
年末が近づくと気になり始めるのが、新年のご挨拶である年賀状の準備です。かつてはPCとプリンターを使って作成するのが一般的でしたが、いまではスマートフォン1台で年賀状作りが完結する「年賀状アプリ」が人気を集めています。
本記事では、スマホで年賀状を作成するメリットやアプリの選び方を解説し、おすすめの年賀状アプリを7つ紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
- そもそもいま、年賀状ってどうなっているの?
- 実はスマホでも年賀状が作れる!そのメリットとは
- スマホ年賀状アプリを選ぶときのポイントとは?
- スマホ年賀状アプリ7選を詳しく紹介
- 【比較表】スマホ年賀状アプリ7選
- スマホで年賀状を作るなら大容量のデータ通信プランがおすすめ
- 大容量プランなら格安SIMサービスの「LIBMO(リブモ)」で!
- まとめ
そもそもいま、年賀状ってどうなっているの?

スマートフォンやSNSが普及し、新年の挨拶も多様化しています。まずは、伝統的な「紙の年賀状」が現在どのような状況にあるのか、データをもとに見ていきましょう。
年賀状の発行枚数は減少中
日本郵政グループが発表している「年賀はがきなどの発行および販売」によると、紙の年賀はがきの当初発行枚数は年々、減少傾向にあります。
出典:日本郵政グループ プレスリリース 各年「年賀はがきなどの発行および販売」より
この背景には、SNSやLINEといったコミュニケーションツールの普及が大きく影響していると考えられます。新年の挨拶をデジタルメッセージで手軽に済ませる人が増えたことや、社会全体のペーパーレス化の意識も関係しているでしょう。
それでも「年賀状を送りたい」理由
一方で、発行枚数が減少しているとはいえ、2026年用でも7.5億枚発行されており、年賀状という文化が完全になくなったわけではありません。紙の年賀状を送り続けたいと考える人には、次のような理由が挙げられています。
●形として相手に届けたい
デジタルメッセージとは異なり、「モノ」として相手の手元に届けたい
●写真付きで近況をしっかり知らせたい
結婚、出産、引越しなど、人生の節目となる出来事を、写真付きで丁寧に報告したい
●日本の伝統的な儀礼として
日ごろお世話になっている方へ、年に一度の礼儀として送りたい
このように、デジタルとは異なる紙の年賀状ならではの価値を感じている方も少なくありません。
実はスマホでも年賀状が作れる!そのメリットとは

「紙の年賀状は送りたいけれど、PCを開いたり、プリンターを準備したりするのは手間」と感じる人も多いのではないでしょうか。そうしたニーズに応えるのが、スマートフォン用の年賀状作成アプリで、主に次のようなメリットがあります。
メリット① スマホだけで簡単にデザインできる
スマホ年賀状アプリの最大のメリットは、その手軽さです。アプリには数千種類ものデザインテンプレートが用意されていることが多く、利用者は好みのものを選ぶだけで基本的なデザインが完成します。
あとは、スマートフォンに保存されている写真を選んで配置し、メッセージやスタンプを追加するだけです。通勤中や休憩時間といった隙間時間を利用して、デザイン作業を進められるのも、スマホならではのメリットといえるでしょう。
メリット② 印刷から投函まで依頼できる
多くのアプリでは、作成したデザインを高品質な年賀はがきに印刷してくれるサービスを提供しています。自宅にプリンターがない人や、インクの残量を気にしたくない人にとって、非常に便利な機能です。
さらに、宛名印刷や、印刷された年賀状をそのままポストに投函してくれる「投函代行」サービスを備えたアプリもあります。これらを利用すれば、デザイン作成から発送まで、全てスマホの操作だけで完結させることが可能です。
メリット③ 完成データをメールやSNSで送れるものも
アプリによっては、紙に印刷するだけでなく、作成したデザインデータを画像として保存できるものもあります。
この機能を使えば、紙の年賀状を送るほどではないけれど、新年の挨拶はしたいという相手に対して、メールやLINE、その他のSNSで「デジタル年賀状」を送るという選択肢も生まれます。紙とデジタルを、送る相手によって使い分けられるのも、スマホアプリの強みです。
スマホ年賀状アプリを選ぶときのポイントとは?

年賀状アプリには多くの種類があり、それぞれ特徴が異なります。自分に合ったアプリを選ぶために、次のポイントを確認しましょう。
デザインの種類と数
テンプレートのデザイン数はアプリによってさまざまです。写真を使わないカジュアルなデザイン、ビジネス向けのフォーマルなデザインなど、自分が送りたい年賀状のイメージに合うテンプレートの有無を確認しましょう。
料金体系
料金は「基本料金」「印刷代」「はがき代(切手代)」「送料」などで構成されます。基本料金が無料でも印刷代が高めな場合や、反対に基本料金がかかるものの印刷代が安い場合など、さまざまです。
注文枚数によっても総額が変わるため、自分の必要な枚数で総額がいくらになるかを比較検討する必要があります。
印刷・投函代行の有無
「印刷だけ依頼して自宅に送ってもらう」「宛名印刷まで依頼する」「印刷から投函まで全て任せる」など、どこまでのサービスを求めているかを明確にしておきましょう。投函代行を利用すれば、年末の忙しい時期に郵便局やポストへ行く手間を省けます。
写真の印刷品質
特に写真付きの年賀状を送りたい場合、印刷品質は重要です。多くのアプリでは、高画質な「写真仕上げ(銀塩プリント)」と、手頃な価格の「印刷仕上げ(オンデマンド印刷)」を選べるようになっています。
仕上がりの美しさを求めるなら、写真仕上げに対応しているかを確認するとよいでしょう。
スマホ年賀状アプリ7選を詳しく紹介
ここからは、人気のスマホ年賀状アプリを7つ選び、それぞれの特徴やサービス内容(2025年11月時点の情報)を紹介します。
スマホで年賀状

「スマホで年賀状」は、株式会社CONNECTITが運営する「ネットで年賀状」で提供されているアプリです。大きな特徴は、デザインの豊富さと、注文の手軽さです。
料金面では、1枚から注文が可能で、基本料金はかかりません。はがき代は1枚あたり85円、印刷代は普通紙が165円(1~10枚の注文時・税込)、写真用紙が187円(1~10枚の注文時・税込)です。
完成したはがきを自宅に配送する場合は、別途送料550円~(税込)がかかります。
また、スマートフォンで住所録(宛名台帳)を管理できる機能も充実しています。過去に送った年賀状を撮影して送ると、宛名をデータ化してくれる「宛名スキャン」というサービスも提供されています。
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基本料金 |
はがき代 |
印刷代 |
投函代行 |
自宅への送料 |
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無料 |
85円 |
普通紙:165円 写真用紙:187円 ※いずれも1~10枚の注文時の金額 |
無料 |
550円~ |
※表内は「はがき代」を除き全て税込、はがき代は非課税
ダウンロードはこちら
しまうま年賀状

「しまうま年賀状」は、ネットプリントサービス大手の「しまうまプリント」が提供する年賀状アプリです。
このアプリの強みは、印刷料金の分かりやすさとコストパフォーマンスです。基本料金は1,980円(税込)で、宛名印刷、投函代行は無料。はがき代は85円、印刷代は印刷仕上げ:70円(税込)と写真仕上げ:165円(税込)から選べます。特に写真仕上げは、写真専門店の技術を活かした高品質な仕上がりが期待できます。
初回注文限定で印刷代が最大10枚分無料になるキャンペーンも行っています。詳細は必ずアプリやWebサイトでご確認ください。
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基本料金 |
はがき代 |
印刷代 |
投函代行 |
自宅への送料 |
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1,980円 |
85円 |
印刷仕上げ:70円 写真仕上げ:165円 |
無料 |
無料 |
※表内は「はがき代」を除き全て税込、はがき代は非課税
ダウンロードはこちら
つむぐ年賀

「つむぐ年賀」は、株式会社ソルトワークスが提供するアプリで、デザインの自由度の高さが特徴です。
豊富なテンプレートが用意されているのはもちろん、スタンプや素材パーツが充実しており、利用者が自由に組み合わせてオリジナルデザインを作成しやすい設計になっています。
料金は、基本料金無料(一部のデザインや機能は有料)で1枚から注文でき、写真ありの年賀状の場合1枚あたり186円(1~19枚の注文時・税込)となっています。完成したはがきの投函代行も可能です。
無料の宛名印刷サービスのほか、有料のコンビニ印刷、自宅配送にも対応しています。
印刷代とはがき代、送料(条件により無料の場合あり)がかかります。仕上がりは「印刷仕上げ(フチあり)」「写真仕上げ(フチなし)」が選べます。
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基本料金 |
はがき代 |
印刷代 |
投函代行 |
自宅への送料 |
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無料 |
85円 |
写真なし(普通紙):149円 写真あり(写真用紙):186円 ※いずれも1~19枚の注文時の金額 |
無料 |
580円~ |
※表内は「はがき代」を除き全て税込、はがき代は非課税
ダウンロードはこちら
みてね年賀状

「みてね年賀状」は、家族向け写真・動画共有アプリ「家族アルバム みてね」を提供する株式会社MIXIが運営しています。
最大の特徴は、「家族アルバム みてね」との連携機能です。「みてね」にアップロードしている子どもの写真や家族の写真を、そのまま年賀状のデザインに使うことができます。
基本料金は無料で、宛名印刷にも無料対応、注文時にはがき代85円、印刷代は写真ありが198円(1~10枚注文時・税込)、写真なしが176円(1~10枚注文時・税込)となっています。投函代行を依頼せず、自宅に完成した年賀状を届ける場合の送料は660円(税込)です。
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基本料金 |
はがき代 |
印刷代 |
投函代行 |
自宅への送料 |
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無料 |
85円 |
写真なし(普通紙):176円 写真あり(写真用紙):198円 ※いずれも1~10枚の注文時の金額 |
無料 |
660円~ |
※表内は「はがき代」を除き全て税込、はがき代は非課税
ダウンロードはこちら
スマホで写真年賀状

「スマホで写真年賀状」は、富士フイルムグループの技術を活かした高品質な写真年賀状が作成できるアプリです。
写真専門店のノウハウを活かし、写真の美しさを最大限に引き出す「写真仕上げ」に強みがあります。写真画質にこだわりたい人にとって、有力な選択肢となるでしょう。
料金は、はがき代85円、印刷代が普通紙で176円(1~10枚注文時・税込)、写真用紙で198円(1~10枚注文時・税込)となっており、基本料金は無料です。宛名印刷も無料で利用できます。
投函代行は無料ですが、自宅に完成した年賀状を届ける場合の送料は660円(税込)です。
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基本料金 |
はがき代 |
印刷代 |
投函代行 |
自宅への送料 |
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無料 |
85円 |
普通紙:176円 写真用紙:198円 ※いずれも1~10枚の注文時の金額 |
無料 |
660円~ |
※表内は「はがき代」を除き全て税込、はがき代は非課税
ダウンロードはこちら
ノハナ年賀状

「ノハナ年賀状」は、フォトブックサービス「ノハナ」が提供する年賀状アプリです。
主に子育て世帯をターゲットにしており、子どもの写真を使った年賀状作成に適したデザインが多く見られます。また、「ノハナ」のユーザーであれば、フォトブックで使った写真を年賀状にも活用しやすいでしょう。
料金は、基本料金が無料で、印刷代とはがき代がかかります。印刷代は写真あり・写真なしともに176円(税込)です。
投函代行は無料ですが、自宅に完成した年賀状を届ける場合の送料は550円(税込)です。
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基本料金 |
はがき代 |
印刷代 |
投函代行 |
自宅への送料 |
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無料 |
85円 |
写真なし(普通紙)・写真あり(写真用紙):176円 |
無料 |
550円~ |
※表内は「はがき代」を除き全て税込、はがき代は非課税
ダウンロードはこちら
はがきデザインキット

「はがきデザインキット」は、日本郵便株式会社が提供する公式の年賀状作成アプリで、公式ならではの安心感が最大の特徴です。
作成したデザインを自宅のプリンターで印刷、またはコンビニでのプリントが可能です。
デザインの作成を中心としたサービスのため、投函代行には対応しておらず、宛名印刷にも非対応です。一方、LINEやメールで送るためのデジタル画像の作成に対応しています。
手軽に年賀状を作りたい人におすすめのアプリです。
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基本料金 |
はがき代 |
印刷代 |
投函代行 |
自宅への送料 |
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無料 |
- |
- |
非対応 |
- |
ダウンロードはこちら
【比較表】スマホ年賀状アプリ7選
紹介した7つのアプリの特徴を一覧表にまとめます。料金やサービス内容は時期によって変動する可能性があるため、詳細は各公式サイトでご確認ください。
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アプリ名 |
基本料金 |
はがき代 |
印刷代 |
投函代行 |
自宅への送料 |
対応OS |
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スマホで年賀状 |
無料 |
85円 |
普通紙:165円 写真用紙:187円 ※いずれも1~10枚の注文時の金額 |
無料 |
550円~ |
iOS / Android |
|
しまうま年賀状 |
1,980円 |
85円 |
印刷仕上げ:70円 写真仕上げ:165円 |
無料 |
無料 |
iOS / Android |
|
つむぐ年賀 |
無料 |
85円 |
写真なし(普通紙):149円 写真あり(写真用紙):186円 ※いずれも1~19枚の注文時の金額 |
無料 |
580円~ |
iOS / Android |
|
みてね年賀状 |
無料 |
85円 |
写真なし(普通紙):176円 写真あり(写真用紙):198円 ※いずれも1~10枚の注文時の金額 |
無料 |
660円~ |
iOS / Android |
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スマホで写真年賀状 |
無料 |
85円 |
普通紙:176円 写真用紙:198円 ※いずれも1~10枚の注文時の金額 |
無料 |
660円~ |
iOS / Android |
|
ノハナ年賀状 |
無料 |
85円 |
写真なし(普通紙)・写真あり(写真用紙):176円 |
無料 |
550円~ |
iOS / Android |
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はがきデザインキット |
無料 |
- |
- |
非対応 |
- |
iOS / Android |
※表内は「はがき代」を除き全て税込、はがき代は非課税
※キャンペーンなどにより変動する場合があります
スマホで年賀状を作るなら大容量のデータ通信プランがおすすめ
スマホ年賀状アプリは非常に便利ですが、快適に利用するには、スマートフォンのデータ通信量が意外と必要になる点に注意が必要です。年賀状作成の手順では、次のような場面でデータ通信が発生します。
●アプリ本体のダウンロード
●デザインテンプレートの閲覧・ダウンロード
●スマートフォンからアプリへ、高画質な写真をアップロード
●作成したデザインのプレビューや完成データのダウンロード
特に、高解像度の写真を何枚も使ってデザインを比較検討する場合、知らず知らずのうちに多くの通信量を消費している可能性があります。
自宅にWi-Fi環境がない場所で作業したり、契約しているデータ容量の少ないプランで作業を続けたりすると、通信速度制限がかかってしまい、作業がスムーズに進まなくなるかもしれません。
大容量プランなら格安SIMサービスの「LIBMO(リブモ)」で!

もし、ご自宅にWi-Fi環境がなく、スマートフォンのデータ通信量に不安を感じる場合は、通信プランの見直しも1つの方法です。
LIBMO(リブモ)は、NTTドコモの回線網を利用した格安SIMサービスで、利用スタイルに合わせたさまざまな料金プランを提供しています。
年賀状作成のように、一時的に多くのデータ通信が必要になる場合に備えるなら、大容量の「なっとくプラン(20GB)」「なっとくプラン(30GB)」「なっとくプラン(60GB)」がおすすめです。
大容量プランであれば、写真のアップロードやデザインのダウンロードを頻繁に行う場合でも、データ容量を気にせず、年賀状作成に集中できるでしょう。
まとめ
スマートフォンの年賀状アプリは、デザインの作成から印刷、投函まで、年末の忙しい時期の作業を大幅に効率化してくれる便利なツールです。
アプリごとにデザインのテイストや料金体系、サービス内容が異なります。本記事で紹介した選び方のポイントや各アプリの特徴を参考に、ご自身の使い方に合ったアプリを見つけてみてください。
※本記事の情報は2025年12月4日時点のデータに基づくものです。


