そこの学生に教えよう! 親がスマホを買ってあげたくなるパーフェクトなプレゼン

ホワイトボードを叩く男性

「なんで、世の中の親たちは中高生にスマホを買わないんだ!!」

 

スマホがないとクラスのLINEグループでの話題にもついていけないし、好きな子と『荒野行動』でカップルにもなれない。今日、学校帰りの公園で見かけた小学生でさえスマホを持っていたというのに……。

 

そんな悩みを持つ中学生・高校生のみなさん。その気持ち、よくわかります。なかなかスマホを買ってくれない親を説得するには、ちょっとしたコツがあるんです。

 

今回は、最近スマホを手に入れたタカシ(仮名・中学生)君が実践した、「親へのプレゼン」を再現してもらいました。プレゼンに必要な資料もダウンロードできるので、参考にしてみてください。

 

 

頑なにスマホを買ってくれない親をプレゼンで口説き落とそう

 

【登場人物 〜リブモ家の人々〜】

 

タカシ

タカシ:都内の中学校に通う13歳。中学1年生。背伸びしたい年ごろで、ビジネス系インフルエンサーのSNSやメディアでの発言に影響を受けやすい。

 リノ

リノ:タカシの姉。不動産会社で営業として働く。好きな漫画は『働きマン』な仕事大好き人間。25歳で年上の部下を持つキャリア志向女子。

 母(さとこ)

母(さとこ):タカシとリノの母。趣味は美容研究。タカシにスマホを持たせるのは、高校生からと決めている。

 

ハッタリをかましてスマホをゲットせよ

 

ある日、リブモ家のリビングでの出来事————。

 

料理をする母親

タカシ

な〜頼むよ〜! どうしてダメなんだよ? クラスの半分はみんなスマホ持ってるぜ。

 

母(さとこ)

なら、半分は持ってないんでしょ? お姉ちゃんも高校に入ってから買ったんだから、今は我慢しなさい。

 

タカシ

本当にケチくさいババアだな〜。

 

母(さとこ)

今何て言った!?

 

タカシ

いえいえ何も。姉ちゃん、何やってんの〜?

 

リノ

テレビ見てる。録画してた『ワールドビジネス〇〇〇〇〇』。

 

タカシ

それ系の番組、ほんと好きだよね。まっ、俺もその気持ちわかるけど。

 

リノ

は? あんた、観ても内容ほとんど理解してないじゃん。

 

タカシ

そんなことねーし!

 

テレビ:……どうしてもA社さんと仕事がしたくて、必死にプレゼンを行いました。うちとA社が組めば、気軽に使えるサステナブルな商品ができると確信していたからです。熱意が伝わって契約できたときは本当に嬉しかったですね……

 

タカシ

これだ!!!(どれだけお願いしてもスマホを買ってくれない母さんには、俺の熱意をプレゼンで伝えるしかない。早速、プレゼンの参考書になりそうな本を探しに行こう)

 

リノn

びっくりした〜! 急に大きな声出さないでよ。

 

タカシ

姉ちゃん、俺ちょっと出かけてくるわ。

 

 

本屋

本屋にやってきたタカシ。会社帰りのサラリーマンに混ざって、ビジネス書のコーナーをのぞいてみた。

 

タカシ

プレゼン、プレゼンの本は……

表紙やタイトルに「プレゼン」と入っている本は、パワーポイントや資料のデザインを特集したものが多い。

 

タカシ

探しているのはこういう本じゃないんだよな〜。

 

新書を立ち読みしているサラリーマンを押しのけて売れ筋コーナーをチェックすると、表紙に見慣れた顔が。

 

タカシ

おっ、ホリエモンだ!

 

タカシがビジネス系インフルエンサーに興味を持ち始めたきっかけは、クラスで気になる女子だ。社長YouTuberの「マコなり社長」にハマっている彼女と共通の話題が欲しくて、姉のスマホを借りてSNSをチェックするうちに、何となくビジネス系インフルエンサーが好きになっていった。

 

彼らの発言のすべて理解はできないものの、常に最新の話題に触れているだけで、タカシはワンランク上の人間になれた気がしていたのだ。

 

タカシ

『ハッタリの流儀』か〜! プレゼンのやり方も書いてあるし、面白そうだからこの本にするか!

 

本を読む人

プレゼンの参考書を無事にゲットできて、ご満悦で帰宅したタカシ。早速、『ハッタリの流儀』を読んでみると、ある一文が目に留まった。

 

タイトルにある“ハッタリ”とは「できる」と言い切って、後から辻褄を合わせる「覚悟」のことを言うらしい。

 

タカシ

なるほど。今すぐできないことでも後で辻褄を合わせればいいのか。

 

そういえば、俺がスマホをおねだりすると、母さんは決まって「スマホを買ったら勉強しなくなるでしょ」って言ってくるんだよな〜。

 

ということは、とりあえず「スマホを買ったら毎日3時間勉強する」とか言っとけばいいか。

 

よし、早速プレゼンの下書きを書いてみよう!

 

親の古い考えは捨てるべし

勉強をする男の子

続いて、タカシが目に留めたのは「親の考えを捨てろ」という見出し。

 

タカシ

なになに、「親の価値観は子どもより30年ほど遅れている」!? やっぱそうか! 親の考えに縛られてちゃダメってことだな。

 

よ〜し、これもプレゼンに盛り込むぞ。親世代の原始人みたいな価値観を、俺のプレゼンで変えてやる!

 

スマホを持つメリットのプレゼン資料

 

タカシ

確か、プレゼンの最初は相手の関心を引きつける話をした方がいいって書いてあったから、この話を最初に持ってくるか……。

 

 

出来上がったプレゼンで予行練習

悩む女性

次の日。

 

タカシ

姉ちゃん! お母さんにスマホを買わせるプレゼン考えてみたんだけど、聞いてくれない?

 

リノ

何それ(笑) もしかして昨日、慌てて本屋に行ったのって、そのためだったの?

 

タカシ

まあね。3分もかからないから聞いてよ〜。

 

リノ

仕方ないわね。始めていいわよ。

 

タカシ

あのホリエモンがIT業界で起業に成功した理由は何だと思いますか? 幼い頃から勉強せずにパソコンにのめり込んでいたからです」

 

「僕も将来、スマホ業界でBIGになりたいので、スマホを買ってください。しかも僕はホリエモンと違って、スマホを買ったら毎日3時間勉強することを約束します」

 

リノ

え!? それだけ? 私がお母さんだったら、全然買いたくならないんだけど……。普通にお願いしたほうがいいんじゃないの(笑)

 

タカシ

え〜俺の渾身のプレゼンが……!

 

リノ

仕方がないな〜。今期営業成績No,1のお姉様がちょっと手直ししてあげるわよ。

 

タカシの発想自体は悪くない! リノ先生の赤ペンタイム

 

プレゼン資料と赤いペン

 

リノ

ていうか、そもそも何でそんな見え透いたウソをかますプレゼンになったワケ?

 

タカシ

え!? 何でそう思う?

 

リノ

いや、誰が聞いてもあきらかにハッタリでしょ。あんたが家で勉強しているところなんて見たことないし。

 

タカシ

いや、それはさ……。ホリエモンの『ハッタリの流儀』に書いてあったプレゼン方法をマネしてみたんだ。

 

リノ

あ〜私も昔、その本読んだことある。

 

タカシ

マジで!?

 

リノ

ていうかあんた、本ちゃんと読んだの? ハッタリのかまし方を完全に履き違えてるじゃない。どう考えたって守られそうにない約束じゃ、相手に食いついてもらえないわよ。

 

タカシ

そんなに信用ない?

 

リノ

だってあんた、テニスのラケット買ってもらって5日でテニス部辞めたことあったじゃん。後、最初に言っておくとホリエモンのパソコンネタはボツね。憧れや夢を持つのはいいことだけど、無理やりこじつけた印象があるから。

 

タカシ

何か考えるのがダルくなってきたな〜。

 

リノ

すぐ逃げない(笑)こういう時はまず、相手がOKを出さない理由から考えてみるの。お母さんはどうしてタカシにスマホを買うのを嫌がっていると思う?

 

タカシ

スマホばっかりして勉強しなくなるのが嫌だから?

 

リノ

そうそう。だから、お母さんが不安に思っていることをクリアにできるハッタリをかませばいいのよ!

 

タカシ

でも、どうやって?

 

リノ

逆転の発想よ。最近では、学校の授業よりわかりやすい勉強動画や優れたアプリがたくさんあるじゃない?

 

黙って机に向かうより、スマホがあればそういったツールを使って楽しく勉強がはかどる。つまり、スマホを買ったら逆に勉強時間が増えるかもしれないと思わせるの。

 

そしたら、3時間勉強する約束も、あながちハッタリに聞こえないでしょ?

 

タカシ

お〜すげー!!

 

リノ

でも、うちのお母さんはああ言えばこう言う態度が嫌いだから、スマホを買ったら勉強時間が増える可能性だけを伝えた方が響くと思うよ。

僕がスマホを持つメリットのプレゼン資料

 

■赤ペンリノ先生からお知らせ

リノ

どうもリノです! 当初はタカシがつくったプレゼンのテンプレートを読者の皆さんにも共有させていただく予定でしたが、あまりにひどい出来だったので、リノ先生が特別に手直ししたデータを配布します! 好きにアレンジして使ってくださいね。

 

▷ダウンロードはコチラ

 

 

 

リビング

後日、リブモ家のリビングにて。

 

タカシ

スマホを買ったら、動画やアプリでもっと勉強がんばるから買ってください!

 

リノ

私からもお願い。日に日に私のスマホを使う時間が長くなってきていて、私もそろそろ困ってるの。

 

母(さとこ)

さとこ

もう仕方ないわね。わかったわ。でも、テストの結果が悪くなったらその時はスマホ没収するからね。

 

タカシ

よっしゃ〜!!

 

母(さとこ)

とは言え、タカシの分も増えるとなると、毎月のスマホ代がバカにならないわね。来年には、受験対策でタカシを塾にも通わせたいし……。

 

リノ

あっそれなら、格安SIMを使えばいいと思う。最近、会社支給のスマホが格安SIMの「LIBMO」になったんだけど、パンフレットで見た「なっとくプラン」ていうプランがめちゃくちゃ安かったよ。

 

母(さとこ)

ま〜20GBが月2,000円以下で使えるなんてお得ね〜! いっそのこと、家族全員で乗り換えようかしら。

●LIBMOの「なっとくプラン」とは?

3GB~30GBまで選べるお得なプラン。20GBプランで何と月額1,991円(税込)。「かけ放題」オプションも豊富で、5分かけ放題、10分かけ放題、かけ放題マックスの3種類から選べます。

https://www.libmo.jp/plan/

  

小手先の知識でプレゼンするより、まずは真摯にお願いしてみよう 

 

姉のフォローのおかげで、何とかスマホを買ってもらえることに成功したタカシ。小手先の知識でプレゼンしていたら、今頃どうなっていたことやら……。 

なかなかスマホを買ってもらえない不満が募ると、つい親を論破したい気持ちになりますが、そこはグッと抑えて今回のように建設的な話し合いをする方が効果的です。

 

 ちなみに、筆者の学生時代の友人は、家事の手伝いを1ヶ月間続けて携帯を買ってもらっていました。言葉よりも行動で示すというのも、ひとつの手かもしれません。

 

そして、あとひと押しでスマホが買ってもらえそうなときは、ぜひLIBMOのなっとくプランを話題に挙げてみてください。家計に優しいプランなので、そのお得さがきっと親御さんの背中を押してくれるでしょう。

 

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www.libmo.jp

 

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blog.libmo.jp

   

LIBMO BLOGとは?

「LIBMO BLOG」とは、TOKAIコミュニケーションズが運営する格安SIM情報サイトです。
格安SIMやIT・ガジェット系など通信に関する情報を毎週お届けします。

格安SIMってなんだろう?と疑問を抱えている初心者の方から、現在LIBMOを ご利用中の方まで、幅広く役立つ情報を提供していきます。

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