クレジットカードを買い物や支払いに利用すると、現金払いに比べポイントがついたり、貯めたポイントで他の支払いに使えたりといったメリットがあります。
ただ、ポイントの種類はクレジットカードによって異なるため、どのクレジットカードを使うかで悩まれる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、さまざまなクレジットカードの中でも、NTTドコモが発行するdカードについてお伝えします。dカードの概要や特長、便利な使い方、申込み方法などについて解説しますので、クレジットカードの検討をされている方はぜひ参考にしてください。
- dカードはNTTドコモ発行のクレジットカード
- dカードがあればスマホやインターネットの契約もできる
- dカードを店頭で申込む方法
- dポイントは「LIBMO(リブモ)」利用でも貯まる!支払いにも使える!
- dカードを申込んだら、dポイントが貯まるドコモ光 [@T COM(アットティーコム)]・LIBMOがおすすめ
- まとめ
dカードはNTTドコモ発行のクレジットカード
画像引用:dカード公式
dカードとは、NTTドコモが発行しているクレジットカードで、種類は「dカード」と「dカードGOLD」の2つです。
dカードは、年会費永年無料で利用できますが、dカードGOLDは年会費11,000円(税込)がかかります。
ただし、dカードGOLDは、支払いカードに設定することで10%ポイント還元や、ケータイ補償が3年で10万円などといったメリットを得られます。
ほかにも国内やハワイの主要空港ラウンジの利用無料、ドコモでんき Greenの電気料金によるポイント還元など、通常のdカードにはない特徴があります。
dカードは、NTTドコモユーザーであればより多くのメリットを得られますが、auユーザーやSoftBankユーザーでもdカードの取得は可能です。
詳しくは後述しますが、NTTドコモユーザー以外でもdカードの利用で、dポイントやd払いを使えるため、誰であっても取得して損をすることはありません。
dポイントカード・d払いとの違い
dカードと混同しやすいものとして、dポイントカードやd払いがあります。ここではまず、dポイントカードとの違いについて見ていきましょう。
dポイントカードとの違い
dポイントカードとは、ドコモショップやdポイントの加盟店などで入手できるdポイントを利用するためのカードです。
dアカウントの登録をすればNTTドコモユーザーに限らず誰でも利用でき、カードタイプのほか、スマートフォンアプリであればモバイルdポイントも使えます。
d払いとの違い
d払いとは、NTTドコモのスマートフォン決済サービスです。d払いが可能な店舗のレジで、スマートフォンの画面に表示されるQRコードを見せれば支払いを行えます。
NTTドコモユーザーであれば、d払いの料金を毎月の携帯料金と合算することも可能です。また、auやSoftBankユーザーでも利用しているクレジットカード情報を登録すれば、d払いが使えます。
画像引用:dカード公式
dカードの概要でも簡単に解説しましたが、ここでは、dカードの特長をより詳しく解説します。
年会費無料でdポイントが貯まる
dカードの1つめの特長は、dポイントが貯まる点です。年会費無料のdカードであっても、次の3つのポイントが貯まります。
・dカード特約店で貯まる
dカード特約店とは、dカード決済により、他の店舗に比べ多くのdポイントをもらえたり、割引特典があったりする店舗です。
dカード特約店は、通常のショッピングはもちろん、旅行や交通、引越し、教育などさまざまな店舗があり、それぞれの店舗でdポイントを貯められます。
・ネットショッピングで貯まる
総合通販や百貨店、家電、旅行、Webサービスなど、300以上のインターネット上の対象ショップ(dカードポイントモール)でdカードを使うことでもポイントが貯まります。
・eximoポイ活で貯まる
eximoポイ活とは、NTTドコモの料金プランの1つです。eximoポイ活を選択し、支払いをdカードにすることで、期間限定で通常よりも多くポイントが貯まるキャンペーンを実施しています。
ほか、ゲームやアンケートでポイントが貯まる場合もあるので、たくさんのポイントを貯めたい方は、d POINT CLUBのポイントGETチャレンジをチェックしてみましょう。
d払いでもポイントが貯まる
dカードでd払いをすることでもポイントが貯まります。d払いが使える店舗、ネットショップで買い物をすることで、支払った金額に応じたポイントを獲得できます。
また、アプリで支払う場合、dポイントカードを提示するとdポイントが二重で貯まる特典もあり、使うほどにお得なカードです。
なお、dカード以外のクレジットカードの場合、d払いにしてもdポイントの対象外になる点は注意しておく必要があります。
ドコモショップの店頭から申込みが可能
dカードは、NTTドコモで契約をしている方であればdカードサイトや郵送のほか、ドコモショップの店頭で申込むことも可能です。新規契約や機種変更の際のついでにdカードの申込みができるのも、dカードの大きな特長といえるでしょう。
dカードがあればスマホやインターネットの契約もできる
現在、クレジットカードがなくても契約が可能なスマートフォンやインターネットプロバイダもあります。ただ、クレジットカードがないとアプリやコンテンツの購入、オンラインサービスの利用制限がある、スマートフォンの分割払いができないなどのデメリットも少なくありません。
その点、dカードがあれば、さまざまなサービスの利用や料金支払いが可能になるのも特長の1つです。例えばクレジットカードの支払いが必要な格安SIMサービス「LIBMO(リブモ)」や、TOKAIコミュニケーションズが提供する「@T COM(アットティーコム)ヒカリ」などのインターネット回線契約にも使えます。
dカードを店頭で申込む方法
dカードは、dカードのWebサイト、郵送での申込みのほか、ドコモショップの店頭で申込むことも可能です。ここでは、店頭で申込む際の流れを紹介します。
必要な書類
dカードの申込みに必要な書類や情報は次のとおりです。
・支払い先として指定する口座情報を確認するためのキャッシュカードや口座通帳
・本人を確認するためのパスポートや運転免許証、マイナンバーカードなど
・勤務先を確認するための勤務先住所や社名、電話番号が分かるもの
以上を用意して申込みを進めましょう。
申込み手順
ドコモショップの店頭で申込む場合、dカードの申込みが可能な店舗を探しましょう。すでに訪問する店舗が決まっている場合は、探す必要はありません。
また、見つかっている場合でも、予約なしで訪問すると店舗の混雑状況によっては長時間待つ可能性があります。そのため、事前にドコモショップのWebサイトから来店予約をしておくのがおすすめです。
これから店舗を見つける場合は、まずドコモショップのWebサイトにアクセスし、ドコモショップ検索を利用しましょう。ここで、キーワードや都道府県名、設備とサービス条件などを入力して検索をしてください。
なお、auやSoftBankユーザーでもドコモショップのWebサイト上で来店予約はできますが、必ずdアカウントを取得し、ログインした状態で行う必要があります。
その後の流れは次のとおりです。
1.検索結果から、目的の店舗を見つけ「店頭来店」をクリックする
2.来店予約の目的選択で、「ご契約内容の変更」を選択し「dカード受付」をクリックする
3.「他にご希望されるお手続きはございますか?」で「いいえ」を選択する
4.「来店されるのはご契約者ご本人さまですか」で「本人」を選択する
5.申込みに必要な書類があるかどうかを問われるので、用意できていれば「確認しました」をクリックする
6.事前に連絡をする場合があることの確認を求められるので「確認しました」を選択し、「次へ進む」をクリックする
7.予約可能な日付が表示されるので、訪問が可能な日を確認し、その日が空席であれば日にちの部分をクリックする。なお、日にちの部分に電話のマークがある場合、電話で確認すれば予約ができる場合もあるため、営業時間内であれば電話をかけてください
8.予約可能な時間が表示されるので、希望する時間を選択し、次へ進むをクリックする
9.本人確認のため、契約しているスマートフォンにSMSでセキュリティコードが送られてくるので、入力して「次へ」をクリックすれば、予約完了です
カードが届くまでの期間
店頭で申込んでからカードが届くまでの期間は店舗によって異なります。審査を行った後、問題がなければ自宅宛てにdカードが送られますが、通常は10日~2週間程度が目安です。
インターネットからの申込みと比較
インターネットから申込みをする場合は、dカードのWebサイトから行います。dカードのWebサイトから申込むと審査自体は最短5分で完了し、自宅に届くまでも最短で5日です。ただし、場合によっては3週間程度かかる場合もあります。
dポイントは「LIBMO(リブモ)」利用でも貯まる!支払いにも使える!
dポイントは格安SIMサービス「LIBMO(リブモ)」を利用することでも貯まりますし、支払いにも使えます。ここでは、dポイントでLIBMOを貯める方法と使い方について見てみましょう。
dポイントをLIBMOで貯める方法
LIBMOでdポイントを貯めるには、LIBMOとdアカウントの連携が必要です。詳しい連携方法については、「dアカウント連携方法」をご覧ください。
LIBMOとdアカウントを連携させれば、LIBMOの毎月の利用料金に応じて、dポイントを貯められます。
dポイントの使い方
dポイントは、LIBMOの支払いに使用可能です。ここでは、その使い方について解説します。
1.LIBMOマイページでユーザーID、パスワードを入力してログインする
2.契約者情報の「dポイントの利用」で「申請」を選択する
3.ポイントは100ポイント以上から1ポイント単位で申請できるので、使いたいポイント数を入力して確認ボタンを押す
4.利用したいポイント数を確認後、問題がなければ「申込む」をクリックして申請完了
ドコモ光で@T COM(アットティーコム)を選択した場合も貯まる・使える
ドコモ光で@T COM(アットティーコム)を選択した場合でも、1,000円の利用料金につきdポイントが10ポイント貯まり、それを支払いに使えます。
ただし、ドコモ光ではなく@T COM(アットティーコム)ヒカリを契約した場合はdポイントが貯まりません。あくまでもドコモ光で@T COM(アットティーコム)を選択した場合に限る点は注意してください。
dカードを申込んだら、dポイントが貯まるドコモ光 [@T COM(アットティーコム)]・LIBMOがおすすめ
dカードはさまざまな店舗やサービスでdポイントが貯まります。そしてさらにdポイントを貯めたい場合は、ドコモ光[@T COM(アットティーコム)]やLIBMOの利用がおすすめです。dカードと併せてドコモショップで申込むことが可能なため、全部をまとめてドコモショップで申込めば手間もかからず、簡単に契約まで進められます。
特にドコモ光 [@T COM(アットティーコム)]とLIBMOを一緒に使えば、「LIBMO×光セット割」が適用となり、毎月スマートフォン料金から220円(税込)が割引されます。
また、セット割の対象は最大5契約までのため、仮にご家族5人の世帯で、ドコモ光(@T COM(アットティーコム))とLIBMOを一緒に契約すれば、合計1,100円/月(税込)の割引です。年間にして13,200円(税込)の割引は非常にお得といえるでしょう。
まとめ
dカードとは、NTTドコモが発行しているクレジットカードです。年会費永年無料のdカードを選択すれば、コストをかけずにさまざまなメリットを得られます。
dカードを持つメリットの1つが、店舗での購入やサービスの利用でdポイントが貯まる点です。dポイントは、スマートフォンやインターネット回線の使用料に使えるほか、多くの契約店舗で利用できます。特におすすめなのが、ドコモ光 [@T COM(アットティーコム)]とLIBMOの利用です。
ドコモ光を@T COM(アットティーコム)で契約し、同時にLIBMOを使えば、毎月スマートフォン料金から220円(税込)が割引されます。最大5契約まで割引されるので、ご家族そろって割引されるのは大きなメリットといえるでしょう。
dポイントを貯めつつ割引も実現したい場合は、dカードの取得とドコモ光 [@T COM(アットティーコム)]、LIBMOのセット割の活用をおすすめします。
※本記事の情報は2024年12月12日時点のデータに基づくものです。