TOKAIグループでは、格安SIMサービスLIBMOのほかにも、さまざまなサービスを展開しています。「お客様の快適な生活を総合的にかつきめ細かにサポートする」をモットーに、TOKAIグループのサービスをご利用されているお客様に向けて、LIBMOと組み合わせることでお得なサービスを展開しているのはご存知でしょうか?
この記事では、2020年5月から開始されたTLCプラスという新しい割引サービスについてご紹介します。
「TLCプラス」とは?
TLCプラスは、格安SIMサービスのLIMBMOとTOKAIグループのサービスを同時に利用することで、LIBMOの利用時にお得な割引を受けられるサービスです。
該当のTOKAIグループのサービスは、
・TNCヒカリ
・TNCケーブルひかり
・TNCヒカリdeネット
・コミュファ光
・@T-COMヒカリ
・LPガス
・都市ガス
・TOKAI おいしい水
・ケーブルテレビ
・インテリジェントホーム
・TOKAI セキュリティ
・TOKAI でんき
・TLC会員サービス
など。この中のひとつでも利用していること、そして対象となるサービスの契約者とLIMBOの契約者が同一であることが条件です。
ちなみに、この中で唯一無料で利用できるサービスが「TLC会員サービス」です。のちほど詳しくご紹介しますが、LIBMO契約時にTLC会員サービスに加入することでもTLCプラスを適応することができます。
TLCプラスを適用する場合、選べる契約プランは「ペア割30」のみとなります。
この「ペア割30」+「TLCプラス」がどのようなプランなのか、詳しく見ていきましょう。
ペア割30とTLCプラスの組み合わせがお得!
ペア割30は、2020年5月から提供が開始された割引サービスで、2枚のSIMカードで大容量の30GBのデータ通信量をシェアして利用できるプランです。夫婦や親子、もしくはひとりでも利用でき、それぞれ別々に契約するよりも月額料金を安く抑えることができます。
TLCプラスでは、このペア割30を特別割引価格で利用することができます。
ペア割30で契約できるSIMカードには2つの組み合わせパターンがあります。
|
含まれるSIMカードの種類と枚数 |
TLCプラス適用時の月額料金 |
パターン① |
音声通話機能付きSIM … 1枚 LIMBO WiFi by エコネクト |
4,980円 |
パターン② |
音声通話機能付きSIM … 2枚 LIMBO WiFi by エコネクト |
5,680円 |
※表内はすべて税別
ひとつめは、音声通話機能付きSIMとSMS機能付きSIMが1枚ずつのパターン。
ひとりで端末2台を利用する場合や、ふたりでの利用で片方はLINE電話などが中心のため通話機能が不要といった場合に向いています。
データ通信容量は2枚で30GBを共有、LIMBO WiFi by エコネクトという公衆無線LANサービスも利用でき、通常料金は月額5,670円(税抜)です。
こちらが、TLCプラス適用時は月額4,980円(税抜)になります。
SIMカード1枚あたり2,490円(税抜)という安さで、合計30GBの大容量データ通信が行なえます。SIM1枚で15GB分としても、他プランに比べてもかなりお安くなっています。
SMS機能付きSIMは、電話回線を使用した通話はできませんが、LINEや050 plusなどのアプリを使えば通話可能です。電話機能付きのSIMよりも少し安く利用できるため、Web閲覧やYouTubeの視聴、メールのやりとりなど、データ通信を使う機能が中心という方に向いています。
ふたつめは、音声通話機能付きSIMが2枚のパターン。
夫婦や親子など、どちらも音声通話機能が必要な家族ふたりで利用する場合に向いています。
同じくデータ通信容量は2枚で30GBを共有、LIMBO WiFi by エコネクトが付いて、通常料金は月額6,370円(税抜)です。
こちらが、TLCプラス適応時は月額5,680円(税抜)になります。
これはSIMカード1枚あたり2,840円(税抜)。こちらもかなり安く抑えられます。
どちらもスマホ、PC、タブレットの各種端末でデータ容量をシェアできるので、1人で2つの端末を使う場合や、または家族内でシェアすることでデータ容量を無駄なく使えます。
また、どちらのパックでもLIMBO WiFi by エコネクトが通常月額362円(税抜)のところを無料で利用できます。LIMBO WiFi by エコネクトは、駅の構内やカフェ、ショッピングモールなど国内の150,000以上のWiFiスポットが使える便利なサービスです。
ただし、ペア割30はLIBMOの「端末購入サポートプログラム」など他の割引サービスとの併用はできません。
ちなみに、LIBMOはいわゆる格安SIMサービスですが、他社から乗り換えの場合でも070、080、090から始まるスマホの電話番号をMNP(ナンバーポータビリティ)でそのまま利用できるので、便号が変わることはなく安心です。
ただ大手通信キャリアの@docomo.co.jp、@ezweb.ne.jp、@softbank.ne.jpといったメールアドレスは利用できませんが、YahooメールやGmailなどのフリーメールを使えばメールは使えます。
また、もう一つ留意すべき点は、LIMBOでは他の格安スマホ同様にLINEのID検索が行えない点です。これは不正利用防止のための年齢認証システムがないためです。しかし、QRコード機能などを使えばLINEの連絡先は交換できますので、普段の利用時にはさほど問題にはならないでしょう。
TLCプラスの条件とは?利用のポイントを解説
TLCプラスの割引を受けるには所定の条件があります。以下にその条件を解説します。
TOKAIグループのサービス利用、もしくはTLC会員サービス利用者が対象
TCLプラスの割引特典を受けられるのは、TOKAIグループが提供する各種サービスの利用者、もしくはTLC会員サービスの利用者が対象です。
TLC会員サービスは無料で利用できる会員向けのサービスです。会員登録は無料なので、TLCプラスを適用したいとき、TOKAIグループのサービス利用者ではない場合は、こちらが最も手軽な方法になります。
TLC会員サービスに加入すると、利用に応じてポイントが付加されます。200円利用につき1TLCポイントが付き、サービスを複数契約している場合は、サービスの契約数に応じて毎月ポイントが付きます。例えば、宅配水「うるのん」を2,000円、ホームセキュリティを3,000円、ケーブルテレビを2,000円で契約している場合、基本ポイントが35TLCポイント、ボーナスポイントが3契約分の150ポイント、合計185TLCポイントが毎月付きます。
また、アンケートやクイズに応募したり、TLCラッキーダービーに参加したりすることでもポイントが付きます。ポイントはLIBMOの利用料金の支払いにも使える他、LuLuCaポイント、TLCチケット、電子マネーのワオン(WAON)に交換することも可能です。
TCL会員は提携している店舗、飲食店、レジャー施設で特典を受けることができ、百貨店やショッピングモールの来場プレゼントや割引クーポンの利用などの特典があります。
対象となるTOKAIグループのサービス
さきほどご紹介したTLC会員サービス以外に、TLCプラス適応の対象となるTOKAIグループのサービスは以下のとおりです。
・静岡県と関東地方を中心にサービスを提供している「TOKAI LPガス」
・静岡県、群馬県、秋田県を中心にサービスを提供している「東海ガス」「にかほガス」
・富士山の水脈を源泉とするミネラル成分が豊富な天然水宅配サービス「うるのん」
・東京都、千葉県、神奈川県、静岡県、岡山県で地域情報を発信するケーブルテレビ(TOKAIケーブルネットワーク、トコちゃんねる静岡、エルシーブイ、イースト・コミュニケーションズ、厚木伊勢原ケーブルネットワーク、倉敷ケーブルテレビ、いちはらコミュニティー・ネットワーク・テレビ、東京ベイネットワーク)
・外出先からスマホの操作でエアコンの電源を操作するなど、家の中の家電をコントロールできる「インテリジェントホーム」
・ガス事業で培ったノウハウを活かした緊急保安体制サービスの「TOKAI セキュリティ」
その他にも「TNCヒカリ」、「TNCケーブルひかり」、「TNCヒカリdeネット、コミュニティ光」、「@T-COMヒカリ」、「TOKAIでんき」も対象サービスです。
ふたりで使っても、1人で2台に使ってもOK!
TLCプラスでは2枚のSIMカードを利用できることとなりますが、夫婦や親子で使えるのはもちろん、ひとりで2台の端末に対して使うことも可能です。
音声通話機能付きSIM1枚とSMS機能付きSIM1枚のプランであれば、音声通話機能付きSIMはスマホで通話用に使用、一方のSMS機能付きSIMはタブレットで利用しWebブラウジングやメール送受信といったような使いみちが可能となります。
ちなみにふたりで使う場合も、親御さんは通話機能付きのスマホ、子どもはLINE電話を使用するといった親子で2台利用するパターンなどが可能です。
SIMカードの組み合わせは2パターン
TLCプラスで利用できるのは、SIMの組み合わせが前述のように音声通話機能付きSIM1枚とSMS機能付きSIM1枚か、音声通話機能付きSIM2枚の2パターンのみです。
どちらのパターンでもTOKAI SAFEの3ヶ月間無料利用、スマート留守電の2ヶ月間無料利用、雑誌読み放題タブホの2ヶ月間無料利用のオプション特典と併用できます。
もし上記2パターンの組み合わせ以外を選択したい場合は、LIBMOの標準プランを申し込む必要があります。ただし大容量のプランを2回線別々に契約すると、TLCプラスよりも割高になる可能性もあります。
ご自身・ご家族の利用想定と照らし合わせて、どちらの方法で契約すべきか検討しましょう。
データ容量は30GBを共有
TLCプラスでは、1ヶ月のデータ通信容量は30GBで固定です。この30GBは2枚のSIMで共有することができますが、余ったデータ通信容量を翌月以降に持ち越したり、30GBを超えて通信をしたりすることはできません。一方、LIBMOの標準プランであれば、データ通信容量を翌月の月末まで持ち越すことが可能です。
もし上限の30GBを超えた場合でも1回につき200円(税抜)で100MB、もしくは1回につき1,000円(税抜)で1GBのデータリチャージができます。データリチャージは1ヶ月に5回まで可能で、リチャージした容量は90日間有効です。
ちなみに現在、LIBMOでは「データリチャージプログラム」を実施しており、通常1GBにつき1,000円(税別)のリチャージオプションが、特別価格で1GBにつき500円(税別)でご利用いただけます。
ちなみに30GBの容量があれば、どれくらいのコンテンツを楽しめるのでしょうか。
例えば、YouTubeで動画を見る場合は、1GBあれば720pの高画質で約90分、480pの中画質で約120分、360pの中画質で180分視聴できます。
LINEでビデオ通話をする場合は、1GBで約180分通話でき、音声通話のみなら約2,000分通話できます。
毎日長時間これらのコンテンツを利用していなければ、なかなか30GBには達しません。1枚あたり15GBとしても、ヘビーな使い方をしない限りは、余裕を持って利用できるでしょう。
まとめ
この記事では、LIBMOのTLCプラスについてご紹介しました。
LIBMOは、大手通信キャリアよりも月々の利用料を安く設定しているため、通常のプランでもお得にご利用いただけますが、今回ご紹介したTLCプラスを適用することで、大容量データが使える2つ分の回線をさらにお得な料金でご利用いただけます。
TLCプラスのご利用には、契約時にペア割30を適用することと、TOKAIグループのサービスの利用が必要です。
TOKAIグループのサービスの中には、無料で入会できる「TLC会員」も含まれています。会員向けに様々な特典が提供されているサービスですので、こちらもぜひチェクしてみてください。
TLCプラスの詳細はコチラ