格安SIMのかけ放題オプションでは、専用アプリの利用やプレフィックス番号の入力を必要とするケースが一般的です。しかし、LIBMOのかけ放題オプションは、専用アプリやプレフィックス番号を使う必要がありません。発信する時の煩わしさがなく、プレフィックスの付け忘れや専用アプリの起動し忘れといった操作ミスからも解放されます。
今回は、LIBMOのかけ放題オプション「10分かけ放題」の概要やメリット、格安SIM各社のかけ放題オプションとの料金比較などを詳しく解説します。
- LIBMOの「10分かけ放題」はどんなサービス?
- LIBMOの「10分かけ放題」はここがすごい
- 「10分かけ放題」はどんな人におすすめ?
- LIBMOのその他通話オプション「かけ放題ダブル」「通話パック30」
- まとめ
LIBMOの「10分かけ放題」はどんなサービス?
「10分かけ放題」は、月額935円(税込)、国内通話が1回あたり10分以内まで何回でもかけ放題になる通話オプションです。1回の通話時間が10分を超えたあとの通話は、30秒につき11円(税込)の通話料が発生します。通話オプションを適用しない場合の通話料は30秒22円(税込)なので、通話時間が10分を超えた場合でも割安で通話を続けられる人気のオプションです。
「10分かけ放題」を利用した場合の月々の料金ですが、LIBMOのなっとくプラン5GBと「10分かけ放題」を契約した場合は2,453円(税込)+通話料、なっとくプラン20GBの場合だと月額利用料金は2,926円(税込)+通話料です。
「10分かけ放題」のオプションを追加するには、LIBMOのSIMカード種別のうち「音声通話機能付きSIM」のご利用が必要となります。LIBMOのかけ放題は、インターネット回線を通すIP電話サービスではないので遅延や雑音も少ないことが魅力です。
なお、以下の番号には10分かけ放題が適用されません。
・国際電話
・3ケタの番号(110、118、119、177など)
・0120、0570、0180など0XX0から始まる番号
(NTTコミュニケーションズのフリーダイヤルやナビダイヤル、テレドームや災害募金サービスなどの番号)
・00XXから始まる番号(マイラインなど)
・060、020、もしくは#から始まる番号
・株式会社NTTドコモの「他の電話機からの遠隔操作」の発信番号
・ソフトバンク株式会社の「転送・留守電・着信お知らせサービス」に関する発信番号
対象外になる番号への発信時には、株式会社NTTドコモが定める所定の通話料がかかります。
国際電話の場合は、発信方法によって以下の通話料のいずれかとなります。
【国際電話の場合】 10分かけ放題またはかけ放題ダブルのご利用状況によって通話料が変わります |
||
10分かけ放題またはかけ放題ダブルをご利用中の場合 |
標準電話アプリから相手先の国番号を付けて発信する場合 |
以下Webページに記載の通話料が発生 |
標準電話アプリにて003545を付加、または0035でんわアプリで相手先国番号を付ける発信する場合 |
以下Webページに記載の通話料が発生 https://www.ntt.com/personal/services/mobile/one/voice/denwa/charge.html |
|
いずれもご利用でない場合 |
発信方法にかかわらず、以下Webページに記載の通話料が発生します |
また、通話目的以外の一方的、機械的な接続通信時間10分以内の通信を繰り返す行為などに利用された一部の電話番号に対しての発信は、通話開始時点より11円(税込)/30秒の通話料を適用する場合があります。ご利用いただく際は、事前に必ず10分かけ放題の利用規約をご確認ください。
LIBMOの「10分かけ放題」はここがすごい
現在、格安SIMサービス各社から、さまざまなかけ放題サービスが提供されています。
ここからは、他社のかけ放題サービスと比較して、LIBMOの「10分かけ放題」がおすすめできる理由を解説します。
LIBMOの「10分かけ放題」は専用アプリが不要!
格安SIMのかけ放題サービスでは、かけ放題専用アプリから発信を行う、もしくはプレフィックス番号の入力が適用条件になっている場合が一般的です。
プレフィックス番号とは、かけ放題サービスによる通話料割引を適用するための識別番号です。また、専用アプリは一般的に「発信時にプレフィックス番号を自動的に付与するアプリ」を指しています。専用アプリを用いた割引システムを採用しているサービスの場合、発信時に専用アプリを起動していない、プレフィックス番号の入力を忘れるなどのミスがあると、通話料割引が適用されないという問題があります。
一方、LIBMOの「10分かけ放題」を含む通話オプションでは、専用アプリを使わずに通話料割引を適用できる「プレフィックス番号自動付与」というシステムが導入されています。
プレフィックス番号自動付与のシステムは、設備を持った事業者の交換機などで自動的に識別番号を付与してくれるという仕組みになっており、ユーザーが自らプレフィックス番号を付与する、またはアプリを使って付与するのと同等の効果を、手間をかけずに得ることができます。スマートフォンの標準電話アプリを用いて発信するだけで、契約中の通話オプションを適用できるメリットがあるシステムです。
ちなみに、LIBMOでは2021年4月28日からプレフィックス番号自動付与が利用できるようになっており、専用アプリ不要でかけ放題オプションを適用できます。「10分かけ放題」であれば、国内通話を利用する際には自動的にLIBMOのプレフィックス番号が付加される仕組みです。「10分かけ放題」をご契約の場合は、発信時に手動でLIBMOのプレフィックス番号を付加する、もしくは専用アプリ「0035でんわアプリ」を経由して発信いただいた場合も「10分かけ放題」が適用されます。
他社のかけ放題サービスと比較してもかなりリーズナブル
ここからは、LIBMOの5GBプランと「10分かけ放題」を基準として、格安SIM各社が提供する3GB~6GBの通信プランと10分かけ放題オプションを併用した際の月額料金を比較・紹介します。
また、かけ放題サービスを利用する際に専用アプリの使用が必要かどうかをご紹介します。
事業者名 |
プランの データ通信容量 |
料金 (かけ放題利用時) |
専用アプリの使用 |
LIBMO |
5GB |
2,453円 |
不要 |
UQモバイル |
3GB |
2,398円 |
不要 |
ワイモバイル |
3GB |
2,948円 |
不要 |
イオンモバイル |
5GB |
2,233円 |
必要 |
y.u.mobile |
5GB |
1,928円 |
必要 |
IIJmio |
4GB |
1,991円 |
必要 |
mineo |
5GB |
2,453円 |
必要 |
HISモバイル |
5GB |
3,047円 |
必要 |
J:COMモバイル |
5GB |
2,178円 ※5分かけ放題 |
不要 |
BIGLOBEモバイル |
6GB |
2,783円 |
必要 |
通話オプションを適用したLIBMOの5GBプランと各社のプランを比較して見ると、y.u.mobileとイオンモバイルの5GB、IIJmioの4GBが割安で、LIBMOはmineoと同価格になることが分かります。しかし、y.u.mobileは「y.u.でんわ」アプリ、イオンモバイルは「イオンでんわアプリ」、IIJmioは「みおふぉんダイアル」アプリが必要となります。料金が安い5社の中で、専用アプリ不要で通話オプションを適用できるのはLIBMOのみです。LIBMOは専用アプリ不要のサービスを打ち出している他の事業者よりも低い料金で10分かけ放題を実現しています。
ちなみに、LIBMOをご利用中の方を対象に、「LIBMOのどこに興味を持ちましたか?」というアンケートをとったところ、全19項目のうち、上位6位は以下のようになりました。
料金プランについてLIBMOを選んだ方が多数ですが、少なくとも10人に1人の割合で、LIBMOの10かけ放題に興味を持っていると回答いただけていますし、魅力を感じていることがわかります。
専用アプリ不要でかけ放題オプションを利用できる格安SIM会社の中では、LIBMOがリーズナブルに利用できることがわかりました。10分かけ放題を専用アプリ不要でリーズナブルに使いたい場合には、LIBMOがおすすめです。ドコモの電話回線を利用しているため、遅延や雑音の少ない、クリアな音質での通話ができます。
便利な「10分かけ放題」、ユーザーの皆様の反応は?
LIBMOでは、すでにご契約いただいているユーザーを対象にメルマガアンケートを実施しました。アンケートは445名の方に回答いただきました。
そのなかで、2021年4月28日より、LIBMOのかけ放題をご利用いただく場合、かけ放題専用アプリを使用しなくても無料通話ができることを知っていましたか?というアンケート結果をとった結果、以下のようになりました。
また、「知っている」と回答した方の中でも、74.4%の方が『以前よりも使用しやすくなった』と回答しました。う~ん・・・我々の頑張りが足りないようで、まだまだお伝えしきれてなかった方がいらっしゃるようでした・・引き続き頑張ります汗
10分かけ放題をご利用の方の中には、まだ以前提供していた「かけ放題専用アプリ」を使用している方がいらっしゃいますが、使用しなくなることで煩わしさの解消や課金の心配がなくなり快適になったと感じられる方がほとんどのようです。まだ、ご存じなかった方は、ぜひ、便利に通話をお楽しみいただければと思います。
アプリ不要での通話に不安な点がある方はこちら
LIBMOでは、2021年4月28日から専用アプリ、プレフィックス番号不要で「10分かけ放題」を適用できるようになっているとお伝えしました。利便性の高いサービスですが、利用される方によっては「10分かけ放題」が通話に適用されているのか不安を感じる方もいるかもしれません。また、サービス内容や適用条件などの不明点を確認したい方もいらっしゃるはずです。
そうした場合はお気軽にLIBMOお客様センター(0120-27-1146)までお問い合わせください。受付時間は10:00~18:00で、お電話いただければLIBMOの「10分かけ放題」の不明点を解決できます。もちろん、「10分かけ放題」だけでなく、LIBMOのサービス全般の質問などを受け付けているので、気になることがあればお気軽にお問い合わせください。
「10分かけ放題」はどんな人におすすめ?
「10分かけ放題」は、通話頻度が高く、1回ごとの通話時間が10分以内で収まるという方におすすめの通話オプションです。例えば、家族や友人との短い通話やお店への予約の電話などが多い方にぴったりでしょう。10分以内の国内通話が何回でもかけ放題になるので、通話料金を賢く節約したい方にも適しています。
また、専用アプリを必要とする他社のかけ放題サービスから切り替えたい人にも、LIBMOの「10分かけ放題」はおすすめです。スマートフォンの標準電話アプリに通話オプションの内容が適用されるので、手軽にかけ放題を利用できます。
まずは、一日にどれだけ電話をしているのか、月間の通話料金はどの程度なのか、現在の使用状況を確かめるところから始めてみましょう。
注意点として、携帯番号ポータビリティ(MNP)を使ってLIBMOに乗り換えをする場合、LIBMOに加入する前に利用していた携帯電話事業者で「0035でんわ」を利用していた場合は、移転元の事業者での「0035でんわ」の解約処理が終わるまでの期間に発信された通話料金は移転元の事業者から課金される点にご注意ください。移転元事業者から課金される通話料金は、LIBMOで10分かけ放題に申し込みをしていても無料通話の対象にはなりません。
なお、10分かけ放題のサービスの提供は、移転元事業者にて行う「0035でんわ」の解約処理が完了してから行われます。10かけ放題のサービスが提供されているかどうかは、LIBMOのマイページの「契約1(SIMと端末)」の項目をご確認ください。
LIBMOのその他通話オプション「かけ放題ダブル」「通話パック30」
LIBMOでは「10分かけ放題」の他にも、音声通話SIMの利用者を対象として「かけ放題ダブル」「通話パック30」の通話オプションをご用意しています。ここでは、各オプションの概要を紹介します。
かけ放題ダブル
月額1,430円(税込)で国内通話が1回あたり10分までかけ放題になることに加えて、国内通話料が高い上位3番号の通話料が0円になる通話オプションです。「かけ放題ダブル」が適用される上位3番号は毎月自動で抽出されるようになっています。通話頻度が高く、特定の人との通話時間が10分以上になる場合が多い人に向いているでしょう。
通話パック30
月額968円(税込)で1,320円(税込)分の通話が行えるオプションです。月間30分まで無料通話が適用されるようになり、以降は30秒22円(税込)の通話料金が発生します。1ヶ月の通話料金が1,320円に満たなかった場合、残りの無料通話分は繰り越されないシステムになっています。毎月10分~30分ほどの通話を行う場合には「通話パック30」がおすすめです。
通話パック30について詳しくはこちら(オプション一覧内の下から3つ目)
なお、「かけ放題ダブル」「10分かけ放題」「通話パック30」は、いずれか1種類のみお申込みいただけます。複数の通話オプションを同時には適用できないので、利用状況に応じて適切な通話オプションを選択しましょう。
まとめ
今回はLIBMOの「10分かけ放題」をテーマとして、おもなメリットや他社サービスと比較した結果などを紹介しました。格安SIMのかけ放題オプションを検討する際には、専用アプリとプレフィックス番号が必要かどうかを考慮して契約先を選ぶようにしましょう。LIBMOの「10分かけ放題」は専用アプリやプレフィックス番号不要で通話オプションを適用できるため、手軽かつ便利に通話をご利用いただけます。LIBMOの「なっとくプラン」に付加するオプションとして、ぜひ「10分かけ放題」をぜひご検討ください。