近年、マンガをどこでも閲覧できる「マンガアプリ」が世代を問わず人気を集めています。数多くのアプリが存在しますが、中には閲覧する際に出てくる広告にストレスが溜まったり、読める話数が少なかったりと不満を感じている方もいるでしょう。そのため、アンインストールしては別のアプリを入れることを繰り返している方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回の記事ではマンガ好きにおすすめしたいマンガアプリ10個の特徴を解説し、最後にサブスクリプションサービスについてもご紹介します。
- おすすめマンガアプリ10選をご紹介!
- みんなは何を使っている?マンガアプリの利用ランキング
- マンガアプリはデータ通信をどのくらい使う?
- もっと読みたい人は読み放題サービスも要チェック!
- 【番外編】雑誌の読み放題なら「タブホ」
- まとめ
おすすめマンガアプリ10選をご紹介!
ここでは各アプリの得意とするジャンルや閲覧方法、その他の特徴について説明していきます。
マンガワン
画像引用:GooglePlay
マンガワンは小学館が運営しており、現在2,000万ダウンロードを突破しているアプリです。週刊少年サンデーや月刊サンデーで連載されている最新作や過去の作品、マンガワン独自の作品が掲載されています。ジャンル傾向としては少年・青年マンガが多めですが、女性からの評価が高い作品も掲載されています。
マンガワンでマンガを読むためには「ライフ」「SPライフ」いずれかが必要です。ライフ1つにつき、各作品の「最新話以外の1話分」が無料で読めます。ライフは毎日9:00~21:00、21:00~9:00にマンガワンを起動すれば、それぞれ4ずつ回復します。ただし、ユーザーが保持できる最大ライフ数は4です。4つ以上は切り捨てになるので注意しましょう。
SPライフは2つ消費で各作品の最新話の「先読み」、1つ消費で裏話や設定資料の閲覧ができます。SPライフは毎日1回、指定されたCM動画を見ることで1つ配布されます。SPライフはライフとは違い所持制限はありません。
マンガワンの特徴としては、作品のおまけとしてついている画像を閲覧できる「ちょい足し画像機能」や、作品の応援ができる「投票機能」などがあります。
マンガボックス
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マンガボックスはDeNAが運営し、1,000万人以上が利用しているアプリです。マガジン関連の作品が多いですが、ジャンルを問わず、有名雑誌からマイナー雑誌まで幅広く取り扱っています。「弱虫ペダル」「BTOOOM!」などの有名作品のほか、マンガボックス発のオリジナル作品のクオリティも高いです。
最新話・無料のアイコンがついているものは無料で読めるほか、CMを視聴することで読める「CM無料」などがあります。また、紹介されているサイトに登録することで、有料コンテンツが利用できる「ボーナスコイン」が無料で獲得できるキャンペーンも開催されています。
マンガボックスは、毎週多数のマンガの最新話が掲載されるマンガ雑誌さながらの連載システムや、冊数20万を超えるストアコーナーがあり、多様なジャンルが掲載されている点が大きな特徴です。
マンガUP!
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マンガUP!は、スクエアエニックスが運営するアプリで、累計800万ダウンロードを突破しています。少年ガンガンなどで掲載している最新作や過去の作品、スピンオフ作品などが多数掲載中です。「ゴブリンスレイヤー」「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」や、今やスタンダードなジャンルとなった「異世界系」など、ファンタジー作品に力を入れています。傾向としては少年・少女マンガが多めです。
マンガUPでは「MP(マンガポイント)」と「MP+」を貯めることで読めます。
MP(マンガポイント)は1日2回、朝8時と夜20時にそれぞれ80MPずつまで自動で回復します。作品1話ごとに消費されるMPは20MPです。1日160MP配布されますが、保持できるMPは80MPまでなのでフル活用したい方はご注意ください。
一方、MP+はイベントに参加することで貯めていきます。獲得手段としては期間限定で開催されるイベントや、1日2回CMを見ることで20MP+ゲットできる「デイリーボーナス」などがあります。MP+は掲載作品の最新話を見るのに使うことができ、MPとは違い上限なしに貯めておくことが可能です。
スクウェア・エニックスの特色が色濃く出ているマンガアプリなため、同社のゲームが好きな方、ファンタジー作品が好きな方におすすめのアプリです。
マンガPark
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マンガParkは、白水社が運営しているアプリで、「花とゆめ」「ヤングアニマル」などの作品をメインに、恋愛系のマンガが多く掲載されています。
マンガを読むためには、「FREEコイン」が必要で、1話につき20コイン必要です。FREEコインの獲得は1日2回、朝6時と21時に80コインずつ、計160コイン配布されます。ただし、FREEコインは80コインまでしか貯められないので注意しましょう。
FREEコインのほか、「ボーナスコイン」でもマンガを読むことができます。ボーナスコインは1日2回の広告動画視聴で20コイン獲得可能です。こちらはFREEコインとは違い、獲得数に上限はありません。
完全無料で毎日アイドルの動画視聴が可能なほか、有名声優を含めた完全オリジナルのラジオコンテンツをコイン消費によって視聴できる点が大きな特徴です。
少年ジャンプ+
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少年ジャンプ+は、集英社が運営するアプリで、累計1,500万ダウンロードの実績があります。ラインナップには「ワンピース」「鬼滅の刃」など名だたる作品が並びます。オリジナル連載作品では看板作である「SPY×FAMILY」を筆頭に質が高く、作品層の厚さはさすが業界最大手の風格です。ジャンル傾向は少年マンガが多めです。
少年ジャンプ+は、閲覧に必要な消費アイテムの配布システムはありません。ただし、定期連載は最新話とその前の話まで無料で読むことができます。さらに、作品のアニメ化や劇場版公開に伴い、「今だけ無料」で複数話を無料公開することもあります。名作の無料試し読みも可能なので、ボリュームは十分といえるでしょう。
また、ジャンケンバトルなどで作品を読む際に使用する「ボーナスコイン」が獲得できます。ジャンケンバトルは基本的に1日1回ですが、広告を視聴することで最大2回までチャレンジすることが可能です。1話を読むために必要となるのは30コインです。
また、月額料金を支払うことで連載雑誌の定期購読ができる機能や、電子コミック形式で購入できるコミックストアが用意されています。
めちゃコミック
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めちゃコミックは、2006年から電子書籍を扱っている株式会社アタムスのマンガアプリです。めちゃコミックオリジナルである「青島くんはいじわる」を始め、大人向けのTL(ティーンズラブ)マンガ作品が多く見られます。
「毎日無料連載」対象作品には「チャージ」が設定されています。これは、チャージが貯まると1話無料で読むことができるシステムです。作品ごとに毎日昼の12時に無料でチャージされ、再び無料で1話を読むことができるようになります。
1コマずつマンガが読める「コマ読み形式」や、広告が一切表示されないためスムーズにマンガが読めるなど、自身に合った読み方ができます。
サンデーうぇぶり
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サンデーうぇぶりは、Webマンガサイト「サンデーうぇぶり」の公式アプリで、累計200万ダウンロードを突破しているマンガアプリです。「名探偵コナン」や「犬夜叉」などの週刊少年サンデーの人気作品が読めるほか、サンデーうぇぶりでしか読めない質の高いオリジナル作品も多く揃っています。傾向は少年マンガが多めです。
無料でマンガを読む際は「チケット」を使用します。このチケットは、連載中の各作品に対して1日1回23時に配布されます。また、チケットの対象にならない作品はポイント消費で閲覧でき、広告動画を視聴することで1話分に相当する30ポイントが獲得できます。
「無料で読めるレジェント漫画」では、サンデーの過去人気作品が毎日1話ずつ無料で読めます。他のマンガアプリと比較しても読めるボリュームが多いうえに、総合的な利便性の高さからユーザーの評価が高く、掲載ジャンルの好みが合致する方にはおすすめできるアプリです。
マガポケ
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マガポケは、講談社が運営している週刊少年マガジン公式のマンガアプリで、累計1,000万ダウンロードを突破しています。ラインナップとしては「進撃の巨人」「炎炎ノ消防隊」など少年マンガが多めの傾向で、ジャンプ・サンデーと共に三大マンガ週刊誌に数えられるだけあって人気作品は充実しています。また、マガポケオリジナル作品の他、週刊・別冊少年マガジン連載作品のバックナンバーも無料で読むことができるのも嬉しいところです。
マガポケは対象となる各作品にそれぞれ23時間ごと配布される「チケット」を使うことで、1話ずつ無料で読み進めていくことができます。また、チケット以外に無料で見る方法としては「ポイント」があり、動画を見ることでプレイできるミニゲームで1~50ポイントが入手できます。1話閲覧に使うポイント消費は作品ごとに40~150ポイント程度です。
マガポケには、作品を評価することで限定の書き下ろしイラストが見られる「応援機能」や、月額840円を支払うことで作品のボーナス連載も閲覧できる「定期購読」などがあります。
マンガMee
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マンガMeeは、集英社が運営している女性向けのマンガアプリで、特に10代~20代の女性ユーザーが多く、累計450万ダウンロードを突破しています。りぼん、マーガレット、ココハナで連載中の作品から、完結済みの名作少女マンガを読むことができます。
23時間ごとに対象となる掲載作品に「チケット」が配布されるシステムです。各作品のチケットを消費することで1話分を読むことができます。チケットの他にもボーナスコインがあり、30コインで1話を読むことができます。「ボーナスコイン」は1日1回の動画視聴で30コイン貰えるほか、タロット占いやリワード案件などでも獲得可能です。
その他にもお気に入りのページに5回まで「スキ!」をつけることでシーンを評価できるシステムがあり、回数がランキングに反映されるという特徴的なシステムを採用しています。1つのジャンルに特化したアプリなので万人向けではありませんが、少女マンガ好きなら是非ともインストールしておきたいマンガアプリです。
LINEマンガ
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LINEマンガは、LINEが運営している、ダウンロード数3,000万を超えた利用者数ナンバー1のマンガアプリです。また、オリジナル作品も豊富で、資本が韓国にあることもあって他のマンガアプリでは見られない「女神降臨」「喧嘩独学」「外見至上主義」などの韓国産マンガも掲載されています。掲載作品はジャンルを問わず幅広いラインナップが魅力です。
連載漫画作品ごとに23時間で1話の閲覧が可能になる「チャージ」があります。一気には読み進めるにはコインが必要ですが、読む作品数が多い方には適した方式です。
無料でコインを獲得できるキャンペーンも常時開催しています。内容はアンケートやサイト登録などさまざまです。時期や期間によって変わるので、こまめにチェックしてみるといいでしょう。
また、期間限定で各出版社の有名作品が完全無料で読めるチャンスがあり、通常時も幅広いジャンルから選ぶことができ作品層も厚いです。独特の雰囲気を持つ韓国マンガを読むことができるのも、好奇心をくすぐられます。
LINEマンガは、ジャンルを問わず多種多様なマンガを読みたい方におすすめできるマンガアプリです。
みんなは何を使っている?マンガアプリの利用ランキング
2019年度の電子書籍ビジネス調査報告書によると、電子書籍サービスの中でもトップ10以内の半数以上がマンガアプリという結果が出ています。この結果からは、多くの方が日頃からマンガアプリを利用していることが分かります。
また、ランクインしていたマンガアプリで1番利用されているのが、23.3%の割合を占めるLINEマンガです。次に多かったのが少年ジャンプ+の12.0%、3番目はcomicoの10.6%でした。
マンガアプリはデータ通信をどのくらい使う?
マンガアプリの通信量はそれぞれのアプリで異なります。
例えば、多くの通信量を必要とするのがLINEマンガで、1話分の通信量は約12MBほどになります。1GBで換算すると約90話程度を読める計算です。
一方、マンガPark1話分の通信量は約2MBと非常に少なくなっています。1GB換算すると800話以上は閲覧できる計算となります。
マンガParkが飛び抜けて軽量ですが、その他のアプリは、1話あたり5〜10MBほどが目安となります。1GBに換算すると、100〜200話分となります。
データ通信量が足りるか不安な方や契約しているデータ量が少ない方は、Wi-Fi接続時にダウンロードしてオフラインでも読める機能があるアプリを選択すると良いでしょう。
もっと読みたい人は読み放題サービスも要チェック!
話数を気にせずに読みたいという方には、「サブスク」と呼ばれる定額制で読み放題になるサービスがおすすめです。サブスクはサブスクリプション(subscription)の略で予約購読、年間購読を指す言葉です。定額料金でマンガが読み放題になるサービスもこのサブスクにあたります。
マンガ読み放題サービスの中には、マンガだけでなく小説や雑誌なども読めるサービスも存在します。複数のカテゴリーが読み放題であればさまざまなシーンで楽しめるので、すぐに月額費用分の元を取ることができるでしょう。
【番外編】雑誌の読み放題なら「タブホ」
LIMBOでは、ビジネス誌や趣味の雑誌、900誌以上が読み放題になる「タブホ」というオプションサービスを展開しています。マンガは含まれませんが、LIMBOでプランを契約した方は2ヶ月無料でご利用でき、さらに無料期間後も月額500円とリーズナブルな価格です。
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まとめ
今回の記事では、1度はおすすめしたいマンガアプリ10選について紹介しました。無料で読める作品が多いアプリ、広告が表示されずスムーズに読めるアプリなどそれぞれの特色があります。
また、複数話連続で読みたい方には、マンガ読み放題サービスの利用もおすすめです。この記事を参考に、1番ストレスなく読める、ご自身に合ったマンガアプリを探してみてはいかがでしょうか。