使わなくなったスマホは子ども用に!格安SIMと組み合わせて便利に活用

スマホを操作する男の子

現代の生活にスマートフォンは欠かせません。さまざまな種類のスマホが普及する中で、機種変更やキャリア乗り換えなどにより、使わなくなったスマホが自宅に眠っている方もいるのではないでしょうか。

その使わなくなったスマホを、子ども用のスマホとして有効活用してみてはいかがでしょうか。

この記事では、使わなくなったスマホを子ども用にするメリットや設定方法、スマホとキッズケータイとの違いなどについて解説します。

 

使わなくなったスマホを子ども用として有効活用!

スマホを見る女の子

毎年スマホは新しい機種が出ており、機能も向上しています。スマホOSのアップデートが打ち切られた古い端末は、各種アプリが使えなくなることもあります。

また、1・2年もすると物足りなくなったり、やりたいことができなくなったりして、買い替えるという方もいるでしょう。

しかし、古い端末でも故障していなければ、通話、ネット、メールなどの基本的なツールは使えます。子ども用だとすると、親としては基本的な使い方に限定したいでしょう。そこで、古い端末が役立つのです。

端末を新たに購入する必要がない点においても、古い端末の活用は有効でしょう。

 

キッズケータイではなくスマホを持たせるメリット

キッズケータイ

子どもに持たせる携帯として、昨今ではキッズケータイという選択肢もあります。キッズケータイは、通話やメッセンジャー機能など、最低限のコミュニケーションツールが搭載されています。一方で、ブラウザでインターネットを利用することはできません。そのためキッズケータイは、自由度の高いスマホを持たせることに不安を感じる親向けといえるでしょう。

しかし、スマホであってもフィルタリングアプリを使うことで使い方に制限をかけられます。また、フィルタリングアプリも制限を調整できるので、子どもの年齢に合わせて調整すれば長く使うこともできます。

 

キッズケータイは使えるアプリが限られる

キッズケータイはスマホではないので、スマホ向けのアプリは使えません。親がLINEに慣れていてもキッズケータイでは使えないため、連絡用に別のアプリを使ったり、通話とメールでやり取りしたりすることが必要になります。とはいえ、スマホの連絡手段はLINEが広く普及しており、学年が進み友人がスマホを持つようになると、キッズケータイでは対応できないという場面が発生してしまいます。

 

GPS追跡もアプリで実現

親が子どもに携帯を持たせる目的として、GPS追跡で居場所を確認したいというのが主な理由ではないでしょうか。

キッズケータイの場合だと、多くの場合GPS追跡は有料オプションになってしまいます。

一方通常のスマホであれば、GPSによる追跡をアプリを導入すれば簡単に実現できます。

 

親がキャリアの利用者ではなくてもOK

キッズケータイは、端末自身の機能以外にもさまざまな制約があります。そもそも親が大手キャリアの利用者でなければならなかったり、親が使っているキャリアと同一のキャリアのキッズケータイしか契約ができなかったり、前述の通りGPS追跡機能が有料オプションだったり、端末を持たせる子どもの年齢に制限があったりします。

一方で、スマホは親のキャリアでなくても契約・利用ができます。

親が格安SIMの利用者なのであれば、キッズケータイにこだわらずに古いスマホに格安SIMの回線を契約して渡すのも良いでしょう。

 

子どもにスマホを譲る際の準備

スマホを見る親子

では、子どもに使わなくなったスマホを譲る際には、どんな準備が必要でしょうか。スマホを渡す前に、以下の6つの点を確認しましょう。

 

SIMロックがかかっていないか

まずは端末にSIMロックがかかっていないかを確認しましょう。2019年11月に、総務省から各キャリアに対してSIMロックの即時解除の義務化が発表されました。この発表により、SIMロックの解除が可能となりましたが、古い端末はロックがかかった状態になったまま補完している可能性もあります。大手キャリアのショップやWebサイトから確認を行い、ロックを解除しておきましょう。

 

スマホの初期化

子どもにスマホを渡す際には、端末の初期化も必要です。一度使っていた端末には、メールやメッセンジャー、写真などのデータ、ブラウザの履歴やログイン情報が残ったままになっています。そのまま渡してしまうと、子どもが勝手にアプリをダウンロードしたり、クレジットカードの情報でアイテムを無断で購入したりするといったリスクがあります。端末の初期化は必ず行いましょう。

なお、初期化の手順は以下の通りです。iPhoneとAndroidではそれぞれ設定方法が異なります。

 

・iPhone

[設定]→[一般]→[リセット]を選択して、[すべてのコンテンツと設定を消去]を選びます。

 

・Android

設定アプリから[バックアップとリセット]を選び[工場出荷状態に初期化]を選択します。

 

初期化を行うと、端末内の全てのデータは消えます。必要なデータはバックアップするか、新しいスマートフォンに移行しておきましょう。

 

フィルタリングの設定

スマホの使用にはさまざまなリスクが伴うので、子どもにスマホを持たせることを心配する親がほとんどではないでしょうか。

2018年の法改正では、携帯電話事業者には18歳未満のユーザーがスマホを利用する場合「フィルタリングサービス」の設定をおこなうことが義務付けられました。

大人が使っていた古い端末を子どもに譲る場合、そのままではフィルタリングサービスなどは搭載されていない状態となります。そこで、各端末やOSに搭載されたフィルタリング機能や、フィルタリング機能のあるアプリやソフトウェアを導入するなどの対策をとりましょう。

 

例えば、Androidの標準搭載ブラウザであるChromeでは、セーフサーチ設定で露骨な表現を含む検索結果を除外できます。また「Google Play」では、特定のアプリやコンテンツをブロックすることなどの、個別の機能制限も可能です。

子どもに持たせるスマホがAndroidならば「Googleファミリーリンク」アプリ、iPhoneならばiOSのスクリーンタイムによるペアレンタルコントロール機能にそれぞれ充実した機能があります。

Googleファミリーリンクは、13歳未満(米国や日本におけるGoogleアカウント年齢要件を満たさない年齢)の子ども用Googleアカウントを作成し、保護者のGoogle ファミリーグループに追加することで、保護者が子どもの端末利用を管理できるサービスです。iOSのペアレンタルコントロール機能も、子ども用にApple IDを作成し制限を設定できます。

 

アプリの制限に関する設定

アプリの制限として挙げられるのは、アプリの利用時間や利用できる時間帯を管理することや、アプリのダウンロード制限でしょう。

Googleファミリーリンクでは、アプリの利用時間のレポートが管理者(親)の端末のアプリに届きます。その時間をもとにアプリごとに1日に使用できる時間を設定したり、起動できない時間帯を設定したりできるのです。

アプリのダウンロードする際も、子ども用Googleアカウントでアプリをダウンロードしようとすると、保護者はダウンロードの承認やブロックができます。「ユーザー成熟度別レーティング」を設定して、レーティングに合致しないアプリを非表示にする機能もあるため、アプリを制限したい場合はぜひ活用しましょう。

iOSでは、スクリーンタイム機能を使って制限をかけられます。ファミリー共有の機能で作った子ども用のAppleIDに対して、アプリごとに1日に使用できる時間や、iPhone自体を使用できない時間の設定が可能です。アプリのダウンロードにも、スクリーンタイムにおける「コンテンツとプライバシーの制限」で「4歳以上対象」「9歳以上対象」「12歳以上対象」「17歳以上対象」の制限があり、選択した制限に該当するアプリはiPhone上に表示されなくなります。設定内容を決め、設定をした子ども用AppleIDを子ども用のスマホに登録すると、制限内容が反映されます。

 

位置情報共有サービスの設定

Googleマップアプリがあれば、iPhoneやAndroidでも位置情報を共有できます。前提として親と子どものスマホにGoogleマップアプリがインストールされていること、親子がそれぞれのGmailアカウントを持ち、スマホのアカウント登録がされていることが必要です。

設定方法として、子ども用のスマホのGoogleマップアプリで現在地の共有を選択し、位置情報を共有する相手のGmailアドレスを選択、そしてメールやSMSなどで現在地を共有するためのURLを送信します。この状態で親のスマホ上でGoogleマップを開くと、子どものスマホの位置が地図上に表示されます。

 

利用時間の設定

Androidであれば、Googleファミリーリンクの機能で利用時間の設定が可能です。親の管理用端末でGoogleファミリーリンクアプリを開き、子ども用のスマホに割り当てたGoogleアカウントを選択します。そして、1 日の利用時間の上限カードでアプリごとに1日の利用時間の上限と、使用できない時間帯を決める「おやすみ時間」を設定します。

時間制限が設定されると、子ども用のGoogleアカウントが設定された端末では制限内容を参照することはできますが、変更はできません。

ロックがかかる直前、子どもの端末に利用制限の設定を変更せずに一時的に利用時間の延長申告ができる通知が送信されます。申告に対して親は、承認または却下ができます。また、アプリだけでなく、スマホ本体自体を使えないようにリモートでロックすることも可能です。しかし、ロックがかかった状態でも音声通話プランに加入していれば、着信に応答したり、緊急通報が発信されたりします。

 

iOSの場合は、スクリーンタイム機能で利用時間の制限が可能です。子ども用に作成したApple IDに対し、アプリの使用可能時間や、使用できなくなる休止時間を設定すると制限が反映されます。アプリの制限時間を子ども用iPhoneから一時的な延長の申請ができたり、それを親が承認や却下ができたりする点はAndroidと同様です。

 

子どもに渡すスマホに格安SIM「LIBMO」がおすすめの理由

LIBMO

子どもに渡すスマホに格安SIMを使う場合、LIBMOがおすすめです。LIBMOにはさまざまなメリットがあります。主な理由としては、以下の3つが挙げられます。

 

LIBMOなら月980円(税込)~利用できる

LIBMOでは、データ容量月間3GBで音声通話機能付きのプランで980円/月(税込)と非常にお手頃な価格のプランが用意されています。

また、音声通話が中心なのであればデータ通信500MBのゴーゴープランに、1回あたり5分までの国内通話なら何度でも定額の「5分かけ放題オプション」を組み合わせると1,100円/月(税込)です。

▼LIBMOの料金プラン一覧はこちら
料金プランをチェック▶

 

 

他にもリーズナブルなプランが豊富

ほかにも、リーズナブルなプランが豊富に用意されています。LIBMOで人気の大容量20GBプランは他社の類似プランと比べても最安クラスに位置しています。また、かけ放題などの通話オプションも同等かより安い料金となっています。

動画や学習用コンテンツの視聴、オンライン授業での利用などを考えると、20GBプランや30GBプランのような大容量プランがおすすめです。もしデータ容量が余っても、月内に消費しなかったデータ容量は翌月以降に自動的に繰り越されます。

 

LIBMOと他社キッズケータイを比較

 

キャリア

項目

金額

月額合計

ソフトバンク

機種代金・割賦代金

18,000円

→750円/月(24回払)

1,289円

月額料金

539円/月

基本プラン(みまもりケータイ/キッズフォン)

NTTドコモ

機種代金・割賦代金

14,256円

→594円/月(24回払)

1,144円

月額料金

550円/月

キッズケータイプラン

au

機種代金・割賦代金

15,840円

→660円/月(24回払)

1,210円

月額料金

550円/月

キッズケータイプランN

楽天

※キッズケータイプランではない

機種代金・割賦代金

実質1円

1,078円~3,278円

月額料金

1,078円~3,278/

Rakuten UN-LIMIT Ⅶ

LIBMO

※キッズケータイプランではない

機種代金・割賦代金

-

980円

月額料金

980円/月

なっとくプラン3GB

 

他社のキッズケータイプランを利用する場合、機種代金の割賦金額が月々の料金に加算されます。また、前述の通り契約する際に保護者が大手通信キャリアを利用していることや、その通信キャリアのキッズケータイプランしか利用できないといった制限がかかります。

一方、使わなくなったスマホの再利用であれば、機種代金はかかりません。月額で支払わなければならないのは、通信料金とオプション料金のみです。

 

LIBMOのご相談は店頭へ!

LIBMO取り扱い店舗

LIBMOの利用を検討している方の中には「LIBMOの格安SIMを使ったことがない」「どのプランにすればいいのか分からない」「本当にお得なのか」など、疑問に思う方もいるのではないでしょうか。TOKAIグループのLIBMOは静岡県内各地に実店舗を展開しており、ご来店いただくとスタッフがキャリア別の比較まで含めてご相談に応じます。

県外にお住まいで来店が難しい方でも、ショップスタッフが対応するオンライン接客サービスもご用意していますので、ぜひご予約の上ご利用ください。

▼オンライン接客サービスについてはこちら
オンライン接客サービスをチェック▶

 

こちらの記事では、LIBMOを取り扱っている店舗を紹介しています。利用を検討している方は、併せてご覧ください。

▼LIBMOのお取り扱い店舗一覧はこちら
取り扱い店舗をチェック▶

 

まとめ

使わなくなったスマホを子ども用のスマホとして活用するのは、コスパも良く賢い選択肢といえます。しかし、子どもにスマホを持たせることにはメリット・デメリットがあるため、スマホ利用のリスクを大人が把握した上で、リスクから子どもを守る環境を整えることが必要です。

スマホであれば、キャリアのサービスを使わず、OSの機能やアプリで子どものスマホ利用を管理できます。また、年齢に合わせて制限を緩和して長く使うことも可能です。子どもに携帯を持たせることの目的には、位置情報の追跡や安否確認が挙げられるでしょう。こうした目的にも、スマホならアプリで実現できるのです。

 

なお、子ども用のスマホの通信回線には、LIBMOの格安SIMがおすすめです。最大でキャリアの半額以下の月額通信料金で、お得にスマホをご利用いただけるでしょう。

また、LIBMOではおすすめのプランやオプションを多数ご用意しています。静岡県内にお住まいであれば、ご来店いただくと疑問点やプランの選択などの相談にショップスタッフが応じます。県外在住の方でも、予約制のオンライン接客サービスでの対応が可能です。ご予約・ご来店をお待ちしております。

 

blog.libmo.jp

 

 

LIBMO BLOGとは?

「LIBMO BLOG」とは、TOKAIコミュニケーションズが運営する格安SIM情報サイトです。
格安SIMやIT・ガジェット系など通信に関する情報を毎週お届けします。

格安SIMってなんだろう?と疑問を抱えている初心者の方から、現在LIBMOを ご利用中の方まで、幅広く役立つ情報を提供していきます。

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