過去最高の性能になったiPhoneSE 第3世代を徹底レビュー!

現在さまざまなメーカーからスマートフォンが発売されていますが、日本においてはApple社の「iPhone」シリーズが大きなシェアをとっています。端末を構成する筐体やSoCなどを自社開発することで、安定した動作や優れた性能を実現しています。

高性能なiPhoneですが、最新機種は基本的に高価であり、購入を迷われる方もいるでしょう。そこで、新しいiPhoneを安く買いたい方におすすめできるのが、最新モデルである「iPhoneSE 第3世代」です。この記事ではiPhoneSE 第3世代の特徴やおすすめできるポイントなどを紹介します。

 

iPhoneSE 第3世代とは?

画像引用:Apple

 

2022年3月18日、Apple社は同社のスマートフォン「iPhone」シリーズの最新モデルである「iPhoneSE 第3世代」を発売しました。iPhoneSEは既存のiPhone筐体に最新のSoCを搭載したモデルシリーズで、初代のiPhoneSEは2016年に発売されています。

ちなみに「SoC」とはさまざまな内部処理をまとめて行えるチップのことで、当時のiPhoneSEはiPhone5の筐体にiPhone6sと同じSoCが搭載されていました。

近年のiPhoneはいずれも前面がフルスクリーンになっており、端末下部のホームボタンが搭載されていません。一方、iPhoneSEシリーズは一貫してホームボタンを搭載し続けています。スマートフォンの大型化が進むなか、相対的に小型のサイズを保っている点も特徴的です。ホームボタンつきのデザインを好む人や指紋認証を使用したい人、大きなスマートフォンを使いづらいと感じる人などから人気を集めています。

 

iPhoneSE 第3世代の特徴

画像引用:Apple

 

iPhoneSE 第3世代は、iPhoneSE 第2世代をベースに「最新のSoCを搭載する」「5G通信に対応させる」などの改良が行われているスマートフォンです。外観は第2世代とほぼ変わりませんが、内部にはApple社の最新技術が詰め込まれています。第2世代の良さを残しつつ、新しさをも取り入れたモデルといえるでしょう。この章ではiPhoneSE 第3世代の主な特徴を紹介します。

 

A15 Bionicチップ搭載

iPhoneシリーズの最新モデルであるiPhoneSE 第3世代には、同社が開発した最新型のSoCである「A15 Bionic」チップが搭載されています。このSoCはiPhone13シリーズにも搭載されているチップです。

iPhoneSE 第2世代に搭載されていた「A13 Bionic」チップと比べて、最大1.2倍のグラフィック性能を発揮可能です。そのため、高度な処理能力を要求するアプリやゲームなどもサクサク動かせます。今後はそのような所謂「重い」アプリ・ゲームが増加していくことが見込まれているため、長期的にみてお得といえるでしょう。グラフィック性能だけでなく、処理の効率化により電池消費量も抑えられているようです。

 

背面はiPhone13と同じ頑丈なガラス

iPhoneSE 第3世代の筐体には前面・背面ともに頑丈なガラスが使用されています。iPhone13シリーズの背面にも使用されているもので、スマートフォンに使用されているガラスとしてはトップクラスの強度を誇ります。全体的に耐久性が高いデザインであることも相まって、使用中に落としても破損しづらくなっています。新品のスマートフォンでも安心して持ち歩けるでしょう。ガラスならではの美しさを持たせつつ、実用面での信頼性も高めた形です。

 

Touch ID搭載

iPhoneSE 第3世代は、過去のiPhoneSEと同様にホームボタンを搭載しています。

ホームボタンには「Touch ID」という指紋認証機能がついているため、パスコードを入力せずにワンタッチでロック解除が可能です。

ちなみに、近年のiPhoneにはTouch IDに代わり「Face ID」という顔認証機能が搭載されています。新型コロナウイルスの流行以降、特に外出時にはマスクをつけたまま行動するため、顔認証によるロック解除を行いづらくなった影響でTouch IDの有用性が見直されるようになりました。

新しいモデル・OSではマスクをつけたまま顔認証を行えるようになっていますが、都度画面を見ずともロック解除できる指紋認証機能のメリットは大きいといえます。

 

バッテリー駆動時間がアップ

携帯端末に欠かせないバッテリーの駆動時間も向上しました。iPhoneSE 第2世代の大きな不満点として「バッテリーの持ちが悪い」というものがありましたが、第3世代では第2世代よりも長時間の使用が可能になっています。Apple社では、iPhoneの具体的なバッテリー容量を公開していませんが、第2世代と比べてビデオ再生時間が最大2時間長くなっているようです。ネットサーフィン・動画のストリーミング再生・ゲームプレイなどを行うと多くのバッテリーを消費します。少しでも駆動時間が続く分、各コンテンツもそれだけ長く楽しめます。

 

5G対応

iPhoneSE 第3世代は、近年普及が進みつつある5G通信にも対応しています。5G通信は従来の4G通信よりも高速な通信が可能ですが、利用可能エリアの狭さが現状の課題点です。将来的には5G通信の利用可能エリアも広がると見られるため、同じ端末を長期間使用するならば「5G通信を使える」という選択肢があると安心できるでしょう。

iPhoneSE 第3世代は、5G通信に対応しているスマートフォンとしては非常に安価な部類に入ります。「うわさの5Gを試してみたい」という感覚で使用してみるのもよいでしょう。

 

IP67等級の防水性能

多くの場所に持ち歩くスマートフォンは防水性能も重要です。iPhoneSE 第3世代は「IP67等級」に該当する防塵・防水性能を備えています。防塵の面では「粉塵が内部に進入しない」と、防水の面では「規定の圧力、時間で水中に浸漬しても有害な影響を受けない」と評価される基準です。

IP67等級はiPhoneSE 第2世代と同じ等級ですが、現状の基準でも高い部類に入る等級に含まれます。長時間水中に沈めていると故障の原因になりますが、基本的には防塵・防水において問題は生じないと考えて構いません。

 

ワイヤレス充電対応

iPhoneSE 第3世代は第2世代に引き続き「Qi規格」に対応しており、ワイヤレス充電が利用できます。端末下部の端子に充電コードを刺さなくとも、充電パッドに置いておくだけで充電が行えます。充電を気軽に行えれば充電忘れなどを防ぐことができ、結果的にバッテリー残量が減りづらく、より長い時間スマートフォンを使用し続けられるでしょう。

一方、近年のiPhoneに搭載されている「MagSafe」には対応していないため、背面の磁石を利用するケースや充電器などには対応していません。ワイヤレス充電器を購入する際は注意が必要です。

LIBMOのiPhone購入ページはこちら

 

iPhoneSE 第3世代の外観

画像引用:Apple

 

iPhoneSE 第3世代は第2世代、そしてさらにもととなったiPhone8の筐体を大部分引き継いでいます。スマートフォンにおける最新トレンドに沿っていないため古く感じられる要素もありますが、内面の劇的な進歩や古さゆえの利点なども存在します。特に「最近のスマートフォンは大きすぎる」「カメラレンズはいくつも必要ない」などの悩みを抱えている方にとっては嬉しいポイントでしょう。

ここからは、そんなiPhoneSE 第3世代の外観について詳しくおさらいしていきます。

 

サイズは前世代と同じ

iPhoneSE 第3世代の筐体は大部分が第2世代から引き継がれています。そのためサイズも変わらず、画面サイズは4.7インチで本体サイズは138.4×67.3×7.3(mm)です。重量は第2世代の148gと比べて4g軽い144gになっていますが、使い勝手などはほぼ変化がありません。女性の手でも片手で操作しやすいサイズ感です。

iPhoneSE 第2世代は2017年に発売されたiPhone8の筐体がベースになっているため、端末自体の形や大きさは5年間ほぼ変わっていないともいえます。昔からのiPhoneに慣れている人ならばスムーズに乗り換えられるでしょう。

 

前世代と同様シングルカメラ

カメラにも一見して大きな変化はありません。iPhoneSE 第2世代と同様に、メインカメラは約1,200万画素の広角カメラ1つのみです。近年のスマートフォンは複数のカメラレンズを搭載しているモデルが多く、少々物足りないと感じられる可能性もあります。しかしSoCの進歩によって撮影後の処理が充実しており、iPhone13シリーズに搭載されている機能を使用できます。主に以下のものが挙げられます。

 

・Deep Fusion

薄暗い場所でもピクセル単位で自動的に露出を調整して、詳細な写真を撮影できます。

 

・スマートHDR 4

人間を4人まで認識して、明るさ・肌の色合いなどを調整してくれます。

 

カラーバリエーションが変化

iPhoneSE 第3世代には「ミッドナイト」「スターライト」「(PRODUCT)RED」という3種類のカラーバリエーションが設けられています。第2世代と大きく変わりませんが、ミッドナイトはブラックから青みが強くなり、スターライトはホワイトにクリーム色がかかっています。(PRODUCT)REDも名前は変わりませんが、全体的な赤みが濃くなりました。

スマートフォンの色は個人の好みが強く反映される部分であり、現物を見て判断すべき要素でもあります。携帯ショップや家電量販店などで実際に確認して、好みの色を判断してみましょう。

 

iPhoneSE 第3世代のディスプレイ性能

スマートフォンにおいて非常に重要なパーツであるディスプレイも、iPhoneSE 第2世代から変わっていません。「4.7インチRetina HDディスプレイ」を搭載しており、解像度は1,334×750ピクセルです。近年のスマートフォンは有機ELを使用しているモデルが増えていますが、iPhoneSE 第3世代は液晶のディスプレイです。

ディスプレイの最大輝度が625ニトに設定されており、iPhone13シリーズと比べて日差しが強い野外では画面を少し見づらく感じる可能性はあります。ただ、625ニトはiPhone12シリーズと同じ最大輝度でもあります。人によって気になるか否かは分かれるでしょう。

iPhoneSEシリーズはホームボタンを含む大型のベゼルを設けている特徴があります。近年のスマートフォンと比べると、大きなベゼルによって画面が狭く感じるかもしれません。全体の大きさがあまり変わらないiPhone13 miniよりも画面面積では小さくなっています。

 

iPhoneSE 第3世代の詳細スペック

iPhoneSE 第3世代の詳細なスペックは以下のようになっています。

 

容量

64GB・128GB・256GB

筐体サイズ(高さ×幅×厚さ)

138.4mm×67.3mm×7.3mm

重量

144g

カラーバリエーション

ミッドナイト・スターライト・(PRODUCT)RED

ディスプレイサイズ

4.7インチRetina HDディスプレイ

SoC

A15 Bionicチップ

防沫・防塵・防水性能

IP67等級

メインカメラ

12MP広角カメラ

フロントカメラ

7MPカメラ

ビデオ

4Kビデオ撮影(24fps、25fps、30fpsまたは60fps)

1080p HDビデオ撮影(25fps、30fpsまたは60fps)

720p HDビデオ撮影(30fps)

Touch ID

ホームボタン内蔵の指紋認証センサー

電源・バッテリー

ビデオ再生:最大15時間

ビデオ再生(ストリーミング):最大10時間

オーディオ再生:最大50時間

ワイヤレス充電(Qi充電器に対応)

OS

iOS 15

SIMカード

デュアルSIM(nano-SIMとeSIM)

デュアルeSIMに対応

同梱物

iOS 15を搭載したiPhone

USB-C - Lightningケーブル

マニュアル

価格(税込)

64GB:57,800円

128GB:63,800円

256GB:76,800円

 

iPhoneSE 第3世代はどんな人におすすめ?

iPhoneSE 第3世代は、第2世代の内部性能を向上させたモデルのスマートフォンです。

近年は比較的安価な価格で高性能なスマートフォンを購入できますが、デザインが古い点や第2世代からの変化が非常に少ない点など、いくつか課題も存在します。

基本的には、初めてiPhoneを購入する人やホームボタン・指紋認証にこだわりがある人などに適しているでしょう。では。iPhoneSE 第3世代の購入をおすすめできる人について、詳しく見ていきましょう。

 

安く高性能なiPhoneを買いたい人

iPhoneSEシリーズは比較的低コストで高性能なiPhoneを使用できるメリットがあり、第3世代も例外ではありません。スマートフォンに多くの費用を出せないものの、ある程度以上高性能なモデルが欲しい場合に適しているでしょう。

特にiPhoneに搭載されているSoCはAndroidと比べて高性能であるケースが多く、現行モデルのiPhoneを購入すればスペック面で不便を感じにくいはずです。しかしiPhone13シリーズのような通常モデルは価格が高いため、安価ながら最新SoCを搭載しているiPhoneSEシリーズは有力な選択肢に含まれます。

 

指紋認証を使えるiPhoneが欲しい人

iPhoneSE 第3世代を選ぶ大きな理由に「指紋認証を使える」という点が挙げられるでしょう。

パスコードの入力だけでなく、画面を見ることすらせずにロック解除できるため、顔認証とは異なるメリットが感じられるはずです。特に新型コロナウイルスの流行により、マスク着用が一般化した現在では、顔が隠れていても問題なく使用できる指紋認証の重要性は向上しています。

近年の顔認証はマスクつきでも反応するようになっていますが、指紋認証ならば机上でロック解除したいときなどにも手軽です。iPhone13など、近年のiPhoneは指紋認証を廃止しているため、iPhoneにこだわりがあり、指紋認証も使用したい場合には筆頭候補となり得ます。

 

第2世代所有者の買い替えは必要?

iPhoneSE 第3世代は第2世代と非常に多くの共通点があるため、第2世代を持っていると第3世代を使ったときに大きな違いを感じにくいかもしれません。最新SoCの搭載やバッテリー駆動時間の増加など性能の向上はみられますが、ハード面の違いはほぼありません。5G通信に対応している点も、5G通信を利用できる場所が依然として少ないため、大きな利点にならない現状があります。

「第2世代の寿命が近く、近い操作感覚のスマートフォンが欲しい」といった場合には適していますが、基本的には無理に買い替える必要はありません。iPhoneSE 第2世代から大きな進化を感じたい場合は、iPhone13シリーズの購入をおすすめします。

LIBMOのiPhone購入ページはこちら

 

LIBMOでiPhoneSE 第3世代を購入!

iPhoneSE 第3世代はお得に高性能なスマートフォンを使用できる有力な選択肢ですが、端末の購入時や毎月の通信料金が多いと結果的に多くの費用がかかります。そこで購入・契約・利用の各段階でお得さを追求する方に「LIBMO」がおすすめです。

 

LIBMOは格安SIMサービスの1つで、安く安定した通信回線を利用できます。

料金プランは標準的な「なっとくプラン」と音声通話重視の「ゴーゴープラン」が設けられていて、なっとくプランは通信容量で、ゴーゴープランはかけ放題の通話時間で料金が細かく分けられています。

もっとも安い「なっとくプラン(ライト)」では、データ通信以外使えない代わりに通信容量は無制限。月額費用は528円(税込)となっています。その他にもセキュリティ対策やポイントなどの利用も可能で、手軽に利用できて満足感も高いサービスです。

LIBMOの料金プランについて詳しくはこちら

 

また、LIBMOではiPhone端末の販売も行っており、2022年5月27日よりiPhoneSE 第3世代も販売しています。価格は一括払いで52,800円(税込)、24回の分割払いで2,200円(税込)です。LIBMOでiPhoneSE 第3世代を購入したい場合は、以下のページもご覧ください。

LIBMOのiPhone購入ページはこちら

 

LIBMOならiPhoneがお得に使える!

iPhoneに力を入れているLIBMOでは、大手の通信会社と比べて安価に利用できます。通信回線もNTTドコモのLTE回線を使用しているため、「通信速度が遅い」「圏外の場所が多い」といった、格安SIMサービスにありがちな低品質な通信トラブルはほとんど感じません。

ちなみに、LIBMOで使用できるiPhoneはiPhone5s以降のモデルです。ドコモやSIMフリーの端末を使用している場合はすぐにLIBMOを利用できますが、auやSoftBankの端末では「SIMロック解除」が必要となります。各社のショップやWebサイトから手続きを行いましょう。なお、iPhone6以前の端末ではSIMロック解除をできないため注意が必要です。

 

最大12,000円相当還元プログラム

現在LIBMOでは「最大12,000円相当還元プログラム」を実施しています。「なっとくプラン(20GB・30GB)」で音声通話SIMを契約する場合に適用されるもので、最大12,000円に相当する12,000TLCポイントを付与するものです。TLCポイントはLIBMOの月額料金を支払う際に使用可能なほか、様々な電子マネーと交換できます。

ポイントの付与はLIBMOの利用開始日を1ヶ月として、6ヶ月目の月末までに行われます。20GBプランならば10,000ポイントを、30GBプランならば12,000ポイントを受け取れます。

最大12,000円相当還元プログラムについて詳しくはこちら

 

事務手数料0円プログラム

LIBMOでは「事務手数料0円プログラム」も実施しています。通常加入時に発生する事務手数料の3,300円(税込)が無料になるプログラムで、プログラムを利用しない場合よりも手軽に加入できます。

利用条件は「なっとくプラン(3GB・8GB)」か、データ通信専用SIMの「なっとくプラン(20GB・30GB)」に申し込むことです。低用量のプランが該当しているため、お試し感覚でLIBMOに契約する際のハードルが大幅に下がるでしょう。通話目的では使わずに、インターネット利用などが多い場合にも適しています。

事務手数料0円プログラムについて詳しくはこちら

 

まとめ

Apple社の最新iPhoneモデルである「iPhoneSE 第3世代」について、特徴やおすすめできるポイントなどを紹介しました。

iPhoneSEは数少なくなったホームボタンを搭載するスマートフォンで、同時に内部では最新システムが集められています。昔ながらの操作感覚で最新の機能を扱えるため、昔と今のiPhoneから良い点を集めたような端末と考えられるかもしれません。

「最新のアプリが満足に動かない」「フルスクリーンは操作しづらい」などの不満を抱えている方は、ぜひLIBMOでiPhoneSE 第3世代を購入・使用してみてください。

LIBMOのiPhone購入ページはこちら

LIBMO BLOGとは?

「LIBMO BLOG」とは、TOKAIコミュニケーションズが運営する格安SIM情報サイトです。
格安SIMやIT・ガジェット系など通信に関する情報を毎週お届けします。

格安SIMってなんだろう?と疑問を抱えている初心者の方から、現在LIBMOを ご利用中の方まで、幅広く役立つ情報を提供していきます。

私たちと"SIMでちょっと素敵なコミュニケーション"してみませんか?