2025年6月～のドコモ・auの新プラン徹底解説！LIBMOとの比較も

NTTドコモとauは、2025年6月より新たな料金プランの提供を開始しました。本記事では、これらの新プランの詳細を解説し、旧プランとの違いや、格安SIMサービス「LIBMO」との比較を通じて、最適な料金プラン選びをサポートいたします。

※記事内の料金はすべて税込です。

NTTドコモとauが2025年6月〜開始の新プランを発表！

NTTドコモは「ドコモ MAX」「ドコモ mini」「ドコモ ポイ活 MAX」「ドコモ ポイ活 20」の4つの新プランを、auは「auバリューリンクプラン」「auマネ活バリューリンクプラン」の2つの新プランを導入しました。

これらの新プランは、データ利用量に応じた柔軟な料金設定や、ポイント還元、エンターテインメントサービスとの連携など、さまざまな特典が盛り込まれています。

旧プランからの移行を検討されている方は、それぞれの新プランが提供するサービスの把握が欠かせません。ここでは、NTTドコモ、auそれぞれの新料金プランを紹介します。

【NTTドコモの新プラン】「ドコモ MAX」「ドコモ mini」「ドコモ ポイ活」とは

画像引用：NTTドコモ

NTTドコモは2025年6月5日より、次の4つの新料金プランの提供を開始しています。

NTTドコモの新料金プラン一覧

料金プラン		ドコモMAX	ドコモmini	ドコモポイ活MAX	ドコモポイ活20
データ容量		～1GB 1GB～3GB 3GB～無制限	4GB、10GB	無制限	～20GB 20GB～無制限
主な特徴		Amazonプライム、DAZN for docomo付帯。世界そのままギガ利用可能	ライトユーザー向け	Amazonプライム、DAZN for docomo付帯。世界そのままギガ利用可能	dポイント還元率優遇
基本料金		5,698円（～1GB） 6,798円（1GB～3GB） 8,448円（3GB～無制限）	2,750円（4GB） 3,850円（10GB）	11,748円	7,898円（～20GB） 9,570円(20GB～無制限)
割引適用後の最安料金		2,398円（1GB） 3,498円（1～3GB） 5,148円（無制限）	880円（4GB） 1,980円（10GB	8,448円（2,948円）※2	4,818円（～20GB） 6,490円(20GB～無制限)
割引の内容	みんなドコモ割	-1,210円（3回線以上） -550円 （2回線以上）	ー	-1,210円（3回線以上） -550円 （2回線以上）	-1,210円（3回線以上） -550円 （2回線以上）
	長期利用割	-220円（20年以上） -110円（10年以上）	ー	-220円（20年以上） -110円（10年以上）	ー
	dカードお支払割	-550円（dカードPLATINUM、GOLD、GOLD U） -220円（dカード）	-550円（dカードPLATINUM、GOLD、GOLD U） -220円（dカード）	-550円（dカードPLATINUM、GOLD、GOLD U） -220円（dカード）	-550円（dカードPLATINUM、GOLD、GOLD U） -220円（dカード）
	各種セット割※1	-1,220円	-1,220円	-1,220円	-1,220円

※1:各種セット割は、ドコモ光セット割、home 5Gセット割、ドコモでんきセット割

※2:金額はポイント支払い充当後の実質価格

ドコモMAX

画像引用：NTTドコモ

ドコモ MAXは、ほとんどデータを使わない方からデータ容量を気にせずスマートフォンを利用したい方まで、多くの方が対象となるプランです。特に1GBも使わない、使っても1GB～3GB程度の方であれば、料金を抑えて利用できます。

月間のデータ容量が最大で「無制限」となるため、動画視聴やオンラインゲーム、大容量ファイルのダウンロードなど、ヘビーユーザーの方向けと言えるでしょう。全ての割引を適用すると最安で2,398円（1GB）、3,498円（1～3GB）、5,148円（無制限）となります。

さらに、AmazonプライムやDAZNなど、人気サービスが標準で付帯しており、これらのサービスを個別に契約するよりもお得に利用できる点が大きな魅力です。海外でのデータ利用も、特定の国・地域で追加料金なしで利用できる「海外あんしんワールドMAX」が利用できます。

ドコモmini

画像引用：NTTドコモ

ドコモ miniは、3GBでは足りない、もしくは10GB程度は利用するという方向けのプランで、全ての割引を適用すると最安で880円（4GB）、1,980円（10GB）で利用可能です。

普段はWi-Fi環境での利用が中心で、外出先でのデータ利用はメッセージのやり取りや地図アプリの確認程度という方には、コスパに優れた選択肢と言えるでしょう。

ドコモポイ活MAX

画像引用：NTTドコモ

ドコモ ポイ活 MAXは、データ無制限のメリットに加えて、dポイントの還元率を高めたい方に最適なプランです。普段からdポイントを貯めている方や、NTTドコモのサービスを幅広く利用している方にとって、非常に魅力的な内容となっています。

基本料金は11,748円で、全ての割引を適用すると最安で8,448円です。このプランでは、特定の条件を満たすことでdポイント還元率が大幅にアップし、ポイント支払い充当後の実質月額料金は、2,948円になります。

ドコモMAX同様、AmazonプライムやDAZNも付帯しており、エンターテインメントも充実させたいポイント重視のユーザーにおすすめです。

ドコモポイ活20

画像引用：NTTドコモ

ドコモ ポイ活 20は、月間データ容量が20GBまでのプランと、20GB～無制限のプランの2種類が提供されており、中程度のデータ利用量の方で、かつdポイントを効率良く貯めたい方向けのプランです。20GBあれば、日常的なウェブ閲覧やSNSの利用、動画視聴なども十分に楽しめます。全ての割引を適用すると最安で4,818円（～20GB）、6,490円（20GB～無制限）です。

ドコモ ポイ活 MAXと同様に、dポイントの還元率が優遇されるため、データ容量とポイント還元のバランスを重視する方に適しているでしょう。データ利用量に合わせて最適なポイント還元を受けたい方にぴったりです。

【NTTドコモの新プラン】旧プランとの違いは？

NTTドコモの新プランは、従来の「eximo」や「irumo」から、データ容量、料金体系、付帯サービスにおいて変更が加えられています。特に、エンターテインメントサービスの付帯や、海外利用のしやすさ、長期利用に対する優遇が強化された点が特徴です。

新プラン「ドコモ MAX」と旧プラン「eximo」の違い

「ドコモ MAX」と「eximo」は、どちらもデータ容量無制限のプランですが、大きな違いは付帯サービスと長期利用特典にあります。

●付帯サービス

ドコモ MAXは、AmazonプライムやDAZN for docomoなどの人気サービスが標準で付帯しています。これにより、エンターテインメントコンテンツをよく利用する方は、ドコモ MAXを選ぶことで月々の支払いの効率化が可能です

●長期利用割引

ドコモ MAXでは、長期利用のユーザーに対する割引がより手厚く設定されており、長く利用するほどお得になる仕組みが導入されています

●海外利用

ドコモ MAXではオプションサービス「世界そのままギガ」に加入すれば、追加料金なしで国際ローミングが30GBまで無料です

●料金

最安料金を比較すると、ドコモ MAXもeximoも大きくは変わりません。ただ、付帯サービスや海外利用の特典が強化された分、ドコモ MAXは実質的にお得になったと言えます

新プラン「ドコモ mini」と旧プラン「irumo」の違い

「ドコモ mini」と「irumo」は、ともにデータ容量が少ないライトユーザー向けのプランですが、料金体系と提供されるサービスに違いが見られます。

●料金

ドコモ miniの最安料金は880円（4GB）、1,980円（10GB）です。これに対し、irumoの最安料金は880円（3GB）、2,090円（9GB）だったため、わずかに安くなっています

●データ容量

ドコモ miniは月間4GBと10GBのデータ容量を提供しています。一方、irumoは0.5GB、3GB、6GB、9GBの4段階のデータ容量を提供しており、より細かく利用状況に合わせた選択肢がありました

●割引条件

ドコモ miniは「みんなドコモ割」「dカードお支払割」「各種セット割」の全てを適用することで最安料金が適用されます。irumoでは、みんなドコモ割や長期利用割、ドコモでんきセット割がなく、割引適用条件がより幅広くなった点がドコモ miniのメリットです

●通信品質

irumoは、NTTドコモのメインブランドでありながら、ほかのメインブランドプランとは異なる通信品質の優先順位が設定されていました。ドコモ miniは、ほかのNTTドコモ新プランと同様の優先順位での利用が可能です

【auの新プラン】「auバリューリンクプラン」「auマネ活バリューリンクプラン」

画像引用：KDDI

続いてauの新プランを見ていきましょう。auは2025年6月3日より、以下の2つの新料金プランの提供を開始しています。具体的には次のとおりです。

auの新料金プラン一覧

料金プラン		auバリューリンクプラン	auマネ活バリューリンクプラン
データ容量		無制限	無制限
主な特徴		au Starlink Direct、au 5G Fast Laneが利用可能。au海外放題も利用可能	au PAY残高還元率優遇。Pontaパス、サブスクぷらすポイントなどの特典。au海外放題も利用可能
基本料金		8,008円	9,328円
最安料金		5,478円	4,228円
割引の内容	auスマートバリュー	-1,100円	-1,100円
	家族割プラス（3回線以上）	-1,210円
	カードお支払い割	-220円
	サービス利用・支払いポイント特典		-1,000円（最大）
	サービス決済特典		-3,000円 （最大）

auバリューリンクプラン

画像引用：KDDI

auバリューリンクプランは、データ容量を気にせずに使える無制限プランです。動画視聴やオンラインゲーム、大容量ファイルのダウンロードなどを頻繁に行う方にとって、非常に便利なプランとなるでしょう。基本料金は8,008円ですが、全ての割引を適用した場合、月額5,478円で利用できます。

このプランには「au Starlink Direct」や「au 5G Fast Lane」といった、高速で安定した通信を実現するサービスが利用可能です。また、海外でのデータ通信もお得に使える「au海外放題」が利用できるため、海外旅行や出張が多い方にも適しています。

auマネ活バリューリンクプラン

auマネ活バリューリンクプランは、データ無制限のメリットに加えて、au経済圏での特典を最大限に活用したい方に向けたプランです。au PAYの利用頻度が高い方や、Pontaポイントを効率的に貯めたい方に特に魅力的な内容となっています。

全ての割引を適用すると月額4,228円で利用可能です。このプランでは、au PAYの残高還元率が優遇されるほか、「Pontaパス」や「サブスクぷらすポイント」といった、日々の買い物やサブスクリプションサービスでポイントが貯まりやすくなる特典が用意されています。au経済圏を活用している方には、通信費以上のメリットを感じられるかもしれません。

【auの新プラン】旧プランとの違いは？

auの新プランは、従来の「使い放題MAX＋」や「auマネ活プラン＋」といった旧プランから、料金体系や付帯サービスにおいていくつかの変更点が見られます。特に、ポイント還元や海外利用、最新技術への対応が強化された点が特徴的です。

新プラン「auバリューリンクプラン」と旧プラン「使い放題MAX+」の違い

「auバリューリンクプラン」は、従来の「使い放題MAX+」と同様にデータ容量無制限のプランです。大きな違いは、最新の通信技術への対応と海外利用のしやすさにあります。

●通信技術

auバリューリンクプランは使い放題MAX+に比べ、「au Starlink Direct」や「au 5G Fast Lane」など、多様な通信や高速で安定した通信を可能にする技術が利用できます。

●海外利用

auバリューリンクプランは使い放題MAX+では多くの手間がかかる「au海外放題」も容易に利用できます。

●料金

auバリューリンクプランの最安料金は5,478円です。一方、使い放題MAX+の最安料金は4,978円で、旧プランの方が若干安い価格設定になっています

●エンタメ特典

NetflixやAmazonプライムなどのエンタメサービスは、従来の使い放題MAX+の方が充実しています

これらの違いから、auバリューリンクプランは、最先端の通信技術と海外での利便性を重視するユーザーにより適していると言えるでしょう。

新プラン「auマネ活バリューリンクプラン」と旧プラン「auマネ活プラン+」を比較

「auマネ活バリューリンクプラン」と「auマネ活プラン+」は、いずれもデータ無制限に加え、au経済圏での特典を重視する方向けのプランです。主な違いは、料金体系とポイント還元の詳細、そして付帯するサービスにあります。

●料金

auマネ活バリューリンクプランの最安料金は4,228円です。これに対し、auマネ活プラン+の最安料金は改定後7,678円と、新プランの方が旧プランよりも月額料金が大幅に抑えられています

●ポイント還元

auマネ活バリューリンクプランでは、au PAY残高への還元率が優遇される特典が多いのが特徴です。auマネ活プラン+もポイント還元がありましたが、新プランはより広範な経済圏での優遇が強化された形です

●付帯サービス

auマネ活バリューリンクプランでは「au海外放題」も利用できるため、ポイントだけでなく海外での利便性も考慮されています

●サービス拡充

新プランは、au経済圏のさらなる拡大と連携を視野に入れた内容となっており、決済や金融サービスとの連動性がより高められています

auマネ活バリューリンクプランは、au経済圏をフル活用してポイントを貯めたい方や、海外での利用も視野に入れている方にとって、より魅力的な選択肢となるでしょう。

LIBMOの料金プランとNTTドコモ・auの新プランを比較

NTTドコモやauなど大手通信事業者の新プランは、データ容量無制限や豊富な割引、付帯サービスが魅力です。しかし、月額料金は比較的高くなる傾向があります。一方で、格安SIMである格安SIMサービス「LIBMO（リブモ）」は、シンプルながらも低価格でスマートフォンを利用したい方におすすめの選択肢です。

格安SIMサービス「LIBMO（リブモ）」について詳しくはこちら

NTTドコモ・auの新プランとLIBMOの比較

通信事業者	プラン名	データ容量	最安料金
LIBMO	3GBプラン	3GB	980円
	8GBプラン	8GB	1,480円
	20GBプラン	20GB	1,980円
	30GBプラン	30GB	2,728円
NTTドコモ	ドコモMAX	1GB、1～3GB、無制限	2,398円（1GB） 3,498円（1～3GB） 5,148円（無制限）
	ドコモmini	4GB、10GB	880円（4GB） 1,980円（10GB）
	ドコモポイ活MAX	無制限	2,948円
	ドコモポイ活20	～20GB、20GB～無制限	2,068円（～20GB） 3,740円（20GB～無制限）
au	auバリューリンクプラン	無制限	5,478円
	auマネ活バリュープラン	無制限	4,228円

大手通信事業者のNTTドコモやauの新プランは、データ容量が無制限で利用できる点が大きな魅力です。また、各種割引を最大限に適用すれば、月額料金を抑えることも可能になります。AmazonプライムやDAZN for docomoの付帯、海外利用のしやすさ、dポイントやau PAYポイントの優遇など、通信以外のサービスも充実している点が特徴と言えるでしょう。

これらのプランは、スマートフォンをたくさん使う方や、通信事業者の提供する多様なサービスをまとめて利用したい方におすすめです。

一方、LIBMOは、大手通信事業者に比べて基本料金が非常に安価な点が最大のメリットです。例えば、LIBMOの20GBプランは月額1,980円で利用でき、NTTドコモやauの同程度のデータ容量のプランと比較しても料金を抑えられます。

LIBMOは、自宅や職場にWi-Fi環境があり、外出先でのデータ通信はそれほど多くないという方、あるいは、シンプルにスマートフォンの基本機能だけを利用したい方にとって、非常に魅力的な選択肢です。余計な付帯サービスは不要で、とにかく月々の通信費を抑えたいという方は、ぜひLIBMOをご検討ください。

LIBMOの料金プラン一覧はこちら

まとめ

NTTドコモとauは、2025年6月から新たな料金プランの提供を開始し、データ無制限プランの拡充や、付帯サービスの強化を図っています。NTTドコモは「ドコモ MAX」や「ドコモ ポイ活」でエンタメ特典やポイント還元を、auは「auバリューリンクプラン」や「auマネ活バリューリンクプラン」で最新通信技術やau経済圏での優遇を提供している状況です。

一方で、LIBMOのような格安SIMは、低価格でスマートフォンを利用したい方にとって有力な選択肢となります。データ容量を抑えつつ、通信費を節約したい方には最適なプランが見つかるでしょう。

ご自身のスマートフォンの使い方や、求めるサービス、月々にかけられる費用などを考慮し、最適な料金プランを選んでください。

格安SIMサービス「LIBMO（リブモ）」について詳しくはこちら

LIBMOの料金プラン一覧はこちら

※本記事の情報は2025年7月8日時点のデータに基づくものです。