2021年3月にNTTドコモ・ソフトバンク・auの大手通信会社3社はそれぞれ、低価格・大容量の新料金プランをスタートしました。各社SIMサービスを提供するMVNO各社も、大手に追従して新プランや値下げなど、新たなサービス打ち出しています。なかでも「20GB」のデータ通信容量が各社の主力となっています。
2021年4月現在、大手から格安SIMサービスまで、軒並み20GBプランのサービス提供が開始されました。この機会に自分のスマートフォンも20GBプランに変更したいという方もいることでしょう。
この記事では、格安SIM各社から大手3社の20GBプランを徹底比較します。今回特におすすめするLIBMOの「なっとくプラン」と比較しながらご覧ください。
データ通信量の目安
20GBのデータ通信容量があれば、スマートフォンを使いさまざまなコンテンツを気兼ねなく楽しむことができます。では、20GBというデータ通信容量は、実際にどれくらいコンテンツを利用することができるのでしょうか?
LIBMOの調査によると、20GBで利用可能な目安は以下のようになります。
<動画・音楽配信サービス>
YouTube(標準画質):約33時間/月
Netflix(SD画質):約15時間/月
Spotify(標準音質):約380時間/月
※全てストリーミング再生した場合における参考の数値です。
<SNS閲覧>
Twitter(動画・写真含むタイムラインの確認):約82時間/月
Instagram(画像・動画):約39時間/月
Tik tok(動画):約37時間/月
※数値は参考です。使用端末や環境によって大きく異なる場合があります。
以上のように、20GBのデータ通信容量は、コンテンツを十分に楽しむ余裕のあるデータ通信容量であることがわかります。また、テレワークやオンライン学習で普及しているビデオ通話アプリ「Zoom」でも、約31時間のビデオ通話が可能です。
20GBプランはどういった方におすすめ?
上記のデータ通信量の目安からもわかるように、データ通信容量が20GBあれば、さまざまなコンテンツを利用することができます。
しかし、毎月20GB以上のデータ容量があっても余らせてしまうユーザーも少なくありません。総務省の「携帯電話ポータルサイト(暫定版)」によると、データ通信量は5GB以下でも十分と、70%のスマートフォンユーザーが回答しています。毎月20GBが以上必要としているユーザーはわずか20%ほどとされています。
では、20GBプランはどのようなスマートフォンの使い方をするユーザーにおすすめなのでしょうか?それは、データ通信利用量の目安にある通り、動画・音楽配信サービスやSNSを頻繁に使うユーザーです。20GBあれば、家でも外でも動画・音楽・SNSを余裕もって楽しむことができます。また、「7~8GBプランだとデータが足りず、50GB以上のプランでは余らせてしまう」といった方にも最適なプランです。
20GBプランは、毎月の利用料金が低価格であることもポイントです。毎月の利用料金を抑えながらスマートフォンを楽しみたい方には、2,000円~3,000円で利用できる20GBプランは非常にお得です。
しかし、NTTドコモ・ソフトバンク・auの大手3社の20GBプランは、価格を抑えるためにオンライン専用のプランとしている点には注意しましょう。オンライン専用プランは基本的には店舗で契約やサポートが受けられません。そのため、オンラインのみの修理や交換の対応に抵抗がない方でなければおすすめはできません。
LIBMOの20GBプラン
TOKAIコミュニケーションズのMVNOサービス「LIBMO」は、新料金プラン「なっとくプラン」を2021年3月から提供を開始しています。気軽にスマートフォンを利用できる1GBプランから、5GB、20GB、プランまで、豊富なプランが取り揃えられています。
ここでは、20GBプランの詳細をご紹介します。
20GBプランの料金
LIBMOの「なっとくプラン」は、スマートフォンユーザーのさまざまな利用シーンに対応しています。1GBプランから30GBまで、ご自身スマートフォンの使い方に合わせたプランが用意され、いつでも無料でプラン変更が可能です。
なっとくプランでは、たくさんデータを使っても安心な20GBプランを1,991円/月(税込)で提供しています。このプランは、データ通信と音声通話に加えてSMSも利用が可能です。また、電話番号で発着信をしない方や、タブレット用にご利用いただけるデータ通信専用SIMも用意されています。
LIBMOの20GBプランの特徴は、その価格にあります。後ほどご紹介する他社の20GBプランと比較しても、税込み価格で月額2,000円以下の非常にお得な料金設定となっています。さらに、20GBよりも大容量の30GBプランも、お得な2,728円/月(税込)で用意されています。
▼LIBMOのプランについて詳しくはこちら
LIBMOのおすすめポイント
なっとくプランのおすすめポイントは、お得な料金プランだけではありません。ここからは、なっとくプランのその他おすすめポイントをご紹介します。
使わなかった分は翌月に繰り越し!
LIBMOは当月中に20GBを使いきれなかったとしても、余った高速データ通信容量は翌月に繰り越されます。あまりデータ通信を利用しなかった月があっても、データ容量を無駄にすることがありません。
ただし、高速データ通信容量の有効期限は繰り越した月の月末までです。また、データリチャージプログラムで追加購入したデータ通信容量の有効期限は90日です。
ちなみに、大手キャリアの新料金プランであるahamo(ドコモ)、povo(au)、LINEMO(ソフトバンク)は、いずれもデータの翌月繰り越しは行なえません。
安定した通信速度
LIBMOの格安SIMは、国内広域で安定してご利用いただけるNTTドコモ回線ネットワークを使用しています。そのため、NTTドコモの回線をキャッチできる広いエリアで安定した通信が可能です。LIBMOが実施した2020年度の調査によれば、LIBMOの通信速度についてユーザーの92%以上が「不便さを感じない」と回答しています。
それでは、LIBMOの通信速度について参考値をご紹介します。
格安SIMの平均的な通信速度はおよそ7.98Mbpsほどされていますが、LIBMOの通信速度は各社平均値を上回る8.33Mbpsです。22時以降の通信帯域が落ち着く時間帯では、11.0Mbps前後の通信速度を実測していますが、12時~13時、17時~21時の通信が混み合う時間帯には、通信速度はやや低下してしまいます。
これは格差SIMサービスでは避けることは困難ですが、LIBMOでは安定した通信の維持が期待できます。
手厚いサービス体制
大手3社が提供している20GBプランは、申し込みからアフターサポートまで全てオンライン上で提供することが基本となっています。そのため、スマートフォンや格安SIMの扱いに不慣れな方がサポートを必要とする場面で、戸惑ってしまうこともあるでしょう。
しかし、LIBMOでは自宅や勤務先などにお伺いし、各種設定作業を手厚くサポートする「安心訪問サポート」を実施しています。これにより、安心してLIBMOのスマートフォンや格安SIMをご利用いただけます。その他にも、電話対応やチャットのサポートでスピーディに疑問や問題を解決することも可能です。
▼LIBMOの安心訪問サポートについて詳しくはこちら
https://www.libmo.jp/option/houmon/
MVNO各社の20GBを比較!
大手通信事業NTTドコモ・ソフトバンク・auは2021年3月から一斉に通信容量20GBプランの提供をスタートしました。さらに、MVNO各社も大手3社に追従する社料金プランを順次発表しています。
ここからは、NTTドコモ・ソフトバンク・au、そしてMVNO各社の新プランの比較を行います。先ほどご紹介したLIBMOのなっとくプランと比較しながらご覧ください。
通信事業者 |
プラン |
月額料金 |
LIBMO |
なっとくプラン(20GB) |
1,991円/月 |
ahamo |
20GB |
2,970円/月 |
Povo |
20GB |
2,728円/月 |
LINEMO |
20GB |
2,728円/月 |
Rakuten Mobile |
Rakuten UN-LIMIT VI(20GB) |
2,178円/月 |
IIJmio |
20GB |
2,068円/月 |
OCNモバイル |
10GB ※20GBプラン無し |
1,760円/月 |
mineo |
マイピタ(20GB) |
2,178円/月 |
イオンモバイル |
さいてきプランMORIMORI(20GB) |
2,398円/月 |
HISモバイル |
格安弐拾(20GB) |
2,178円/月 |
※表内の金額はすべて税込
※いずれも音声通話機能付きSIMの場合
ahamo
ahamoはNTTドコモが提供する20GBプランです。ドコモの5G/4Gエリアと高速通信が2,970円(税込)/月で利用可能です。プランの中には国内通話料金5分無料・SMS・プラスメッセージ・国際ローミングなどのサービスが含まれています。
ahamoでは契約から利用サポートまで、ドコモショップなどの店舗ではなく、基本的にオンラインや専用アプリで受付を行います。デジタルネイティブ世代のニーズに特化して、シンプルなサービスを提供している点が特徴です。
Povo
auの新料金プランPovoはデータ通信容量20GBで2,728円(税込)/月のオンライン専用料金プランです。トッピングアプリを利用して「5分以内通話かけ放題」「データ使い放題24時間」「通話かけ放題」などのオプションが追加できる点が特徴です。トッピングでオプションを追加しなければ、大手通信会社3社の20GBプランの中では最もお得な料金プランとなっています。
なお、手続き・サポートは全てオンラインで行われ、店舗や電話でのサポートは行わないため注意が必要です。
LINEMO
LINEMOはソフトバンクが提供するオンライン専用ブランドです。LINEMOの20GBプランは月額2,728円(税込)で、コミュニケーションアプリ「LINE」のデータ通信量が使い放題になる点がLINEMOの特徴です。通話オプションとして5分かけ放題の「通話準定額」(550円(税込)/月)と、無制限で国内通話かけ放題の「通話定額」(1,650円(税込)/月)が選択できます。
LINEMOはソフトバンクとワイモバイルと同じ回線網を使い、5G/4Gサービスを利用可能です。また、LINEMOの契約手続きや契約後のサポートはオンライン上でのみ提供されます。
Rakuten Mobile
Rakuten Mobileの料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」は毎月のデータ利用量で支払い金額が決まる従量制となっています。月に3~20GBまで使用した場合の支払い額は2,178円(税込)です。
4G/5Gサービスにも対応するほか、回線が混雑する時間帯でも通信速度を制限されない点が特徴です。通話はRakuten Linkアプリを利用することで、国内通話と国内SMSが使い放題になります。
IIJmio
株式会社インターネットイニシアティブが提供するMVNOサービスIIJmioの料金プラン「ギガプラン」では、音声SIM20GBプランが2,068円(税込)/月で提供されています。
回線はNTTドコモ回線を使用するタイプDと、au回線を使用するタイプAから選択することができます。音声通話は専用アプリ「みおふぉんダイアル」を利用することで、10円/30秒で通話することが可能です。
OCNモバイル
NTTコミュニケーションズ株式会社が運営するOCNモバイル ONEの新料金プランにはデータ容量20GBの設定がされていません。ラインナップ中最大容量となる10GBプランは1,760円(税込)/月で提供されています。
OCNモバイル ONEには音声通話かけ放題の月額オプションが3種類用意されています。たくさん通話したい方は「完全かけ放題」1,430円(税込)/月、「トップ3かけ放題」935円(税込)/月、「10分かけ放題」935円(税込)/月の中からオプションを選択することができます。
mineo
オプテージが提供するMVNOサービス「mineo(マイネオ)」の新プラン「マイピタ」は、従来の料金プランから最大60%値下げを行なったプランです。月間20GBのデータ通信と、音声通話を利用可能なデュアルタイプが2,178円(税込)、データ通信のみのシングルタイプが1,925円(税込)で提供されています。
オプションサービスとして、5G通信(月額220円(税込))や「mineoでんわ10分かけ放題」(月額935円(税込))などが追加可能となっています。
イオンモバイル
イオンモバイルは、イオンリテールによるMVNOサービスです。イオンモバイルの「さいてきプラン」は0.5GBから1GB単位で料金プランを選ぶことができる点が特徴です。「さいてきプランMORIMORI」の20GBプランは音声プラン2,398円(税込)で提供されています。
イオンモバイルは、NTTドコモ回線とau回線のマルチキャリアに対応しているため、利用環境に合わせて回線を選択することが可能です。
HISモバイル
HISモバイルは、NTTドコモ回線を利用してサービス提供を行なっています。
HISモバイルの新プラン「格安弐拾」は、データ通信容量20GBと70分の無料音声通話をセットにしたプランです。プラン料金は月額2,178円(税込)と他のMVNOと同価格帯ですが、追加データを大手3社の約半額の1GBあたり275円(税込)で提供している点が特徴的です。
ただし、HISモバイルでは余った通信データ量を翌月に繰り越すことはできません。
LIBMOの20GBで快適スマホライフ!
LIBMOのなっとくプランが提供している20GBプランは、他社と比較してもコストパフォーマンス抜群の格安SIMサービスです。なっとくプランは税込み価格で2,000円以下で毎月スマートフォンをストレスなく使用できます。
また、価格だけでなく、LIBMOは安心安全のサポート体制も充実しています。20GBプランが各社出揃ったこのタイミングで格安SIMに乗り換えをお考えの方、ぜひLIBMOのなっとくプランをご検討ください。
▼LIBMOのプランについて詳しくはこちら