「おサイフケータイ」使っていますか?活用メリットや注意点を徹底解説!

f:id:libmo:20210324095544j:plain

 

いまや、私たちの生活になくてはならない携帯電話。時代とともに携帯電話も大きな進歩を遂げ、現在では生活を豊かにするさまざまな機能が搭載されています。中でも、今回ご紹介する「おサイフケータイ」を利用しているという方も多いのではないでしょうか。

普及した当初、おサイフケータイが使える場は限られていました。さらに、初めておサイフケータイを搭載した機種は価格が高く、またその他の機能も乏しい機種が多かったため、進んで購入を検討する人も今ほどいませんでした。しかし、現在は、交通系ICカードの機能も搭載し、さらに価格もリーズナブルになりつつあります。したがっておサイフケータイ搭載携帯電話は、ビジネスマンだけでなく、さまざまな人に浸透しているのです。

しかし、SuicaやPASMOと同様に普段の生活で活用している人もいる一方で、あまり活用したことがなく、よく知らないという方も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、私たちの生活をより便利なものへと導くおサイフケータイの具体的なメリットと活用方法、そしておすすめ機種を詳しくご紹介します。

 

「おサイフケータイ」の基本

f:id:libmo:20210324095520j:plain

おサイフケータイを一言で表すのであれば、「携帯電話を利用した決済サービス」です。このサービスは、スマートフォンが登場する以前からガラパゴスケータイのサービスとして普及していました。そのため、名前だけは聞いたことがあるという方も多いかもしれません。

おサイフケータイ機能を備えた携帯電話は、2004年6月に行われた大手キャリアのドコモの新機種発表会で初めて登場し、翌年の7月にはおサイフケータイ第1号機である「P506iC」が発売されました。また、同じく大手キャリアであるauからは、2005年8月に「W32H」と「W32S」が、次いでボーダフォン(ソフトバンク)からは9月に「703SHf」が発表され、携帯3キャリアからおサイフケータイが出揃う形になり、本格的に世に普及されることになりました。

一つ注意が必要なのは、おサイフケータイはあくまでもサービスの一環なので、携帯電話ならどれでも利用できるというわけではなく、対応している機種のみがおサイフケータイを利用できます。おサイフケータイを使いたい方は、利用前に一度確認しておきましょう。

 

おサイフケータイの使い方

f:id:libmo:20210324095527j:plain

おサイフケータイを利用するには、前章でも触れた通り、対応した携帯電話を購入する必要があります。

まず、その携帯電話にFeliCaというシステムが搭載されているのかを確認しましょう。FeliCaはソニーの非接触ICカード技術方式のことで、コンビニエンスストアで電子マネーを利用したり、駅の改札口で交通系ICカードをタッチしたり、いわゆる「かざす機能」のことを指します。

以前のSIMフリーのスマートフォンは、海外仕様のものが多かったため、FeliCaを備えている機種はごく一部に限られていました。しかし、近年は海外メーカー製であっても、「GooglePixel」シリーズや「OPPOReno3 A」のように、FeliCaを搭載するものも増えてきています。また、SIMフリー版を積極的にリリースするシャープなどの国内メーカーもあり、以前に比べ製品ラインナップは大幅に増加しています。

ただし、おサイフケータイはスマホの電池が切れているときには使えなくなってしまうので気を付けましょう。電力消費は少ないので、電源が落ちてしまった状態でも使えるケースはありますが、完全にバッテリーが切れてしまうと使うことはできません。スマホをよく使う方は、携帯用のバッテリーなども常備しておくと安心でしょう。

また、機種変更の際にデータの預け入れをしておくことも忘れずに行ってください。新たなスマホに機種変更を行う場合、情報の引き継ぎや残高データを一時的に事業者側に預ける必要があります。基本的には機種変更の前に手続きが必要になるので、注意しておきましょう。

 

FeliCa搭載端末でなくても決済できる?

f:id:libmo:20210324095530j:plain

仮にFeliCaを搭載しない端末でも、モバイル決済を活用すれば支払が可能になる場合もあります。QRコード・バーコード決済とは、スマートフォンアプリ上のバーコードを読み取ることで、事前に登録したクレジットカードやチャージした分から決済が可能になるサービスです。利用するブランドを指定した上で決済することができます。モバイル決済の種類としては、主に以下の種類があります。

 

QRコード決済

加盟店・利用者としても利便性の高く、導入コストの低い決済手段です。加盟店側としては決済端末の用意をしていなくても、店頭にQRコードさえ用意していればモバイルによる決済ができます。また利用者がQRコードを読み取る方式ではなく、加盟店が利用者のアプリに表示されるバーコードを読み取ってクレジットカード決済を行う方式もあり、PayPayやLINEPay、楽天ペイなどが広く知られています。

 

バーコード決済

QRコード決済が普及する前から既に普及していた決済サービスです。支払方法はほとんどQRコード決済と同じですが、バーコード決済の場合、スマートフォンに表示されているバーコードを店員がバーコードリーダーで読み込んで会計が完了します。利用者にとっては金額を入力する手間がない分、バーコード決済のほうが手軽に感じられるかもしれません。

 

おサイフケータイ・モバイル決済のメリット

f:id:libmo:20210324095534j:plain

ここでは、おサイフケータイと、前章でご紹介したモバイル決済に共通するメリットをご紹介していきます。

 

電子マネーとして活用できる

おサイフケータイ・モバイル決済は、電子マネーとして利用することができます。

例えば、「楽天Edy」というプリペイド型電子マネーサービスでは、コンビニでもチャージすることができ、使えるお店も年々増加傾向にあります。利用シーンもコンビニ・スーパー・タクシー・カラオケなどさまざまで、楽天Edyアプリを起動して初期設定をするだけで済むため、使い方も簡単です。なお、楽天Edyアプリが入っていない場合でも、ケータイサイトからダウンロードして利用できます。

このように、おサイフケータイやモバイル決済を活用すれば、「現金を下ろすのを忘れた!」なんて、焦ることもなくなるでしょう。

また、最近では「支払いはキャッシュレスのみ」という店舗も増えており、さまざまなケースで活躍することが予想されます。

 

ポイントが貯まる

おサイフケータイ・モバイル決済で支払いをすることで、各種ポイントが貯まります。

貯めることのできるポイントは、大きく2つに分けられます。

 

・モバイル決済アプリのポイント

モバイル決済アプリが、自で提供しているポイントサービスを利用することができます。購入金額の〇%のポイントが貯まるというものが一般的で、貯まったポイントはお買い物時に利用することができます。

アプリにもよりますが、ポイント還元率がアップするキャンペーンを定期的に開催しており、お得にお買い物をすることができるのです。

 

・各店舗のポイント

各店舗が提供しているポイントを貯めることができます。

従来、お店に用意されるポイントカードを持参、お買い物時に提示してポイントを貯めてもらうことが一般的でした。しかし、「ポイントカードで財布がパンパンになる」「買い物時にポイントカードを忘れてしまう」などといった問題があり、ポイントサービスを活用しないという方も多かったかと思います。

近年では、ポイントアプリを提供する店舗が増えており、わざわざポイントカードを持ち歩く必要がなくなりつつあるのです。

また、中にはおサイフケータイ機能を活用、専用アプリをダウンロードすることなく、会員登録のみでポイントを貯めることができるサービスもあるようです。

 

おサイフケータイならではのメリット

f:id:libmo:20210324095537j:plain

前章では、おサイフケータイ・モバイル決済に共通するメリットをご紹介しました。活用することで、お買い物がラクになることがお分かりいただけたかと思います。

しかし、実はおサイフケータイならではのメリットがあることをご存知ですが?ここでは、2つのメリットをご紹介していきます。

 

スムーズな決済

何といっても、コンビニやお店でスマホをかざすだけで支払が完了、スピーディーお買い物ができるということは大きなメリットでしょう。

モバイル決済も、同じくスムーズに決済することができますが、専用のアプリを起動、お店のリーダーで読み取ってもらう必要があります。ときには、なかなかQRコードやバーコードが読み取られないなんてこともあるでしょう。

これに対し、おサイフケータイなら、お店に設置してある機会にスマホをかざすだけで、決済が完了します。

 

公共交通機関で使える

おサイフケータイは、公共交通機関でICカード代わりに利用することが可能です。この点が一番のメリットだといえるでしょう。

従来はSuicaやPASMOといった交通系ICカードを利用することが一般的でしたが、「モバイルSuica」というアプリケーションをダウンロードすることによって、交通系ICカードの機能をおサイフケータイに組み込むことが可能です。

また、JR東日本の「タッチでGo!新幹線」「モバイルSuica特急券」、JR東海の「スマートEX」といったサービスを活用すれば、駅の改札やみどりの窓口などで紙のチケットを購入せずとも乗車でき、通常料金よりも安く利用できます。

近年、モバイル決済が利用できる店舗は増えていますが、公共交通期間で利用することが難しい状況です。対し、おサイフケータイであれば、公共交通機関でも利用することができるのです。

 

<LIBMOおすすめ!>おサイフケータイ搭載スマートフォン

f:id:libmo:20210324095541j:plain

ここからは、LIBMOで購入でき、おサイフケータイが使えるおすすめのスマートフォンをいくつかご紹介します。

 

AQUOS sense4

AQUOS sense4

まずはシャープから発売されている、AQUOS sense4をご紹介します。こちらはAQUOS sense3の後継モデルで、Android10を搭載しています。AQUOS senseの代名詞である手頃な価格帯、バッテリー持ちの良さが特徴的です。今回のAQUOS sense4はCPU性能が2倍以上になったことに加え、指紋センサーを数秒間タッチするだけで決済アプリを起動できるPayトリガーを搭載しています。

また、おサイフケータイだけでなく、1200万画素(標準)+1200万画素(121°広角)+800万画素(53mm望遠)のトリプルカメラが搭載されています。この他にも、他のスマートフォンと一線を画す魅力的な機能が多数備わっておりハイスペックです。

価格は一括払いなら34,800円(税込38,280円)、分割払いの場合1,450円(税込1,595円)の24回払いです。

こちらのコラムでは端末を詳しくレビューしています。ご検討の際は、ぜひ参考にしてください。

【端末レビュー】AQUOS sense4は圧倒的な電池持ちが魅力で操作もサクサク!?

 

OPPO Reno3 A

OPPO Reno3 A

続いてご紹介するのは、OPPO Reno3 Aです。おサイフケータイ対応だけでなく、4,800万画素のハイスペック4眼カメラも搭載されています。さらに、モバイル決済時にネックになるバッテリー切れも、長時間使えるバッテリー「Quick Charge」を採用したことで、大幅な持続力の強化を実現しています。これにより、普段からスマートフォンを長く使う人でも安心して買い物を楽しむことができます。

また大画面ながら軽くて薄い機体を持ち、持ち運びやすい特徴があります。ディスプレイ表面にはCorning社の強化ガラス「Gorilla Glass 5」が使用されているので、傷がつきにくく落下破損に対する保護性能が高い利点もあります。

価格は一括払いなら35,520円(税込39,072円)、分割払いの場合1,480円(税込1,628円)の24回払いです。

こちらのコラムでは端末をさらに詳しくレビューしています。ご検討の際は、ぜひ参考にしてください。

【端末レビュー】OPPO Reno3 Aは圧倒的高コスパの要注目スマホ!

 

おサイフケータイを活用してみましょう!

キャッシュレス化が進むなか、おサイフケータイを利用する方も増えているはずです。そんなおサイフケータイを利用するためにはFeliCaを搭載している必要がありますが、FeliCaを搭載していない場合でも、QRコード・バーコード決済を活用すれば、スマートフォンで支払いをすることができます。

モバイル決済で得られるポイントも、日々多様化してきています。例えば、家賃をクレジットカードアプリで決済することによって、カードのポイントを取得できる場合もあり、賢くスマートな暮らしが叶えられます。「非接触」がもとめられるようになったいま、ぜひおサイフケータイやモバイル決済を上手く活用して、安心で快適なスマホライフを目指しましょう。

≫LIBMO公式サイトはこちら!

 

LIBMO BLOGとは?

「LIBMO BLOG」とは、TOKAIコミュニケーションズが運営する格安SIM情報サイトです。
格安SIMやIT・ガジェット系など通信に関する情報を毎週お届けします。

格安SIMってなんだろう?と疑問を抱えている初心者の方から、現在LIBMOを ご利用中の方まで、幅広く役立つ情報を提供していきます。

私たちと"SIMでちょっと素敵なコミュニケーション"してみませんか?