使わなくなった古いスマホを有効活用!便利な使い道15選

使わなくなったスマホ

みなさんは機種変更をして最新のスマホを買ったとき、古い方のスマホはどうしますか?

機種が比較的新しいのであれば、売ったり下取りに出したりといったこともできるかもしれませんが、ちょっとだけ手間がかかりますよね。「とりあえずしまっておくか……」と保管しておき、そのまま特に使うこともない、という方が多いのではないでしょうか。

ですが実は、使い道がないと思っていたその古いスマホを上手く使えば、生活や仕事をちょっと便利にできるかもしれないのです!

この記事では、使わなくなった古いスマホを有効活用する15の方法について紹介します。読み終わる頃にはきっと、「あのスマホどこにしまったっけな…」と探しはじめてしまう、そんなアイデアが満載です!

 

 

使わなくなった古いスマホ、どうしていますか?

古いiPhone

スマホを機種変更した際、使わなくなった古いスマホをどうしたらいいのか分からず、処分に困っている方は少なくないでしょう。使わなくなった古いスマホは、壊れているものは使えませんが、まだ動く端末であればいろいろな使い道があります。

 

Wi-Fi環境があればネットにつないで利用できる

この記事ではさまざまな使い道についてご紹介しますが、はじめに重要なポイントをお伝えしておきます。

使わなくなったスマホでも、Wi-Fi環境があればインターネットにつないでオンラインで活用することができるのです。

 

もし携帯キャリアとの契約が切れていたとしてもWi-Fi環境があればインターネットは使えます。ただし電話は利用できません。

今回の記事で紹介する使い道の中でも、Wi-Fiに接続して使うことを前提としているものもあります。それらについては、各アイデアの【Wi-Fi環境】の項目で解説していますので、必ずチェックしておいてください。

 

【古いスマホ活用法】プライベート活用編

写真を撮る人

まずは、古いスマホを使って生活を便利にするアイデアを5つ紹介します。

 

ネットワークカメラとして使う

【Wi-Fi環境】必要

ひとつ目の活用方法は、ネットワークカメラとしての活用です。

多くのスマホでは、一定水準以上の画質のカメラが搭載されているため、ネットワークカメラとしての機能を十分に果たせます。これを使って、例えば防犯カメラとしての活用が可能です。

アプリ等を導入して自宅の玄関などにネットワークカメラとして設置すれば、リアルタイムで防犯対策を講じられます。記録できるタイプのアプリの場合、容量が許す限り録画することも可能です。夜間や外出時の防犯対策に最適といえるでしょう。

他にも、ペットや子どもの見守りとしても活用できます。ペットや子どもと別部屋にいたり、外出したりすると、万が一のケガやイタズラ、病気などが心配になるでしょう。その際、カメラの設置によってリアルタイムで確認できると、常に見守れるようになります。

 

ドライブレコーダーとして使う

【Wi-Fi環境】必要となるかどうかはアプリによって異なる

以前「あおり運転」が社会問題となった際、対策として注目されたのが「ドライブレコーダー」です。ドライブレコーダーを設置することで、あおり運転に対する抑止力となるだけでなく、万が一の事故やあおり運転などの危険行為を受けた際、原因究明に役立てられます。しかし、中にはドライブレコーダーの設置には手間や費用がかかるため、まだ付けていないという方もいるでしょう。

そこでおすすめなのが、古いスマホをドライブレコーダーとして活用する方法です。

活用する際は、スマホを車内に固定するための「固定スタンド」と「ドライブレコーダー専用アプリ」が必要です。

固定スタンドは、ホームセンターなどで、安いもので数百円から数千円で購入できます。

ドライブレコーダー専用アプリは、数多くのものがリリースされていますが、今回は「DriveMate RemotoCam」を紹介します。このアプリを使用すると、スマホを車載カメラとして後方の録画が可能です。また、もう1台のスマホをリモコンとして座席から遠隔操作でき、録画した映像には日時と速度の他、車の位置をマップで表示するなど便利な機能が搭載されています。

 

自宅内の便利な場所に常備しておく

【Wi-Fi環境】使い方次第で必要

1台のスマホを、自宅内のさまざまな場所に持ち運ぶのはやや手間です。充電中で動かせないときもあるでしょう。

そこでおすすめなのが、枕元やお風呂、トイレ、キッチンなど特定の場所専用の端末として置きっぱなしにしておく活用法です。

通話はできないものの、Wi-Fiを活用した利用方法はさまざまあります。例えば、寝室で寝る前にYouTubeなどの動画を見る方であれば、古いスマホを枕元に置いておいても良いでしょう。

トイレで雑誌や新聞などを読む習慣がある方であれば、古いスマホをトイレに常備しておくと便利です。

お風呂に古いスマホを置いておけば、湯舟でくつろぎながら読書や動画視聴などを楽しめます。ただし、お風呂で活用する際は防水のものを選んだり、防水ケースに入れたりする必要があります。また、お風呂での充電は感電の恐れがあるため絶対にしないようにしましょう。

読書灯のアプリを入れ、スマートフォンをスタンドに立てかけてベッドサイドに置けば読書灯に使えます。明るさや色調を好みに調節できるため、一般的な読書灯よりも使い勝手の良さが魅力です。ベッドサイドだけでなく、暗い場所での作業時にも便利です。

 

時計やカレンダー、フォトフレームとして使う

【Wi-Fi環境】使い方次第で必要

時計やカレンダー、フォトフレームとしての活用であればオフラインでもできるため、Wi-Fiがつながらない環境下でも利用可能です。時計やカレンダーであれば、自分好みのデザインにできるため、季節や気分などによってさまざまなデザインを楽しめるでしょう。

また、スマホに大切な思い出の写真を入れれば、フォトフレームとしても利用できます。100円ショップなどで手頃なスマートフォンスタンドが手に入るので、スタンドに立てかければ簡易的なデジタルフォトフレームになります。フォトフレームとして使う場合、写真(画像)だけでなく動画も閲覧できて便利です。写真のスライドショー表示ができるアプリを導入し、昔の写真や動画をエンドレスで再生すれば、懐かしい思い出も楽しめるでしょう。

 

電子書籍専用の端末として使う

【Wi-Fi環境】書籍のダウンロード時に必要

日頃からスマホで電子書籍を読んでいる方であれば、古いスマホを電子書籍専用の端末として使用するのもおすすめです。

自宅のWi-Fi環境下で書籍をダウンロードしておけば、あとはどこへ持ち出すのも自由。電子書籍専用端末にすることで、読みたい電子書籍を容量の許す限り沢山入れておけるため、いつでもどこでも読書を楽しめます。

サブスマホなら、特に設定しなくてもあまり通知がこないため、読書に集中できる点もメリットの一つです。

 

【古いスマホ活用法】遊びやエンタメに徹底活用編

動画配信をする女性

日常的に音楽や動画視聴、ゲームや写真撮影といった遊びやエンタメといった分野を楽しんでいる方であれば、そうした場面で使わなくなったスマホを活用しても良いでしょう。ここでは、古いスマホを遊びやエンタメに活用する方法を4つ紹介します。

 

動画視聴専用の端末として使う

【Wi-Fi環境】動画のストリーミング再生時やダウンロード時にWi-Fi環境が必要

まずは、古いスマホを動画視聴専用の端末にする方法です。

自宅内のよく動画を見る場所に置いて使ったり、サブスクリプションサービスの動画を自宅でダウンロードしておき、外出先で見たりと、さまざまな使い道があります。

サブのスマホなら、端末容量やバッテリーの残量を気にすることなく動画専用として使い倒せるため、人によってはメインスマホ1台ですべてをこなすよりも利便性が上がるかもしれません。

 

音楽・ラジオ・Podcast専用端末として使う

【Wi-Fi環境】コンテンツのストリーミング再生時やダウンロード時にWi-Fi環境が必要

最近のスマホは、音楽プレイヤーとしても高性能な機種が多く存在します。そのため、使わなくなったスマホを音楽やラジオ、音声・動画視聴アプリである「Podcast」の専用端末として活用する方法もあります。

例えば自宅のBluetoothスピーカーの横に常に置いておき、リモコン感覚で使うのもよいでしょう。再生中の楽曲のジャケット画像を表示して、インテリアのひとつとして活用することもできます。

 

ゲーム専用の端末として使う

【Wi-Fi環境】ゲームのダウンロード時には必要、プレイ時に必要かどうかはゲームによって異なる

スマホゲームのなかには、大容量を必要としたり、バッテリーの消費が激しかったりするものがあります。そのためメインで使用しているスマホの容量やバッテリーの消耗を避けるために、古いスマホをゲーム専用端末として使っても良いでしょう。

自宅内のWi-Fiを使ってオンラインゲームを楽しんだり、オフラインでも遊べるものなら持ち運んで自分の好きな場所でゲームを楽しんだりできます。

ただし、オフラインゲームと思っていたものでも、たまにインターネット接続が必要となるものもありますので、各ゲームの仕様についてはあらかじめ確認しておきましょう。

 

カメラとして使う

【Wi-Fi環境】不要

最近のスマホはカメラとしての性能が高く、手軽に高画質の写真や動画を撮影できます。しかし、動画撮影の場合は特に多くの容量を必要とし、バッテリーの消費が激しいため長時間の撮影が困難なケースもあります。

そこで有効となるのが古いスマホです。古いスマホをカメラ専用端末にすることで、容量やバッテリーをフルに使える他、メインスマホの空き容量やバッテリー残量を気にする必要がなくなります。撮影した写真や動画はクラウド上に保存したり、別のデバイスに移動させたりすることが可能です。

ダンスなどパフォーマンスの記録用に録画をし続けておいたり、旅行中のVlogの撮影用に使ったりと、用途に応じて便利に活用できます。

 

【古いスマホ活用法】仕事にも便利なアイデア編

スマホを持つ男性

古いスマホの活用法は、プライベートやエンタメだけではありません。工夫をすれば、仕事にも役立てられるのです。ここでは、古いスマホを仕事に役立てる便利なアイデアを4つ紹介します。古いスマホの有効利用のみならず、仕事の質を高められるでしょう。

 

スマホをWebカメラ化して使う

【Wi-Fi環境】不要 ※ただしアプリダウンロード時やPCとの接続方法次第ではWi-Fi環境が必要

近年、急速に広まったリモートワークに必要なアイテムの一つに「Webカメラ」があります。パソコンに内蔵されたカメラを使用することは可能ですが、画質が悪いケースもあるでしょう。また、デスクトップパソコンの場合など、そもそもパソコンにカメラが内蔵しておらず、オンラインによるコミュニケーションが困難な場合もあります。

そこでおすすめなのが、古いスマホをWebカメラとして使う方法です。専用のアプリをダウンロードするだけで、簡単にWebカメラとして利用できます。

設置方法を工夫する必要はあるものの、前述の100円ショップ等でスタンドを手に入れれば、出費を抑えてWebカメラを導入することができるのです。

 

PCのサブディスプレイとして使う

【Wi-Fi環境】不要 ※ただしアプリダウンロード時やPCとの接続方法次第ではWi-Fi環境が必要

パソコンで作業を行う際、一つのモニターで行うよりも二つのモニターで作業した方が、作業効率が向上する場合があります。例えば、一つのモニターに表計算ソフトを、もう一つのモニターには情報を表示させておくと、表示された情報を見ながら表計算ソフトに入力できます。他にも、オンライン会議を行う際に、資料と参加者の画面を同時に見ることができます。

じつはスマホもアプリを導入すればサブディスプレイとして利用することができます。

専用アプリは、無料のものから有料のものまで多種多様なため、自分に合った使いやすいものを選びましょう。

スマホは画面が小さいものの、手元に置いたりスタンドに立てたりすれば、案外小さなサブモニターとしてさまざまな用途に活用できるものです。自分なりの便利な使い方を探してみてもよいでしょう。

 

固定電話用の端末にする

【Wi-Fi環境】必要

IP電話やクラウドPBXなどと組み合わせて使うことで、スマホを固定電話機のようにして使うことができます。

 

・IP電話の利用端末として設定する

スマホに「IP電話アプリ」をダウンロードして契約すると、電話番号が発行され、IP電話(アナログ回線ではなくネット回線を用いた電話)を利用できるようになります。インターネット回線による通話であるため、従来のアナログ回線による通話よりも通話料金を安く抑えられます。

 

・クラウドPBXの利用端末として設定する

クラウドPBXとは、インターネットを活用した電話回線サービスの一つです。スマホに専用アプリをダウンロードし、クラウドPBXの利用端末として設定すると利用できるようになります。会社のクラウドPBXに紐づける登録を行えば、オフィス外からでも会社の固定電話番号で、外線の発信や着信が可能です。

 

 

ボイスレコーダーとして使う

【Wi-Fi環境】不要

音声を録音する際は、古いスマホをボイスレコーダーとして使うと便利です。

打ち合わせや会議のとき、メインのスマホをボイスレコーダーに使うのはあまり向いていません。堅い会議ではスマホを触ることは少ないかもしれませんが、仕事以外の仲間内での会議や、仕事中でもPCがない場面での会議では、調べもの等でスマホを触る機会があります。しかし、録音中はできれば置きっぱなしにしておきたいものです。そこで古いスマホの出番です。

スマホには、ボイスレコーダーが標準機能として搭載されている機種もありますが、中には搭載されていない場合もあります。その場合はボイスレコーダーアプリをダウンロードして使用します。

 

【古いスマホ活用法】もういちどスマホとして使う編

スマホを使う子供

古いスマホでも、壊れていなければSIMカードを入れれば通常のスマホと同じように使えます。そこで、次のような使い道はいかがでしょうか。

 

子ども用のスマホにする

古いスマホの再活用法としてよくあるのが、子ども用のスマホにする方法です。

スマホは通話やネットといった基本的な機能に加え、GPSアプリをダウンロードすれば居場所の追跡も可能になります。子どもの通学時などの安全確認や、万が一の災害時の安否確認などに活用できるでしょう。

なお、使わなくなったスマホの子ども用への再利用については、下記の記事に詳しく解説していますので、併せてご覧ください。

blog.libmo.jp

 

格安SIMと契約してサブのスマホとして使う

古いスマホを格安SIMと契約して、サブのスマホにするのも便利です。サブのスマホを持っているとスマホを仕事とプライベートで使い分けられたり、通話用やゲーム用など用途で使い分けられたりして便利です。他にも、以下のようなメリットがあります。

  • ・2台あるのでバッテリー切れに対応できる
  • ・1台で音声通話をしながらもう1台で別のことができる
  • ・スマホの保存容量を賢く使える

 

サブスマホ用にリーズナブルな価格の格安SIMをお探しでしたら、「LIBMO」がおすすめです。通常の音声通話機能付きSIMのほか、データ通信専用SIMや、かけ放題プランも用意していますので、「電話専用」「データ通信専用」など目的に合わせてさまざまな使い方が可能です。

とくにLIBMOは大容量のデータ通信が圧倒的な低価格となっていますので、ぜひデータ通信用にサブスマホを使いたいという方は、LIBMOのプランをぜひ一度チェックしてみてください。

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まとめ

使わなくなった古いスマホでも、プライベートからエンタメ、ビジネスシーンなどさまざまな場面で利用できます。日々の生活を便利なものにしたり、ゲームやエンタメをより快適に楽しめたりできるでしょう。テレワークなど仕事に関連付ければ、作業効率や生産性向上にも役立ちます。そのため、古いスマホを自宅に放置している方は、本記事を参考に自分に合った有効活用の仕方を見つけてみてください。

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