
スマートフォンには、連絡先・写真・決済情報など、大切な個人情報が数多く保存されている一方、詐欺やウイルスの被害は年々深刻化しています。ただ、セキュリティ対策をしたいものの、無料アプリで十分なのか迷っている方も多いのではないでしょうか。 本記事では、スマートフォンにセキュリティ対策が必要な理由と、無料セキュリティアプリでできること、そのメリット・デメリットを整理します。また、複数の対策をひとつにまとめられるサービスも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
- スマートフォンにもセキュリティ対策が必要な理由
- 近年はスマートフォンを狙った犯罪も多い
- スマートフォンのセキュリティアプリは必要?
- 無料セキュリティアプリで利用できるおもな機能
- おもな無料セキュリティアプリと機能を紹介
- 無料アプリでセキュリティ対策をするメリット・デメリット
- 複数の対策をまとめたいならTOKAI SAFEがおすすめ
- TOKAI SAFEの4つのプラン
- まとめ
スマートフォンにもセキュリティ対策が必要な理由

スマートフォンは電話やメールだけでなく、買い物・銀行取引・本人確認まで担う生活の中心的なデバイスです。それだけに、ひとたび情報が盗まれれば、金銭被害や個人情報の悪用に直結します。パソコンと同じように、スマートフォンにもセキュリティ対策が欠かせない時代といえるでしょう。
近年はスマートフォンを狙った犯罪も多い
警察庁の発表によると、令和7年(2025年)のフィッシング報告件数は245万4,297件に達し、増加傾向が続いています。フィッシングとは、実在する企業を装ったメールやSMSから偽サイトへ誘導し、IDやカード番号などを盗み取る手口です。なお、この件数はスマートフォン経由に限らず、パソコンのメールなどを通じた報告も含んでいます。 インターネットバンキングに係る不正送金の発生件数は4,747件、被害総額は約103億9,700万円に上りました。手口の約9割をフィッシングが占めており、盗まれた情報が実際の金銭被害につながっている状況です。さらに、SNS型投資・ロマンス詐欺の被害額は、合計で約1,834億4,000万円に上り、前年から約44.2%増加しています。クレジットカードの不正利用被害額も約510億円と、依然として深刻な水準です。 このほか、特殊詐欺の被害額は約1,423億1,000万円に達し、前年から98.0%増加しました。偽のセキュリティ警告を表示して金銭をだまし取るサポート詐欺も、認知件数1,066件・被害額約14億円と報告されています。スマートフォンやパソコンの利用者を狙う手口は、年々多様化している状況です。 また、フィッシング対策協議会の月次報告によると、2026年5月のフィッシング報告件数は126,061件でした。報告の多くは実在の大手ブランドをかたるもので、上位5ブランドだけで全体の約60.4%を占めています。誰もが知る企業の名をかたる手口だけに、日常的にスマートフォンを使う人なら誰でも被害に遭いかねません。
出典:令和7年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について|警察庁サイバー警察局
令和7年における特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺の認知・検挙状況等について(確定値)|警察庁
スマートフォンのセキュリティアプリは必要?

スマートフォンでのセキュリティ対策は、基礎的な対策だけであれば、OSに標準搭載された機能でもある程度は可能です。例えばiPhoneには、アプリの審査制度や危険なサイトへの警告機能が組み込まれています。Androidにも、アプリを自動でチェックする仕組みが標準で備わっています。加えて、OSやアプリを常に最新の状態へ更新しておけば、基本的な防御は可能でしょう。
一方で、標準機能だけではカバーしきれない領域があるのも事実です。巧妙化するフィッシングサイトの検知や、公共Wi-Fi利用時の安全確認などは、専用のセキュリティアプリのほうが手厚く対応できます。より強固に守りたい場合は、無料または有料のセキュリティアプリの導入がおすすめです。
無料セキュリティアプリで利用できるおもな機能
無料のセキュリティアプリでも、基本的な保護機能は利用可能です。代表的な3つの機能を紹介します。
ウイルススキャン
スマートフォン内のアプリやファイルを検査し、不正プログラムが潜んでいないかを確認する機能です。 インストール済みのアプリを一括でチェックできるほか、アプリによっては新しくダウンロードしたファイルを自動で検査してくれるものもあります。定期的にスキャンする習慣をつけておけば、感染の早期発見につながるでしょう。 なお、利用できる機能や検査の対象範囲は、OSやアプリによって異なります。
危険なサイトへのアクセス警告
フィッシングサイトやウイルスを仕込んだサイトなど、危険なWebページへのアクセスを警告する機能です。偽サイトは見た目だけで本物と区別することが難しいため、アプリ側で自動的に判定してくれる仕組みは心強い存在といえるでしょう。 メールやSMSに記載されたリンクをうっかり開いてしまった場合でも、被害の一歩手前で踏みとどまれる可能性が高まります。ただし、無料版ではこの機能が制限されているアプリもあるので、利用前に対応範囲を確認しましょう。
Wi-Fiの安全性チェック
接続中のWi-Fiネットワークに問題がないかを検査する機能です。 カフェや駅などの公共Wi-Fiの中には、通信の暗号化が不十分なものも多く、そうしたネットワークに接続した場合、通信内容を第三者に盗み見られるリスクがあります。接続前に安全性を確認できるこの機能は、外出先でスマートフォンをよく使う方に役立つでしょう。
おもな無料セキュリティアプリと機能を紹介
無料で使い始められる代表的なセキュリティアプリを3つ紹介します。
アバスト モバイルセキュリティ

チェコに本社を置くセキュリティ企業Avastが提供するアプリです。
無料版では、次の機能をおもに利用できます。
- ウイルススキャンとリアルタイム保護
- 危険なWebサイトやフィッシングリンクへの対策
なお、詐欺の疑いがあるSMS・電話の自動ブロックやVPNなどは、有料版で提供されています。
マカフィーセキュリティ

セキュリティソフト大手のMcAfeeが提供するアプリで、AndroidとiOSの両方に対応しています。無料の範囲で利用できるおもな機能は次のとおりです。
- 銀行グレードのWi-Fi暗号化
- 危険なWebサイトを検知・警告するセーフブラウジング
- オンライン個人データの漏えいを確認するIDスキャン
なお、無料版と有料版では利用できる機能や保護範囲が異なるため、ダウンロード時に最新の提供内容を確認しましょう。
F-Secure

フィンランドのセキュリティ企業F-Secureが提供するアプリです。無料の範囲では、次の機能をおもに利用できます。
- ソフトウェアのバージョンが古くなった際の警告
- 盗難が疑われる操作を検知した際の位置情報通知
- 端末の位置検索や警報
フィッシングサイトなどから保護するセーフブラウジングは、有料のプレミアム版で提供されています。
無料アプリでセキュリティ対策をするメリット・デメリット

無料アプリは手軽に始められる反面、注意すべき点もあります。メリットとデメリットを順に見ていきましょう。
メリット:費用がかからない
最大のメリットは、コストをかけずにセキュリティ対策を始められる点です。「まずは試してみたい」「最低限の対策だけはしておきたい」と考えている方にとって、導入のハードルが低いことは大きな魅力でしょう。 基本的なウイルススキャンやWi-Fiチェックだけでも、対策なしの状態と比べれば安心感は大きく変わります。有料版への移行を検討する際の判断材料としても、無料版の利用は有効です。
デメリット:対策ごとに別々のアプリが必要
無料アプリの多くは、利用できる機能が限られています。そのため、ウイルス対策にはこのアプリ、危険サイト対策には別のアプリというように、複数のアプリを組み合わせる必要が生じがちです。アプリが増えるほど管理の手間がかかるうえ、設定の抜けや漏れも起こりやすくなります。 また、複数のセキュリティアプリを同時に動かすと、互いに干渉して動作が不安定になる場合もあるので注意が必要です。それぞれのアプリの更新状況を把握し続ける負担も、無視できません。
デメリット:機能が制限されている場合も
無料版は、有料版の機能を制限した「お試し版」として提供されているケースがほとんどです。例えば、危険サイトのブロックや盗難対策などの重要な機能が、有料版限定になっていることもあります。 また、広告が頻繁に表示されるアプリでは、使い勝手の面でストレスを感じるかもしれません。
デメリット:最新のセキュリティ対策ができない可能性も
セキュリティアプリの防御性能を保つには、新たに発見された脅威に合わせて、検知情報やアプリ自体が継続的に更新される必要があります。しかし、無料アプリのなかには、更新頻度が低かったり、開発やサポートが終了したまま配信されていたりするものもあります。 更新が滞っているアプリでは、新しく登場したウイルスや詐欺サイトなどを十分に検知できない可能性があります。無料アプリを選ぶ際は、提供元の信頼性に加え、最終更新日や現在も継続してサポートされているかを確認することが大切です。
複数の対策をまとめたいならTOKAI SAFEがおすすめ

無料アプリだけで万全の対策をするには限界があります。そこで複数の対策をひとつにまとめたい方には、総合セキュリティサービス「TOKAI SAFE」がおすすめです。 TOKAI SAFEは、格安SIMサービス「LIBMO(リブモ)」を提供する株式会社TOKAIコミュニケーションズのセキュリティサービスです。第三者評価機関から複数回の受賞歴があるF-Secure社のスキャンエンジンを採用しており、信頼性の高い保護を実現しています。さらに、Windows・macOS・Android・iOSに対応しており、スマートフォンとパソコンをひとつのサービスでまとめて守れるのも、おすすめの理由のひとつです。
TOKAI SAFEの4つのプラン
TOKAI SAFEには、利用スタイルに合わせた4つのプランがあります。
|
プラン |
対応台数 |
月額料金 |
おもな機能 |
|
Pro10プラン |
10台 |
1,078円(税込) |
ウイルス対策・危険サイト対策・詐欺SMS対策・VPN・IDモニタリングなど |
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Pro3プラン |
3台 |
748円(税込) |
Pro10と同じ機能を3台で利用可能 |
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Mini10プラン |
10台 |
550円(税込) |
ウイルス対策・危険サイト対策・ファミリールール |
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Mini3プラン |
3台 |
330円(税込) |
Mini10と同じ機能を3台で利用可能 |
Pro10プランは10台までのデバイスに対応しており、さまざまなOSでも利用できます。自分のスマートフォンとパソコンに加え、家族のデバイスもまるごと守りたい家庭に向いたプランです。 プランごとの主な機能は次のとおりです
【TOKAI SAFE Mini・Pro 共通機能】
ウイルス対策:リアルタイムでウイルスを検知し、発見時は削除して感染を防止
危険サイト対策:危険なサイトを自動でブロックし、詐欺サイトから利用者を守る
【TOKAI SAFE Pro限定機能】
詐欺SMS対策:届いたSMSをAIがチェックし、怪しいメッセージを自動で振り分け
VPN:通信を暗号化し、フリーWi-Fi利用時も安心してインターネットを使える
IDモニタリング:個人情報の流出をチェックし、検知時に通知して早めの対策につなげる
子どものスマートフォンに使用時間の制限をかけられるファミリールール機能も、全プランに含まれています。なお、いずれのプランも初めての利用であれば利用開始月を含む最大3ヶ月間は無料で試せます。
まとめ
スマートフォンを狙ったフィッシングや不正送金の被害は年々拡大しており、セキュリティ対策は全ての利用者にとって欠かせないものになっています。無料のセキュリティアプリでも、ウイルススキャン・危険サイトへの警告・Wi-Fiの安全性チェックといった基本的な対策は可能です。 ただし、無料アプリには機能制限や広告表示などの制約があり、対策ごとに複数のアプリを使い分ける手間も生じます。最新の攻撃手口への対応が遅れる可能性も考慮すると、無料アプリだけに頼るのは心もとない面があるでしょう。 そこで複数の対策をひとつにまとめたい方には、TOKAI SAFEがおすすめです。ウイルス対策から詐欺SMS対策・VPN・IDモニタリングまでをひとつのアプリでカバーでき、月額330円(税込)から始められます。家族のデバイスまで守れるプランも用意されているので、スマートフォンのセキュリティを見直したい方は、ぜひ検討してみてください。
※本記事の情報は2026年8月28日時点のデータに基づくものです。


