリは、Appleが認めたアプリだけなんだ。つまり、ウイルス感染やハッキングにつながるような危ないアプリを間違ってインストールしてしまう危険性が限りなく低い。」
「で? それとモテが、どう関係があるんだ?」
「たとえばハッキングされて、知らない女の写真がいつの間にかスマホに入ってて、それを好きな子に見られたらどうなると思う?」
「それは…かなりまずい。」
「だろ? 付き合ってる彼女に浮気を疑われたりしたら、最悪だぜ。」
「たしかにな。(でも、こんなことまで考えてる、はやとの方がちょっと怖いかも)」
時間が増える!
「たけしって、撮った写真とかダウンロードした本とか、どうしてる?」
「残しておきたいのは、スマホからパソコンに送ったり、USBメモリとかクラウドに保存したりすることもあるかな。」
「それってさ、超めんどくない?」
「まぁ、言われてみれば…。」
「だろ? iPhone、Mac、iPadのApple製品なら、そんなめんどくさいことはしなくていんだ。たとえば、iPhoneで撮影した写真が、ほぼ同時にMacでも保存される。」
「その心は?」
「自由に使える時間が増える!デートにもたくさん行ける!!」
「な〜んだ、はやとも結局、モテるためにiPhoneにしたんだな。」
「だな(笑)」
iphoneを安く買って、通信料もお得に
「どうだ? iPhoneを持ってればモテるってことがわかっただろ? まあ、保証はできないが。」
「う〜ん…けど、iPhoneは本体の価格が高いし、正直、迷ってる。」
「格安SIMにして、通信料金を抑えればいいじゃん。」
「あんまよく知らないんだよね〜。ねえ、はやと、格安SIMについても教えてよ。」
「ムリムリ。俺はこれからデートだから。iPhone本体も安く買えて通信料も安くなる『LIBMO』っていう格安SIMサービスがおすすめだから、あとでURL送っとくよ。」
LIBMO公式サイト
「兄貴、あざっす!」
〜おわり〜