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携帯料金値下げはどうなる?大手キャリア各社&格安スマホと比較

 

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2020年9月に自民党総裁選挙で総理大臣に就任した菅総理は、携帯電話料金の引き下げの実現を政策の1つとして掲げました。これには家計支出における通信料金の占める割合が年々大きくなる現状を鑑み、国民の負担を軽減する狙いがあります。菅総理のこの声明を受け、携帯電話会社各社の料金の見直しが始まりました。

この記事では政府や総務省の動向や政策内容、携帯電話会社各社の新プランとLIBMO、格安SIM会社の新キャンペーンプランとの比較などをご紹介します。

 

 

 

携帯電話料金の引き下げに関する政府や総務省の動き

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ここでは2018年から始まった携帯電話料金の引き下げの議論と政府の施策、事業者間の新プランの発表や動静を受けて放たれた総務相の発言などを見ていきましょう。

 

菅総理や総務省の動向

菅総理は、官房長官時代の2018年に「携帯電話料金は現状よりも4割引き下げられる」との発言をしました。これに対し、その2ヶ月後に総務省は有識者会議を立ち上げ、モバイル市場における公正競争の促進と低料金で多様なサービスの利用を可能にする方策の検討を始めました。

2019年には改正法が成立し、通信料金と端末代をはっきりと分離させる「分離プラン」を導入することや、通信契約に基づかない大幅値下げを2万円までに規制すること、「2年縛り」の解除料の上限を10分の1まで引き下げることなどが盛り込まれました。しかし、この改正の結果、大きな魅力であったスマホの大幅値下げがなくなったことで、消費者の乗り換えが減少し、むしろ事業者間の活発な競争が停滞し、大手キャリアの寡占が強固になってしまいます。

菅総理は、2020年9月の就任早々に、総務相に「携帯電話料金引き下げ検討」を指示。総務相は「1割以上の値下げが可能」と会見しました。国際的に割高な日本の携帯料金の現状を鑑み、有識者会議などで事業者や利用者の声を聞きながら、キャリアと格安SIM間の競争促進策などを検討したのです。そして10月27日には総務省の対応策方針である「モバイル市場の公正な競争環境の整備に向けたアクション・プラン」を公表しました。

 

「アクション・プラン」の具体的な柱は3つあります。

1つ目は「分かりやすいうえに、納得感を得られる料金とサービスの実現」です。具体的には、先にも述べた2019年の法改正で制定された大幅な端末値引きや「2年縛り」の規制を厳しく着実に執行すること、消費者に分かりやすく多岐に渡る情報を1つにまとめたポータルサイトの構築を進めることなどになります。

2つ目は、「携帯電話事業者間の公正な競争の促進」です。これは通信設備を持たない格安スマホや格安SIMの携帯電話会社であるMVNOの競争力を高めるための施策で、MVNOが回線を借りる際に発生する接続料を3年間で半分の額に軽減することや、音声通話料金のさらなる低廉化などを求めています。

3つ目は、「携帯電話会社間の乗り換えの円滑化」です。事業者を乗り換えると登録した電話番号を変えなければならないという顧客への引き止め行為を禁止し、乗り換え手数料を原則無料化したり、転出後もキャリアメールアドレスを使用できる仕組みを検討したりします。

このアクション・プラン公表の翌日には、大手キャリアのソフトバンクとKDDI(au)のサブブランド、ワイモバイルとUQモバイルが新プランを発表することで、行政の要請に応える形を取りました。

 

武田総務相の発言

武田総務相は30日の会見で、2社のこのような動きを皮切りに「事業者やブランドを問わず」多様なサービスの選択肢と利用者に嬉しい料金プランが出てくるだろうとの期待を表しましたが、その後どこのメインブランドからもアクション・プランに応じたサービスが発表されることはありませんでした。

武田総務相はこの現状に対し11月20日、「コロナで国民の家計が窮状にある中、携帯電話の料金の値下げが利用者に実感されなければ全く意味がなく、多くの利用者が契約しているメインブランドにおいて全く新しいプランが発表されないことは問題だ」と指摘したのです。

さらに、「利用者の利便・視点に立った新プラン作りが大切」で、携帯の料金プランはとかく「分かりにくさ」が問題視されている中、「特にお年寄りに寄り添った丁寧なやり方を自主的に実践してほしい」と述べています。

そして、「全ての人たちが低廉化の恩恵を享受できるよう、キャリアの協力が必要不可欠。低廉化の動きを調査するモニタリングを引き続き行い、利用者の負担軽減が進まなければ、さらなるアクション・プランを用意する所存」と発表しました。

  

携帯電話大手キャリア各社の対応とは?

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ここからは、政府の要請を受けた大手キャリア各社がどのような対応を取っているのか、新料金情報を見ていきます。

 

 

ソフトバンク

大手キャリアのソフトバンクは、LINEモバイルを完全子会社化し、実店舗を持たないオンライン専用の4G/5G共通の新ブランド「SoftBank on LINE」の提供を2021年3月より提供開始することを発表いたしました。「SoftBank on LINE」では「LINE」のデータ容量が使い放題となる「LINEがギガノーカウント」を提供すると共に、データ容量20GBが月額2,980円(税抜)で使い放題、さらに5分以内の国内通話が何度でも無料、5Gにも対応しているといった特徴があります。「LINE」でさまざまな手続きができるのもメリットの一つでしょう。また、新料金プランとして、データ容量無制限で月額6,580円で利用できる「メリハリ無制限」が2021年3月より提供が開始されることが発表されました。

さらに、ワイモバイルからは2021年2月より、3GBで1,980円の「シンプルS」、10GBで2,980円の「シンプルM」、20GBで3,780円の「シンプルL」のプランが新たに提供開始される予定です。

 

KDDI

KDDIは、月間データ容量20GBを月額2,480円(税抜)でご利用いただける、auのオンライン専用の新料金ブランド「povo(ポヴォ)」を2021年3月に提供開始すると発表いたしました。povoはシンプルで柔軟性の高いプラン設計をコンセプトとしており、月額2,480円で使えるデータ容量20GBに加え、200円の追加料金でお申し込みから24時間データ通信が使い放題となる「データ使い放題 24時間」や月額500円で5分間までの国内通話が無料の「5分以内通話かけ放題」などのトッピングを自由に追加することができます。

その他にauは、データ使い放題で「Amazonプライム」と「TELASA」がセットとなった、「データMAX5G with Amazonプライム」の提供開始を発表。月額料金は通常9,350円ですが、契約の翌月から6カ月間は3,760円で利用ができるそうです。

 

NTTドコモ

NTTドコモからは、月間データ容量20GBを月額2,980円(税抜)で利用できる「ahamo(アハモ)」を2021年3月から提供開始されることが発表されました。この20GBの月間データ容量は、海外82の国々・地域でも追加料金なく利用できるため、渡航先での面倒な手続きが不要です。また、ソフトバンクと同じく5分以内の国内通話が何度でも無料、5Gにも対応しているといった特徴があります。ファミリー割引も対象となるため、家族のうちの1人がahamoにしても、(本人は割引が無くなりますが)家族の割引は引き続き適用できる点も、現在のドコモユーザーにとっては利点の一つでしょう。

 

対応後の大手キャリア・サブブランドと格安スマホの料金を比較

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アクション・プランに対応する形で発表された大手キャリア各社と格安スマホ会社「LIBMO」の料金と比較してみましょう。

 

LIBMOの大容量プラン「30ギガ割」

ここでは格安SIMの「LIBMO」の特徴や、キャンペーン中の「30ギガ割」についてご紹介します。

 

LIMBOの特徴

LIBMOには4つのポイントがあります。

1つ目は圧倒的な価格の安さと品質の高さです。LIBMOは、NTTドコモから必要な分だけ回線設備を借りているため、通信料金を安く抑えることができています。電波の質の高さに定評のあるNTTドコモのLTE回線を使用しているので国内の広域で電波がつながり、大手携帯電話会社の回線と遜色なく快適に利用できるのです。

2つ目は、契約解除料が発生せず、最低利用期間などの縛りがないことです。データ通信専用のSIMまたはSMS機能付きSIMの契約であれば契約解除料は発生しません。また、音声通話付きSIMの場合でも、特定のオプションを適用することで契約解除料が免除となります。

3つ目は、オプションの充実です。オプションとしてセキュリティ対策ソフトが利用でき、Webフィルタリングやデバイスの位置情報を把握したりすることもできます。かけ放題オプションも充実しており、10分かけ放題のプランが月額850円、月の国内通話の多い順に3番号までが自動的に無料となることに加えて、3番号以外でも10分までの国内通話が無料になる月額1,300円のプランなどがあります。

4つ目は、LIMBOをはじめとしたTOKAIグループのサービスの利用で入会できるお得なポイントサービス「TLC会員」があることです。貯まったポイントを毎月の支払いに充当できる他、各種サービスへの交換ができます。その他にも会員限定でショッピングモールや飲食店などでさまざまな特典が受けられて、飲食代金が10%割引になるケースもあります。

 

「30ギガ割」

LIMBOには大容量の30GBのプランがあります。

通常の30GBのプランは1GBあたり196円で、月額料金はデータ通信専用SIMが5,880円、音声通話機能付きSIMが6,580円です。

利用者の年齢が25歳以上で動画やSNSを長時間利用する方の場合は、断然お得な「30ギガ割」を適用されるのがおすすめです。このプランにお申込みいただいた方は、月額利用料から最大2,600円が割引かれます。これにより、月額料金はデータ通信専用SIMが3,280円、音声通話機能付きSIMが3,980円となります。

さらに、2021年3月末までにお申し込みいただくと、TLC会員を対象とした「TLCプラス500」によって月額500円の割引が適用されます。料金プランの展開は以下の通りです。

 

30ギガ割(「TLCプラス500」を適用した場合

データ通信専用SIM

最大3ヶ月までは利用料無料

4ヶ月目から永年2,780円

SMS機能付きSIM

最大3ヶ月まで利用料140円

4ヶ月目から永年2,920円

音声通話機能付きSIM

最大3ヶ月までは利用料700円

4ヶ月目から永年3,480円

※すべて税込価格

 

料金を比較

先に述べたように、総理大臣に就任した菅総理は携帯電話の月額値下げを各キャリアに要請し、それを受けて、各種メインブランドから新プランが発表されました。いくつかのプランを例にあげて、これらと格安SIMの代表企業であるLIMBOの料金体系を比較してみましょう。

 

キャリア

プラン名

月額料金

通信量

LIBMO

30ギガ割

最大3ヶ月までは利用料700円
4ヶ月目から永年3,480円

30GB

ソフトバンク

メリハリ無制限

6,580円

無制限

SoftBank on LINE

2,980円

20GB

※LINEのデータ容量除く

ワイモバイル

シンプルL

3,780円

20GB

au

データMAX5G with Amazonプライム

契約の翌月から6カ月間3,760円
それ以降9,350円

無制限

povo

2,480円(音声付きの場合+500円)

20GB

UQモバイル

スマホプランV

3,980円

20GB

NTTドコモ

ahamo

2,980円

20GB

 

LIMBOでは来年3月末まで「30ギガ割」というキャンペーンを行っており、大手キャリア3社に比べて10GBも大きい30GBの割引プランを展開。音声通話機能付きSIMでも契約してから最大3ヶ月までの利用料は700円で、さらに4ヶ月以降は永年3,480円です。10分かけ放題の850円を追加した場合4,330円です。

一見すると、格安SIMであるLIBMOよりも、お得なプランがあるようにも見えます。しかし、大手キャリアは音声通話機能付きのSIMのみを販売しており、LIBMOはデータ通信のみのSIMも販売している点が大きく異なります。

TLCプラス500を適用すればデータ通信専用SIMは2,780円と非常にお得に利用できるうえに、近年は通話の需要も年々減少傾向にあること、動画やSNSの利用時間が延びていることを鑑みれば、音声付きSIMやかけ放題プランよりも30GBを利用できるプランのほうが使いやすいユーザーも多くいることでしょう。したがって、通信容量によって自身に適したプランを選択するのがおすすめです。

 

2つのキャンペーンと併用可能でさらにお得に!

新規加入で2021年3月末日までに30ギガ割に申し込むと「30ギガ3ヶ月データ0円キャンペーン」が適用され、データ通信のみの場合は3ヶ月間の利用料金が無料になります。途中のプラン変更も可能ですので、まずは30ギガ割を試してみるのがおすすめですよ。

さらに、LIBMOには月額362円をプラスで支払うと公衆WiFiが国内15,000箇所以上で利用できる「LIBMO WiFi by エコネクスト」というサービスがあります。主な利用可能スポットは、マクドナルドやスターバックス、ビッグカメラやドン・キホーテなどです。

「30ギガ3ヶ月データ0円キャンペーン」との併用はできませんが、2021年1月末までにお申し込みいただいた方は月額料金の362円が毎月割引かれ、実質無料で利用できます。

30GBは充分大容量なデータプランですが、外出中のデータ通信量をWiFi接続によって節約すれば、データ容量の上限を気にすることなく、いつでも快適な通信環境と速度でインターネットを利用可能です。ぜひお得な「30ギガ割」を試してみてくださいね。

 

まとめ

今年9月の新総理大臣の就任により、携帯電話引き下げの要請が総務省に下り、10月には方策として「アクション・プラン」が発表されました。メインブランドでの改善が見られない中、11月には総務相による注意勧告が発話されたことを受けてデータ容量20GBの新プランが大手キャリア3社から打ち出されましたが、格安SIMのLIBMOが打ち出している「30ギガ割」は毎月30GBが利用できるプランです。

2021年3月までの特別キャンペーンを利用すれば、最大3ヶ月間はデータ通信利用料が無料で利用できます。また、音声通話機能付きSIMのみならず、データ専用SIMも展開していますので、自身に合ったSIMを選びやすいという特徴もあります。スマホの利用料を抑えたい方や、データ容量を気にせずに利用したい方は、ぜひLIBMOの「30ギガ割」をご検討ください。

LIBMO「30ギガ割」はコチラ

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