私たちの生活に欠かせない携帯電話。昔は電話やメールだけに利用されていましたが、スマートフォンの普及によって、インターネットの利用やアプリゲームの利用など、さまざまなことができるようになりました。今や私たちの生活にとって、欠かせない生活必需品と言えるでしょう。そんなスマホですが、一方で料金はやや高く、ご家族が多い方などは月々の支払いで家計を圧迫してしまうことも。そうしたニーズなどから生まれたのが、格安SIMと呼ばれる低価格帯のスマホサービスです。
以前は数も限られていた格安SIMサービスですが、ここ数年で一気に知名度も上がり、現在は多くの方が利用しています。しかし、いざ格安SIMサービスへと乗り換えようと思っても、一体どれを選べば良いか分からない方も多いはずです。
そこで今回は、格安SIMサービスの中から大容量プランがお得で人気な「LIBMO」と、BIGLOBEから発表された話題の新プラン「donedone」をピックアップして、サービスの概要や容量、機能、データ通信速度などさまざまな観点から徹底比較します。
- 大容量プランがお得なLIBMO
- BIGLOBEの新プラン「donedone（ドネドネ）」とは？
- LIBMOとBIGLOBEの「donedone（ドネドネ）」を比較！
- 利用スタイル別！おすすめサービスはこちら
- LIBMOがお得に使える各種キャンペーンをご紹介！
- まとめ
大容量プランがお得なLIBMO
LIBMOの魅力といえば、大容量の「なっとくプラン」でしょう。
このプランはライト・1GB・5GB・20GB・30GBの5種類があり、自分の使い方に合ったプランを選ぶことが可能です。SIMカードの種類は「データ通信専用SIM」「音声通話機能付きSIM」の2種類に分かれていて、ライト・1GB・5GB・20GB・30GBのプランが用意されています。
20GBプランの月額料金は1,991円（税込）、30GBプランは税込2,728円（税込）で、利用料金は業界最安レベルです。
また、この両プランは「端末割引プログラム」または「最大12,000円還元相当還元プログラム」を適用することで、さらにお得に利用できます。そのほか、「1GB以上のプランなら高速通信で快適に利用できる」「余ったデータ通信量は翌月へと繰り越せる」といった点も魅力です。ライトプランはデータ量が無制限となっているのもポイントです。
ちなみに、LIBMOでは動作確認済み端末が多く、iPhoneはもちろん、AQUOS・galaxy・らくらくスマートフォンといった端末でも利用することができます。
さらにオプションも豊富で、「10分かけ放題」「スマート留守電」「留守番電話」「割込通話」といった通話に関するオプションに加えて、契約時に購入した端末の補償をする「LIBMO端末補償」とLIBMO以外で購入した端末の補償をする「つながる端末保証 byLIBMO」や、スマホ初心者でも安心の「安心訪問サポート」、スマホやタブレットなどを最大６台まで登録できるセキュリティ対策ソフトの「TOKAI SAFE」などがあります。
最後にご紹介したTOKAI SAFEは、インターネットのフィルタリングやデバイスの位置情報も把握できるため、お子さんにスマホを持たせるときなどにもおすすめです。なお、料金は440円/月（税込）、新規申し込みで最大3ヶ月無料になります。このように、低価格かつ高品質な点がLIBMOの大きな魅力と言えるでしょう。
BIGLOBEの新プラン「donedone（ドネドネ）」とは？
BIGLOBEで新たに登場したのが新プラン「donedone」です。データ通信容量は50GBの大容量でありながらも、月々の料金が2,728円（税込）と、圧倒的な低価格で提供しています。
donedoneには2つのプランが用意されており、最大3Mbpsの通信速度となる「ベーシックUプラン」と、選んだ3つまでのアプリが通信速度無制限、それ以外が最大1Mbpsの速度となる「カスタムUプラン」の2種類です。
どちらのプランも「お試し特典」や「初期費用無料キャンペーン」を展開しており、新規申し込みでも乗り換えでも、お得に利用開始できることもポイントとなっています。
また、「エントリープラン」という基本料金0円のプランもあります。こちらは3GBの通信容量を最大128kbpsの速度で試すことができるプランです。
なお、支払いはクレジットカードのみとなっていて、オプションには「国際ローミング」「転送電話サービス」「国際電話」といった、通話に関するものが充実しているのが特徴です。
また、エントリープランを除く料金の一部は、社会貢献団体に寄付されています。支援先には、約100カ国で開発援助や緊急人道支援のための活動をしている「教育支援」や、東南アジアやなどで保健医療支援活動を進める「健康支援」、海の生き物・環境保全を目的に、ウミガメの保全活動やザトウクジラの調査研究などを行っている「海洋保全」、小児がんと闘う子どもたちのために臨床研究をしている「医療支援」、科学的研究に基づいた野生動物の保全問題の研究・問題解決を目指す「環境保全」のといった5つの分野があり、災害時には臨時の支援団体が追加されます。
ユーザーはサービスの利用開始時にいずれかの支援先を選ぶこととなり、選ばれた団体にはBIGLOBEから月50円が寄付されます。支援先の変更はアプリから行うことが可能です。
こうした格安SIMで社会貢献ができる新たな取り組みや、50GBの大容量・低価格を両立しているのは特徴的と言えるでしょう。
donedoneのプランと料金をチェック
前述のとおり、donedoneには「ベーシックUプラン」「カスタムUプラン」という２種類があり、これはアプリでいつでも切り替えることができます。どちらもデータ通信容量は50GB、料金は2,728円/月（税込）です。
「ベーシックUプラン」は最大通信速度は3Mbpsでの通信となりますが、この速度であればYouTubeはHD720pの高画質を楽しむことが可能です。もちろん、データ通信容量はたっぷり50GBなので通信量を気にする必要もありません。
しかし、動画の視聴や画像の送信など、用途によっては通信に時間がかかる可能性があります。
一方、「カスタムUプラン」はYouTubeやInstagramなどユーザー自らが選んだ3つのアプリを対象に、通信速度が無制限となります。
カスタムUプランの対象アプリは、動画なら「YouTube」や「ABEMA」「TikTok」「TELASA」、SNSは「LINE」や「Instagram」「Facebook」、音楽は「Spotify」と「Amazon Music」、ゲームなら「モンスターストライク」がラインナップされています。
平日はLINE、Instagram、Spotifyと移動時に使うもの中心に、週末はSpotifyをYouTubeに入れ替えて活用するといったように、いつでも自由に内容を変更することができます。
また、対象アプリ以外も最大1Mbpsで利用可能です。
LIBMOとBIGLOBEの「donedone（ドネドネ）」を比較！
ここからはLIBMOとdonedoneを、料金・機能・サービスの面から比較していきます。
LIBMOとdonedoneのプラン・料金を比較！
まずは、donedoneについてご紹介します。データ容量は50GBと大容量ですが、一部通信速度に制限があります。ただしカスタムUプランは一部アプリが速度無制限となります。
「10,000円キャッシュバック＋初期費用0円キャンペーン」を行っているため、利用開始時はかなりお得に利用できます。ただし、データ容量の翌月繰り越しはできません。
月額料金は2,728円/月（税込）です。
一方、LIBMOはデータ容量の最も大きいプランで30GBです。donedoneと比較すると一見劣っていように思えますが、通信速度が異なります。公式サイトのアンケートによると、LIBMOでは9割の人が通信速度に不満なく利用できていると回答しました。混雑時間帯を除けば、LIBMOの通信速度はdonedoneの最大速度3Mbpsを超えるため、速度面が気になる方はLIBMOを選ぶと良いでしょう。
また、LIBMOではデータ容量の翌月繰り越しも可能です。
さらに、端末を購入した場合は「端末割引プログラム」、購入しなかった場合は「最大1,2000円還元相当還元プログラム」が適用されるため、かなりリーズナブルに利用できます。
基本料金は30GBプランで月額2,728円（税込）、20GBプランの場合は月額1,991円（税込）となっています。
どちらも魅力的な内容となっていますが、「とにかくデータ通信容量が大きいほうが良いならdonedone」、「速度とデータ通信容量のバランスを取るならLIBMO」となります。自分の利用スタイルに合ったものを選ぶとよいでしょう。
LIBMOとdonedoneの機能・サービス面を比較
次に、機能やサービス面から両者を比較してみましょう。
まずはdonedoneからご紹介します。使用する回線はauで、テザリングが無料、申し込みも不要です。ただしiPhoneなど機種によってはテザリングができない場合もあります。
また、データ容量超過後の最大通信速度は1Mbpsに制限されます。
回線固定とのセット割は「ネットスマホ割」というプランがあります。これはBIGLOBE光と同時に利用することで、BIGLOBE光の料金が毎月220円（税込）割引となるものです。
対応端末はiPhoneやandroidで幅広く対応していますが、iPhone6以前の端末・海外製のiPhoneは利用できない場合もあります。iPhone以外での利用を考えている方は、donedoneの対応端末検索ページで確認することをおすすめします。
一方LIBMOは、テザリングができるかは端末によりますが、こちらも申し込み不要・無料で利用可能です。回線はNTTドコモのLTE回線を使っているため、どこでも快適に使えます。
データ容量の超過後は最大128kbpsに制限されますが、「データリチャージ」機能で追加購入が可能です。料金は業界でも最安レベルの1GBあたり330円（税込）。
サポート面は「よくある質問」や24時間いつでも相談できる「チャットサポート」、フォームでの「お問い合わせ・資料請求」に加えて「お電話でのお問い合わせ」、さらに全国どこでも自宅に訪問して直接サポートしてくれる「安心訪問サポート」など、オプションメニューがかなり充実しています。
また、回線固定とのセット割「SIM×光割」では、LIBMOとセットで＠T COM光またはTNCの月額料金から30GBなら330円（税込）、20GBなら220円（税込）が毎月割引されます。
対応している機種も多く、iPhoneはもちろんのこと、らくらくスマートフォンなどでの動作も確認されています。
利用スタイル別！おすすめサービスはこちら
ここまで、donedoneとLIBMOを比較して料金やサービス面について紹介してきました。
ここからは、場合別におすすめのサービスをご紹介します。
LIBMOの大容量プランがおすすめのケースとは？
まずは、LIBMOがおすすめのケースについてご紹介します。
・端末を一緒に購入したい方
・安定感のある速い通信環境が良い方
・donedoneのカスタムUプランにはないアプリを快適に使いたい方
・自宅にWi-Fi環境があるため50GBまでは必要ない方
・各種キャンペーンを使いたい方（キャンペーン一覧はこちら）
これらの方々にはLIBMOがおすすめです。また、20GBが2,000円以内に収まるのも、大容量プランを安く使いたい人にとって大きな魅力でしょう。
そのほかにも「セキュリティ対策」などのオプションも充実しているため、さまざまなアプリを快適に使いつつ、料金を安く抑えたい方にとってはこちらがおすすめです。
donedoneがおすすめなケース
続いてdonedoneがおすすめなケースについてご紹介します。
・普段使っているアプリが「カスタムＵプラン」の対象という方
・3Mbpsの通信速度で充分な方
・出先でのスマホ利用が多く、とにかく大容量が必要な方
・PCなどを接続してテザリングを行うことが多い方
・社会貢献につながるサービスを利用してみたい方
これらの方々にはdonedoneがおすすめとなります。
ご自身がどのようなスタイルでスマホを使うか、そしてどんなアプリを中心に使っているかなどを考慮した上で、検討するようにしましょう。
LIBMOがお得に使える各種キャンペーンをご紹介！
LIBMOには、お得なキャンペーンがたくさんあります。
例えば、5GB以下を対象にした「初期費用0円プログラム」「データ増量プログラム」や、20GBと30GBを対象にした「端末割引プログラム」「最大12,000円相当還元プログラム」、さらにLIBMOを紹介するとポイントがもらえる「LIBMOお友達紹介プログラム」もあります。
また、「TOKAI SAFE 3ヶ月無料」「スマート留守電 2ヶ月無料」「雑誌読み放題 タブホ 2ヶ月無料」などオプションの加入特典もあります。
どのキャンペーンも終了日未定となっていますが、気になる方は早めに検討して申し込みましょう。
まとめ
今回はLIBMOとdonedoneにフォーカスして、両サービスをさまざまな角度から比較しました。
どちらも、それぞれ違った特徴や魅力があり、使用用途や活用シーンによって便利に扱えます。
データ容量は20GBから30GBで充分、より安く快適に使いたいという方は「LIBMO」を、通信速度よりも50GBという大容量が欲しい、社会貢献活動をしたいという方には「donedone」をおすすめします。
どちらもWebで簡単に申し込みができるので、今回ご紹介した内容を参考に、自分のスタイルに合った格安SIMを探しましょう。
