行楽シーズンや旅行のお供に、スマートフォンは手放せない存在になりました。カーナビや公共交通の乗り換え検索など、さまざまな便利機能がある中で、旅の思い出を残すのに欠かせないのがカメラ機能です。
近年、スマホの高性能化とともにカメラの性能も進化していますが、値段の高騰や専門用語が多すぎることから、どのようなスマホカメラを選んだら良いか分かりづらくなっているのも事実です。
この記事では、カメラでスマホを選ぶときのポイントとなる用語を説明しつつ、高性能なカメラを持つスマホをお得に手に入れる方法や、コスパ重視の方向けのスマホをいくつか厳選して紹介します。
カメラでスマホを選ぶときに見るべきポイントとは?
カメラ性能を基準にスマホを選ぶ際、どのようなポイントに注目すればよいのでしょうか。ここでは、イメージ通りに写真を撮影するためにどのカメラでも重要となる、6つの性能に焦点を当てて解説します。
画素数
画素数とは、撮影した画像を表現する点(ピクセル)の数を表しています。この数値が高いほど、精密で美しい写真が撮影できるということです。
例えばピクセルを横に1,280個、縦に960個並べたカメラは、1,280×960=120万個で、120万画素ということになります。この画素数を見ることで、カメラ性能を比較することが可能です。
参考として、iPhone11〜13シリーズは1,200万画素、カメラ機能重視のスマホであるAndroidのOPPO Reno5 Aでは、6,400万画素となっています。
一般的には1,200万画素以上あれば、写真をポスターサイズに引き伸ばしたとしても問題なく印刷が可能であるとされています。
レンズの数・種類
近年のスマホはレンズを複数枚搭載する機種が増えてきており、レンズの枚数やレンズそれぞれの機能の違い、レンズの組み合わせによって性能が変わります。
最近のiPhoneシリーズはモデルにより異なりますが、レンズの数が2つまたは3つです。前述したOPPO Rrno5Aは4眼のレンズを持ち、2019年には世界初の5眼レンズを搭載したNokia9 PureViewが発売されています。
それぞれのレンズには広角、望遠、マクロ(接写)、色調特化や陰影特化といったさまざまな種類があり、それらの組み合わせによって多彩な撮影距離の実現や、背景だけをぼかすポートレート撮影が可能です。また、暗所でもより明るく撮影できるようになるなど、使用できる機能に個性があります。自分の撮影したいシチュエーションや用途によって選びましょう。
F値
F値とはレンズの「絞り具合」を指す数値で、レンズの明るさともいえます。数字が小さいほど絞りを大きく開くことができるので、レンズ内に入る光の量が多くなり、シャッター速度を上げられます。
F値の小さいカメラを使うことで、動いている被写体を正確に撮影したり、夜景でも明るく撮影したりすることができます。スマホカメラにおけるF値は、一般的には2.0以下であれば高性能とされています。
自動補正機能
撮影時に明るさなどのさまざまな条件が重なると、ピントがずれてぼやけてしまったり、思ったような写真にならなかったりすることがあります。
最近のスマホには、そうしたピンぼけを防ぐAF(オートフォーカス)などの、自動補正機能が搭載されているモデルが多く販売されています。また、美顔機能・小顔機能といった、被写体の顔を検出して自動でピントを合わせる機能や、画像の仕上がりを補正してくれるフィルター機能が搭載されているものもあるため、何を撮りたいかによって必要な機能かどうかを判断すると良いでしょう。
手振れ補正
手振れ補正は、撮影時の手から伝わる振動とは逆方向に補正をかけることで、写真のブレを抑える機能です。手振れ補正にはデジタル式と光学式の2種類があり、光学式の方がより高い効果を得られます。高い精度が求められる本格的なデジタルカメラの現在の主流は光学式ですが、スマホカメラにおいてはソフトウェアで補正を行うデジタル式が採用されているのが一般的です。
その他の独自機能
近年発売されたスマホのカメラには、周囲の環境に応じて最適な撮影モードに自動で切り替わるAIモードや、夜間でも鮮明な撮影が可能なナイトモードといった独自の機能を搭載し、他機種との差別化を図っているものもあります。
またiPhone 13に追加されたシネマティックモードのように、動画撮影に独自の強みを持った機種もあるため、自分のニーズに合ったものを選びましょう。
LIBMOで買える!カメラで選ぶスマホランキング
LIBMOでは、カメラ性能に優れたスマホを多数用意しています。ここからは、上記で解説したカメラでスマホを選ぶときのポイントを基準に、お得に購入できるセール対象商品を含めたスマホランキングを見ていきましょう。
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【moto g31】5000万画素トリプルカメラでコスパ抜群
moto g31は、世界初の携帯電話を販売したアメリカのメーカーであるMotorolaのエントリーモデルです。高性能なカメラを搭載しているのはハイエンドモデルで、エントリーモデル=廉価版、性能面は最低限、というイメージがあるかもしれませんが、非常に高コスパとなっている機種です。
特徴
moto g31のカメラの特徴は、メインとなる5,000万画素の広角レンズ・超広角レンズ・マクロレンズというトリプルレンズ構成を、公式定価25,800円という低価格で実現している点にあります。
クアッドアクセルという、4つの画素を1点に集中して扱うことで暗所の写りや発色をよくする技術が採用されており、陰影がくっきり表示される有機ELディスプレイも搭載されているなど、とても2万円台のスマホとは思えない豪華な撮影性能となっているのです。
LIBMOでは、セール中の機種にも負けないコスパを誇る本機種を、ポイント還元プログラムを適用することでさらにお得に利用できます。コスパ最優先という方は、選択肢に入れて損のない優秀なエントリーモデルといえるでしょう。
カメラのスペック一覧
アウトカメラ(メイン) |
約5,000万画素メイン (f/1.8) 約800万画素 超広角 (118°)+深度センサー(f/2.2) 約200万画素マクロ (f/2.4) LEDフラッシュ |
インカメラ |
約1,300万画素 (f/2.2) |
アウトカメラビデオ撮影 |
メイン: FHD (30fps) マクロ: HD (30fps) 超広角: FHD (30fps) |
インカメラビデオ撮影 |
FHD (30 fps) |
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【AQUOS sense6】F/1.8の明るいレンズで薄暗いシーンもキレイに撮れる
次に紹介する機種は、シャープから発売されている国産モデルのAQUOS sense6です。
「スマホ最大2万円相当還元セール」の対象機種で、実質端末代金はMNP契約で16,560円、新規契約で26,560円となっています。
特徴
AQUOS sense6の特徴は、F値1.8の明るいレンズです。優秀なレンズ性能に加え、周囲の明るさに応じて自動的にナイトモードに切り替わる機能を搭載しているため、薄暗い室内や夕暮れ時、夜間の撮影では他機種よりスムーズかつ鮮明に写真を撮ることができます。撮影した写真は、繊細な表現が可能なIGZO OLEDディスプレイにより、高精彩で楽しめます。
また、シャープ独自のアイドリングストップ機能と大容量バッテリーの組み合わせにより、他機種に比べて長時間の電池持ちを実現しているので、外出時などの断続的な長時間撮影に使っても安心です。
おサイフケータイにも対応していることから、思い立ったらこれ1台で気軽に撮影に出かけられます。
カメラスペック一覧
メインカメラ(広角) |
有効画素数 約800万画素 CMOS F値2.4レンズ[広角120°焦点距離15mm相当(35mmフィルム換算値)] 電子式手ブレ補正 |
メインカメラ(標準) |
有効画素数 約4,800万画素 CMOS F値1.8レンズ[広角79°焦点距離26mm相当(35mmフィルム換算値)] 電子式手ブレ補正 |
メインカメラ(望遠) |
有効画素数約800万画素 CMOS F値2.4レンズ[望遠45°焦点距離53mm相当(35mmフィルム換算値)] 電子式手ブレ補正 |
新画質エンジン |
ProPix3 |
カメラ機能 |
AIオート AIライブストーリーPro AIライブシャッター 背景ぼかし フォーカス再生 |
サブ(イン)カメラ |
有効画素数約800万画素 CMOS F値 2.0[広角78°焦点距離26mm相当(35mmフィルム換算値)] |
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【OPPO Reno5 A】お手頃価格にもかかわらずインカメラは驚きの6400万画素
3つ目に紹介する機種は、リーズナブルな価格のスマホを多数提供しているOPPOから、カメラ性能に特化したOPPO Reno5 Aです。
セール対象機種で、実質端末代金はMNP契約で16,560円、新規契約では26,560円で、AQUOS sense6と同価格となっています。
特徴
OPPO Reno5 Aは、外見的にもトレードマークとなっている4眼レンズの高性能カメラです。画素数の解説でも触れたとおり、背面カメラは6,400万画素という同価格帯では圧倒的な画素数を誇り、インカメラも1,600万画素と隙のない高画質となっています。
近年のスマホカメラのトレンドである望遠レンズは搭載していないものの、接写用のマクロレンズやモノクロ撮影用レンズといった用途に合わせたレンズが搭載されており、SNSへの写真投稿やポートレート撮影などで存分にその性能を発揮してくれるでしょう。
OPPO Reno5 Aは、手頃な価格で高性能のスマホカメラが欲しいという方におすすめの機種です。
カメラスペック一覧
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アウトカメラ |
インカメラ |
レンズ |
[メイン]約6400万画素(f/1.7絞り値)、6枚レンズ、4.73mm、クローズドループAF [超広角]約800万画素(f/2.2絞り値) 画角119°、5枚レンズ、 1.66mm、 FF [モノクロ]約200万画素(f/2.4絞り値)、3枚レンズ、 1.77mm、 FF [マクロ]約200万画素(f/2.4絞り値)、 3枚レンズ、 1.77mm、FF |
約1600万画素(f/2.0絞り値)/画角79°/5枚レンズ/3.41 mm, FF |
撮影モード |
写真、夜景、動画、アウト/イン同時動画撮影、ポートレート、スローモーション、タイムラプス、映画、パノラマ、エキスパート、テキストスキャナー、顕微鏡、ステッカー、Google Lens |
写真、動画、アウト/イン同時動画撮影、ポートレート、夜景、タイムラプス、パノラマ、ステッカー |
画像サイズ |
最大サイズ: 6936 x 9248 (6400万画素) 通常写真モード: 3468 x 4624 (4:3) 3468 x 3468 (1:1) 2080 x 4624 (フルスクリーン) 2608 x 4624 (16:9) |
異なるアスペクト比の写真サイズ: 3456 x 4608 (4:3) 3456 x 3456 (1:1) 2080 x 4608 (フルスクリーン) 2592 x 4608 (16:9) |
ビデオ |
最大4K(30fps)、1080P(60fps/30fps)、720P(60fps/30fps) ビデオスローモーション: 1080P(240fps)、720P(480fps) ビデオ手ブレ補正【EIS】 とビデオズーム |
1080P、720P(30fps) ※通常時にAIビューティーがオンになっている場合があります。 ビデオ手ブレ補正: 1080P、720P(30fps) ※ズームやスローモーションは対応不可 |
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【Redmi Note 11】AI対応4眼カメラでマクロも超広角もお任せ
4つ目に紹介する機種は、OPPO Reno5 Aと同じく4眼レンズを搭載したXiaomi(シャオミ)製スマホ、Redmi Note 11です。
こちらも同じくセール対象機種で、MNP契約では9,790円、新規契約では19,790円と、AQUOS sense6やOPPO Reno5 Aよりも一段とお求めやすくなっています。
特徴
Redmi Note 11の特徴は、4眼レンズ構成に加えAI機能と深度センサーを搭載していることです。
メインの広角カメラは5,000万画素と高性能で、そこに超広角カメラ・マクロカメラ・深度センサーが加わります。この深度センサーにより、AIカメラONの撮影時やポートレートモードでも被写体をよりくっきり撮影することが可能です。
カメラ以外では、有機ELディスプレイが搭載されていることも特徴の一つです。高精細かつ輝度が高いので、明るい屋外での撮影後でも撮った写真を確認しやすくなっています。
その他にも5,000mAhが確保されたバッテリー容量は、OPPO Reno5 Aと比較すると1,000mAh多くなっています。カメラ性能だけでなく普段使いのディスプレイのキレイさや電池持ちが気になる方は、こちらもおすすめです。
カメラスペック一覧
リアカメラ |
5000 万画素広角カメラ f/1.8 800 万画素超広角カメラ f/2.2 FOV118° 200 万画素マクロカメラ f/2.4 200 万画素深度カメラ f/2.4 動画撮影 1080 p 1920 x 1080 | 30 fps 720 p 1280 x 720 | 30 fps |
フロントカメラ |
1300 万画素カメラ f/2.4 動画撮影 1080 p 1920 x 1080 | 30 fps 720 p 1280 x 720 | 30 fps |
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【OPPO Reno7 A】超広角も撮れる!多彩なトリプルカメラと高性能AI
最後に紹介する機種は、OPPO Reno5 Aの後継機であるOPPO Reno7 Aです。カメラ性能を重視したReno5 Aでしたが、後継機ではどのような違いがあるのでしょうか。
特徴
OPPO Reno7 Aのカメラは、Reno5 Aからモノクロレンズが削除され、トリプルカメラとなっています。メインの広角レンズの画素数自体も4,800万画素と、スペック上ではReno5 Aに一歩劣るように見えますが、こちらは高性能な画像処理AIを搭載しているのが特徴です。このAIによる補正機能のおかげで、画素数の差をあまり意識させない高精細な撮影が可能です。
また、近年のミドルクラススマホでは、価格を抑えながらも標準装備となりつつある発色の良い有機ELディスプレイや、4,500mAhの大容量バッテリーが搭載されているのが一般的です。加えて、「36ヶ月使えるスマホ」という独自のシステム劣化対策を取り入れています。薄く軽量で手になじむ表面加工など、スペックに表れない快適さ・使いやすさがある、という声も聞かれます。
3年以上の長期間スマホを買い替える予定がなく、Reno5 Aのカメラはオーバースペックだがそれなりの性能を求めたいという方にはおすすめ機種です。良いものを長く使いたい方は、一度手に取ってみてはいかがでしょうか。
カメラスペック一覧
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アウトカメラ |
インカメラ |
レンズ |
[広角]約4,800万画素(F値:1.7) [超広角]約800万画素(F値:2.2)、画角120° [マクロ]約200万画素(F値:2.4) |
約1600万画素 (F値:2.4) |
撮影モード |
写真、夜景、動画、ポートレート、アウト/イン同時動画撮影、スローモーション、タイムラプス、エキスパート、超高解像度、パノラマ、テキストスキャナー、マクロ、ステッカー、Google Lens |
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ビデオ |
1080P/720P@ 30fps スローモーション撮影:720P@ 120fps 電子式手ブレ補正対応:1080P@ 30fps ズーム撮影:1080P@ 30fps |
1080P/720P@ 30fps AIビューティーON:720P@ 30fps ※ズームやスローモーションは対応不可 |
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まとめ
この記事ではLIBMOで取り扱っている機種の中から、特にカメラ性能にこだわった5機種を独自に厳選して紹介しました。高性能なカメラを搭載したハイエンドスマホはどうしても高価と思われがちですが、実はリーズナブルに手に入るカメラ性能重視のスマホもたくさん存在しています。
ポイント還元プログラムやセール機種をうまく利用し、本記事で挙げたようなコスパに優れたスマホをお得に手に入れて、季節の行事や行楽シーズンをより楽しみましょう。