新型コロナウイルスの影響もあり、在宅で仕事をする人も増えているのではないでしょうか。在宅勤務の場合、オンラインで会議をすることも多くなり、最近はオンライン飲み会というものもよく聞かれるようになりました。オンライン会議やオンライン飲み会に参加するときに気になることの1つが、データの通信量ではないでしょうか。
自宅に固定回線を引いていればあまり気になりませんが、人によってはケータイで大容量通信プランに加入することで賄っているという方もいらっしゃると思います。
この記事では、いくつかの通話アプリで1時間通話をしたときのデータの通信量を調べ、比較結果を元におすすめのアプリを考えました。また、データの通信量が気になる際に使える格安SIMの大容量プランも挙げていますので、ぜひ参考にしてみてください。
LIBMOのSIMを使ってビデオ通話してみた
今回の検証で使用したのは、LIBMOのSIMを入れたスマートフォンです。いくつかのアプリを入れて、データ通信量を比較してみました。
今回試したアプリはこちら
今回データの通信量を調べた通話アプリは5つです。各アプリの特徴をご紹介していきます。
LINE
LINEは、日本で1番普及しているといっても過言ではない無料通話アプリです。通話自体は無料で使えますが、通信にかかるデータ量を消費します。LINEはスマートフォンでの利用がメインですが、パソコンでもパソコン版のアプリをインストールしてログインすることにより、同じアカウントで利用することが可能になります。
音声通話・ビデオ通話ともに、最大200人までの同時参加が可能です。グループビデオ通話の場合は、画面に表示される人数に制限があり、スマートフォンでは最大6人、iPadでは最大9人、パソコン版では最大16人までとなっています。
Facebookメッセンジャー
Facebookメッセンジャーは、Facebookのユーザーがリアルタイムでメッセージのやりとりをするために生まれたアプリです。元々はFacebookに付属していた機能でしたが、1つのアプリとして独立しました。基本的にはFacebookアカウントに紐づけられますが、Facebookを利用していない場合は電話番号での登録が可能です。
メッセージのやりとり以外にも、無料で最大50人との音声通話・ビデオ通話が可能です。なお、ビデオ通話の画面表示は最大6人までです。
通話をかけたときに相手が出られなかった場合、留守番電話を残すことができる便利な機能も備わっています。
ZOOM
ZOOMは、Web会議用のアプリケーションソフトです。会議を主催したいときにはアカウント作成が必須となりますが、参加するだけであればスマートフォンでアプリをインストールしておけば、アカウントがなくても利用できます。Webブラウザから参加することも可能ですが、この場合はアカウントが必須になります。
無料アカウントの場合、同時に100人まで会議に参加することができます。また、会議通話に3人以上の参加者がいる場合には会議通話1回あたり40分までという制限があるため、注意が必要です。参加者が主催者含め2人の場合は時間無制限で会議をすることができます。
有料アカウントの場合、オプションで人数を追加することで、同時に最大1,000人まで会議に参加できるようになります。3人以上の会議における時間の制限もありません。
GoogleMeet
GoogleMeetは、元々「G Suite」というGoogleの提供する有料グループウェアサービスに含まれていたオンラインビデオ会議サービスです。2020年5月に無料で利用ができるようになりました。Googleハングアウトの進化版として登場したもので、今後、ハングアウトは利用できなくなり、GoogleMeetに完全移行する予定になっています。GoogleカレンダーやGmailのリンクを経由して参加ができるのが特徴です。
Googleのアカウントを持っている人であれば無料ユーザーでも最大100人が参加可能なビデオ会議を主催できます。G Suiteの有料ユーザーの場合、参加上限数は最大250人になります。本来、無料ユーザーの場合は1回60分までの時間制限がありますが、2020年9月末までは時間制限なしで利用が可能です。
GoogleMeetでは、会議のURLを教えてもらうことで、Googleのアカウントを持っていないユーザーでも参加ができます。パソコンから接続する場合、Google ChromeやMozilla Firefox、Microsoft Edge、Apple Safariの4種類のブラウザからの接続が可能です。スマートフォンからの場合は、Google Meetのアプリをインストールすることで参加ができます。
Skype
Skypeは、Microsoft社が運営しているWebコミュニケーションツールです。Skypeの連絡先を交換している人同士でインスタントメッセージや音声通話、ビデオ通話ができ、グループの部屋を作ることもできます。有料にはなりますが、固定電話や携帯電話に電話をかけることも可能です。
Skypeには基本無料のSkypeと有料のSkype for Businessの2種類があります。
無料版のSkypeでは最大50人とのグループを作っての会議が可能です。有料のSkype for BusinessはSkypeをベースとしてビジネス向けにセキュリティの強化などを行ったもので、最大で250人との会議が可能です。どちらも、会議の模様を録音・録画することが可能で、記録したデータはクラウドに30日間保存されます。必要であればダウンロードしておくと良いでしょう。
パソコンで利用をする場合のみではありますが、2020年4月からSkypeのアカウントがない人でも会議の主催や参加ができるようになりました。録音や録画はできませんが、参加者が何人であっても会議の時間に制限はありません。この会議にはGoogleChromeとMicrosoft Edgeのどちらかのブラウザで参加が可能です。スマートフォンで会議に参加する場合には、アプリとアカウントが必要なので注意が必要です。
各アプリの参加人数や料金などを比較
|
ビデオ通話の最大参加可能人数 |
ビデオ通話の接続時間制限 |
有料版の料金 |
LINE |
200人 |
なし |
※有料版なし |
Facebookメッセンジャー |
50人 |
なし |
※有料版なし |
ZOOM |
100人 |
無料版: 3人以上の接続時は1回あたり40分まで
有料版: 1回あたり24時間まで |
月額2,000円 |
GoogleMeet |
100人 |
無料版: 1回あたり60分(ただし2020年9月30日までは制限なし)
有料版(G Suite): 全プランで時間無制限 |
G Suite 月額680円〜 |
Skype |
50人 |
1回あたり4時間 1日あたり10時間 1ヶ月あたり100時間 |
Skypeの有料版にあたるものは「Microsoft Teams」という別アプリのため割愛 |
各通話アプリのデータ通信量は?実際に検証してみた
オーディオ通話時とビデオ通話時、それぞれのデータ通信量を比較してみましょう。
まず、1時間の音声通話で使用するデータ通信量は、Facebookメッセンジャーが他のアプリに比べて少なく済むという結果になりました。詳細は以下の通りです。
アプリ |
1時間音声通話した場合のデータ消費量 |
LINE |
31MB |
Facebookメッセンジャー |
21MB |
ZOOM |
52MB |
Google Meet |
39MB |
Skype |
36MB |
次に、1時間のビデオ通話時で使用するデータ通信量です。こちらの場合、Skypeが他のアプリに比べて少ないという結果になりました。詳細は以下の通りです。
アプリ |
1時間ビデオ通話した場合のデータ消費量 |
LINE |
624MB |
Facebookメッセンジャー |
930MB |
ZOOM |
672MB |
Google Meet |
1,638MB |
Skype |
468MB |
ビデオ通話におすすめのアプリは?
日本国内だけで見た場合、普及が進んで利用しているのが当たり前になりつつあるLINEは使いやすいでしょう。すでに参加者のスマートフォンにアプリがインストールされていることが多いため、ビデオ通話をするためだけに慣れないアプリを導入する必要がなく、抵抗なくビデオ通話をはじめられる点は大きなメリットです。
もしどんなアプリでも試せるという場合なら、ビデオ通話のデータ通信量が他のアプリと比較して大きく抑えられるSkypeがいいでしょう。2020年4月にはSkypeのアカウントがなくてもビデオ会議の主催や参加が可能になり、利便性が向上しました。また、無料の場合でも時間の制限なく使えるのも嬉しいポイントです。なお、パソコンからの接続の場合はアプリのダウンロードやアカウントが必要ありませんが、スマートフォンからの接続の場合はアプリが必要となるため、ダウンロード時の通信量に注意が必要です。
この他にも、ビデオ通話以外のアプリ利用時のデータ消費量についての詳細をチェックしたい方は以下の記事をご覧ください。
LIBMOは30GBのデータ通信が使える大容量プランが充実
格安SIMのLIBMOには、30GBの大容量データ通信プランがあります。そのため、家にネット環境がなくてもビデオ通話をする際にデータの通信量を心配せずにやりとりを行うことができます。
ひとりで使うなら「30ギガ割・TLCプラス500」がおすすめ
1人で30GBの通信容量を利用したい場合、LIBMOの「30ギガ割」のご利用がおすすめです。SMS付き機能SIMは+140円、音声通話機能付きSIMは+700円でご利用可能ですので、自分の使い方に合わせた組み合わせを選択することができます。
※翌月へのデータ繰り越しはできません
また、2021年3月末までのお申込みの方限定で永年500円割引の「TLCプラス500※」が適用されるので、とてもお得に30GBプランを始めることができますよ。
※適用条件については下記2点を充たすこと
1)「30ギガ割」を適用中であること
2)TOKAIグループの提供する各種サービスまたはTLC会員サービスをご利用中であること
30ギガ割・TLCプラス500 |
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SIMカードの種類 |
特別料金【2021年3月末まで】 |
データ通信専用SIMカード |
2,780円/月(税別) |
SMS機能付きSIMカード |
2,920円/月(税別) |
音声通話機能付きのSIMカード |
3,480円/月(税別) |
さらにLIBMO公式WEBサイトおよびTOKAIモバイルショップにて、LIBMO新規ご加入と同時に「30ギガ割」にお申込みいただいた方を対象に「30ギガ3ヶ月データ0円プログラム」も実施中です。ぜひ3ヶ月間データ通信無料で、お得に大容量プランをお試しください。
他にも2021年1月末までのお申込みの方を対象に「LIBMO WiFi by エコネクト実質無料キャンペーン※」なども実施しておりますので、興味のある方はぜひ公式WEBサイトを覗いてみてくださいね。
※「30ギガ3ヶ月データ0円プログラム」適用期間中は「LIBMO WiFi by エコネクト実質無料キャンペーン」の割引は適用されませんのでご注意ください。
「30ギガ割・TLCプラス500」について、詳しくはこちらの公式ページをご覧ください。
https://www.libmo.jp/campaign/30gbwari/
家族ふたりで使うなら「TLCプラス」
2人で通信容量をシェアして利用したい場合、30GBプランをお得な料金で利用できるLIBMOの「TLCプラス※」のご利用がおすすめです。※翌月へのデータ繰り越しはできません
※適用条件については下記2点を充たすこと
1)「ペア割30」を適用中であること
2)TOKAIグループの提供する各種サービスまたはTLC会員サービスをご利用中であること
音声通話機能付きのSIMカード2枚、もしくは音声通話機能付きのSIMカードとSMS機能付きのSIMカード1枚ずつの組み合わせのどちらかのタイプを選ぶことができ、どちらの組み合わせの場合も、データ通信容量は2枚で30GBを共有することとなります。おおよそ1枚15GBずつとして分け合って使うのもよいですし、一方の利用者がほとんどデータ通信を使わない方であれば、もう片方の利用者が30GBのほぼ全部を使うといった使い方も可能です。
TLCプラス |
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SIMカードの組み合わせ |
月額料金 |
音声通話機能付きのSIMカードとSMS機能付きのSIMカード |
4,980円(税別) |
音声通話機能付きのSIMカード2枚 |
5,680円(税別) |
また、「TLCプラス」では、2枚のSIMカードと30GB分のデータ容量プランをお得に利用できるだけでなく、全国15万スポット以上の公衆WiFiを利用できる「LIBMO WiFi by エコネクト」というサービスも無料で利用可能です。
「TLCプラス」について、詳しくはこちらの公式ページもご覧ください。
https://www.libmo.jp/campaign/tlcwari/
学生には「学生支援30」がおすすめ
LIBMOの「学生支援30」は、一定の条件を満たしている人を対象として、30GBプランを月額2,280円で利用できる1人向けの割引プランです。SMS機能を付加する場合は月額2,420円、音声通話機能を付加する場合は月額2,980円でサービスを利用することが可能です。さらに、「LIBMO WiFi by エコネクト」を無料で利用できる特典も受けられます。
「学生支援30」利用時の月額料金 |
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データ通信専用SIMカード |
2,280円(税別) |
SMS機能付きSIMカード |
2,420円(税別) |
音声通話機能付きSIMカード |
2,980円(税別) |
※表内は全て税別
「学生支援30」は、オンライン授業の受講に必要なデータ容量を確保することを目的として立ち上げられた料金プランです。月間30GBが利用できる「学生支援30」はデータ容量の使い方はもちろん自由なので、オンライン授業やネットサーフィン、音楽鑑賞などにデータ容量を振り分けることができます。
1度「学生支援30」を契約した後は、端末の使用者が24歳になった翌年の3月31日を迎えるまで継続的に割引を受けられます。割引条件を満たしている限りは契約時から解約まで月額料金が変わることはありません。
ただし、SIMカードの使用者が20歳未満である場合は、直接契約は行えません。20歳未満の人が端末の利用契約を行いたい場合は、申込者の親が代理で利用契約を行う必要があります。
「学生支援30」について、詳しくはこちらの公式ページもご覧ください。
https://www.libmo.jp/campaign/gakusei30/
通常の30GBプランと比較
通常の30GBプランは音声通話機能付きSIMの場合は月額6,580円(税別)での提供となっています。また、「TLCプラス」や「学生支援30」に付属しているWiFiスポットの利用サービスは「LIBMO WiFi by エコネクト」という月額362円(税別)のサービスで、本来は追加オプションです。
そのため、上記3種類のプランを利用せずに同じ契約内容にしようとすると、SIMカード1枚で月額7,000円近い料金がかかりますので、いかに「30ギガ割」「学生支援30」がお得かは一目瞭然でご理解いただけると思います。
まとめ
この記事では、ビデオ通話をする際に使うデータ量やおすすめの通話アプリ、ネット環境のない場合に使うと便利なLIBMOの大容量プランを紹介してきました。新型コロナウイルスによって、私たちには新しい生活様式が必要だと言われています。直接顔を合わせることが難しいときは、音声通話やビデオ通話でコミュニケーションを楽しんでいきましょう。