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【機種解説】arrows We2は初スマホにもおすすめのお手ごろエントリーモデル

【機種解説】arrows We2は初スマホにもおすすめのお手ごろエントリーモデル

 

2024年8月16日、FCNT合同会社(以下FCNT)は大ヒットしたスマホ、「arrows We」の後継モデル、「arrows We2」を発売しました。比較的安価なエントリーモデルながら高画素数、防水、大容量バッテリーなど高い基本性能を持ち、初スマホにもおすすめです。

今回は、arrows We2の主な特徴や性能についてお伝えします。お手ごろなスマホを探している方、乗り換えを検討されている方はぜひ、参考にしてください。

 

arrows We2/arrows We2 Plusとは?

FCNT公式arrows We2/arrows We2 Plusバナー

画像引用:FCNT公式

 

2021年12月に発売されたarrows Weから2年8カ月後の2024年8月、後継機としてarrows We2/Plusの2機種が発売されました。

arrows We2を販売するFCNTは、スマートフォン事業のほか、同社のスマートフォンユーザー向け会員コミュニティの運営を手がけるサービス事業を行う日本のメーカーです。もともとの母体は富士通で、2016年に富士通コネクfテッドテクノロジーズとして分社化されました。その後、Lenovoの全額出資によりFCNT合同会社となり、arrowsのほか、らくらくホン、らくらくスマートフォンなどを手がけています。

今回は、We2の特徴、スペックを中心にWe やPlusとの違いについても解説します。

 

arrows We2の主な特徴

arrows We2の主な特徴は、大容量電池で1日中電池の減りを気にせず使える点、高性能カメラ、防水・防塵や耐衝撃性に優れている点などが挙げられます。

また、パスワード自動生成機能や長期にわたるセキュリティ更新のサポートなど、あらゆる点において安心して使えるのがarrows We2の大きな特徴です。

 

arrows Weとの主な違い

arrows We2と、旧機種であるarrows Weを比較しました。どのようなポイントが進化したのか見ていきましょう。

 

ディスプレイサイズ

We2のディスプレイサイズは、約6.1インチで、Weは約5.7インチです。ディスプレイの種類はどちらも同じTFT液晶のため、Weの方が一回り小さいサイズになっています。

 

カメラの画素数

 

 

We2

We

アウトカメラ

約5010万画素/約190万画素

約1310万画素/約190万画素

インカメラ

約800万画素

約500万画素

 

We2のアウトカメラは約5010万画素/約190万画素、そしてインカメラの有効画素数は約800万画素です。

これに対しWeはアウトカメラが約1310万画素/約190万画素、インカメラが約500万画素で、We2になりアウトカメラの画質が格段に向上しています。

 

CPU

We2がMedia Tek社のDimensity 7025を搭載なのに対し、WeはQualcomm社のSnapdragon 480 5G Mobile Platformで、CPUもWe2で高性能になっています。

 

メモリと内部ストレージ

メモリと内部ストレージに関しては、どちらもメモリが4GBのRAMで内部ストレージは64GBです。

ただし、We2は内部ストレージの一部を処理用のメモリとして活用でき、最大4GBの追加で8GBまで増やせます。

 

arrows We2 Plusとの主な違い

続いて、arrows We2の上位機種として同時に発売されたarrows We2 Plusとの違いを見ていきましょう。We2 Plusのほうが全体的な性能は優れていますが、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。

 

ディスプレイサイズ

We2のディスプレイはTFT液晶で約6.1インチです。これに対しPlusは、有機ELで約6.5インチとなっています。また、ディスプレイが1秒間に画像を更新する回数を示す指標リフレッシュレートはWe2の60Hzに対し、Plusは144Hzです。そのため、Plusの方が高画質かつ滑らかな表示を可能にしています。

 

カメラの画素数

 

We2

We2 Plus

アウトカメラ

約5010万画素/約190万画素

5010万画素/約800万画素

インカメラ

約800万画素

約1610万画素

 

We2のアウトカメラ有効画素数は、約5010万画素/約190万画素、そしてインカメラの有効画素数は約800万画素です。これに対しPlusは、アウトカメラが約5010万画素/約800万画素、インカメラが約1610万画素となっています。

また、Plusだけの機能として、光学手ブレ補正(OIS)を搭載しているため、高画質かつクリアな画像や動画の撮影が可能です。

 

CPU

情報処理や映像処理などさまざまな役割をこなすCPUは、We2ではMedia Tek社のDimensity 7025を搭載しています。これに対し、Plusは高いパフォーマンスを実現するQualcomm社のSnapdragon 7s Gen 2を搭載していて、Plusの方がスムーズな操作が可能です。

 

メモリと内部ストレージ

We2のメモリは4GBで、内部ストレージは64GB。

Plusのメモリは8GBで、内部ストレージは256GBとなっています。

前述したようにWe2は、内部ストレージの一部を処理用のメモリとして活用できるため、最大8GBまで増やせます。同様にPlusは最大16GBまで増やせます。

 

▼『Arrows We2 Plus』の記事はこちらから
【機種解説】Arrows We2 Plusは独自機能も満載で魅力的なミドルレンジスマホ

 

arrows We2のスペック

arrows We2のスペックについて、We2 Plusとの比較で紹介します。

 

We2

We2 Plus

基本仕様

サイズ

高さ:約155mm

幅:約73mm

厚さ:約8.9mm

高さ:約162mm

幅:約75mm

厚さ:約8.5mm

重量

約179g

約182g

SIM

nanoSIM/eSIM

nanoSIM/eSIM

OS

Android 14

Android 14

CPU

MediaTek Dimensity 7025

オクタコア(2.5GHz+2.0GHz)

Snapdragon 7s Gen2

オクタコア(2.4GHz+1.9GHz)

内蔵メモリ

RAM:4GB

ROM:64GB

RAM:8GB/12GB(12GBはIIJmioのみ取扱い)

ROM:256GB

外部メモリ

microSDXC(1TB)

microSDXC(1TB)

バッテリー容量

4500mAh

5000mAh

ディスプレイ

サイズ

約6.1インチ

約6.6インチ

解像度

HD+

Full HD+

画面の幅

720px

1080px

画面の高さ

1560px

2400px

種類

TFT

有機EL

カメラ

アウトカメラ

有効画素数:約5010万/約190万

撮像素子サイズ:1/2.7インチ/1/5.1インチ

F値:1.8/2.4

有効画素数:約5010万/約800万

撮像素子サイズ:1/2.7インチ/1/4.0インチ

F値:1.8/2.2

インカメラ

有効画素数:約800万

撮像素子サイズ:1/4.0インチ

F値:2.0

有効画素数:約1610万

撮像素子サイズ:1/3.1インチ

F値:2.45

接続端子

イヤホンジャック

通信

通信方式

5G/4G(LTE)

5G/4G(LTE)

テザリング同時接続数

Wi-Fi:10台

USB:1台

Bluetooth:4台

Wi-Fi:10台

USB:1台

Bluetooth:4台

便利機能

生体認証

指紋認証/顔認証

指紋認証/顔認証

ハイレゾ

ワンセグ

フルセグ

FMラジオ

独自落下試験

防水機能

IPX5/IPX8

IPX5/IPX8

防塵機能

IP6X

IP6X

泡ハンドソープで洗える

アルコール除菌

FeliCa(おサイフケータイ)

NFC

緊急速報

出典:FCNT公式より抜粋

※詳細については、FCNTのWebサイトでご確認ください。

 

【外観・デザイン】握りやすくやわらかなフォルム

arrows We2を操作する手元

画像引用:FCNT公式

 

前項で挙げたスペックをもとに、まずはWe2の外観やデザインについて詳しく紹介します。

Weからディスプレイサイズが上がったことで少し大きめとなったものの、側面は丸みを帯びたデザインのため、握りやすくやわらかなフォルムが特徴です。

 

インターフェース(端子・ボタン類)

インターフェースは、USB Type-Cで、VersionはUSB2.0 High Speedに対応です。ほか、イヤホンジャックとWi-Fiを経由したディスプレイ出力を備えています。

また、ボタンは電源ボタンと音量ボタンです。

 

【ディスプレイ】約6.1型の液晶ディスプレイ

We2のディスプレイは約6.1型です。そして動画やゲームなど、動きの速い映像を表示するのに適したTFT液晶ディスプレイを採用しています。

サイズ的にはWeに比べ約0.4インチ大きくなったものの、一般的なスマートフォンの中では若干小さめです。

また、We同様、HD+でフルHDを上回る解像度のため、サイズが大きくなっても鮮明な写真や動画を楽しめます。

 

【カメラ】arrows Weからグレードアップしたレンズ

arrows We2のカメラレンズ

画像引用:FCNT公式

 

WeからWe2になりもっとも大きく変わったのがアウトカメラの画素数です。Weのアウトカメラが1310万画素だったのに対し、We2では5010万画素と単純計算でも約3.8倍にもなっています。

また、Weのアウトカメラはメイン1310万画素、マクロ190万画素でしたが、We2では広角5010万画素、超広角190万画素です。そのため、We2の方が外出先でダイナミックかつきめ細やかな撮影が可能になっています。

 

【性能・その他機能】

ハンドソープで丸洗い可能

We2は、CPUやメモリ、ストレージといった基本的なスペックが向上しているのはもちろん、We2ならではの機能も増えています。ここでは、性能に加え、We2ならではの機能も併せて見てみましょう。

 

CPU・メモリ・ストレージについて

We2のCPUは、Media Tek社のDimensity 7025を搭載しています。そして、メモリと内部ストレージに関しては、メモリが4GBのRAMで内部ストレージは64GBです。メモリは内部ストレージの一部を処理用のメモリとして活用できるため、最大8GBまで増やせます。

RAMが不足してしまうと、アプリの動作が遅くなったり強制終了されてしまったりすることもあります。RAMを増やすことによってそれらのリスクが低減され、安心して利用できるでしょう。

 

購入時の電池持ちが4年続く

We2は4,500mAhの大容量電池を採用していて、1日中思い切り使うことが可能です。さらに、Qnovo社と共同で電池の劣化を最小限に抑える独自技術を開発したことで、4年後でも初期容量の80%を維持できるため、購入時の電池が長く続きます。

また、電池を充電せずにスマホ本体に直接電力を供給するダイレクト給電の採用により、電池の寿命をさらにのばすことも可能です。

 

防水・防塵・耐衝撃

雨の中や砂埃の中で安心して使えるのも、We2の大きな魅力です。落下や耐衝撃、防水、防湿、氷結など、米国国防総省の調達基準であるMIL規格23項目に準拠した性能を搭載しているため、過酷な環境下であっても不安なく利用できます。

 

ハンドソープで丸洗いOK

スマートフォンといえば、常に利用するもののため、衛生面に不安を持つ方も少なくありません。しかしなんと、We2であればハンドソープで丸洗いすることも可能です。外出先から帰ったら自分の手と一緒にスマートフォンもハンドソープで洗えば、感染症対策にもなります。また、アルコール除菌シートで拭けば外出先での食事も安心です。

※一部、濡らしてはならない箇所、使えない洗剤もあります。詳しくはFCNT公式の「除菌・消毒」のページをご覧ください。

 

電源キーでラクラク操作「Exlider」搭載

We2には、画面を触らずに電源キーをスライドさせるだけで、画面のスクロールや拡大、縮小ができる「Exlider」が搭載されています。電源キーだけで思いのままに操作できるので、手が小さい方でも気軽にWebサイト閲覧が可能です。

 

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まとめ

arrows We2は、arrows Weの後継機として2024年8月に発売されたスマートフォンです。Weからあらゆるスペックが向上し、エントリーモデルながら高性能なスマートフォンとして、話題となっています。

また、画面を触らずに電源キーをスライドさせるだけで、画面のスクロールや拡大、縮小ができる「Exlider」、約6.1インチながら持ちやすいフォルムなど、初めてスマートフォンを購入する方にとっても使いやすい機能とデザインが採用されています。

スマホデビューの機種を探している方や、今より使いやすい機種が欲しいと考えている方には特におすすめです。購入の際はお得なセールを実施中のLIBMOをぜひご利用ください。

 

※本記事の情報は2024年10月24日時点のデータに基づくものです。

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