【小中高生向け】自分に合った初めてのスマホを見つけよう!スマホ性能の見方を徹底解説

スマホを使う親子


小学生・中学生・高校生の皆さんの中には、これからスマホデビューをしたいと考えている方も多いでしょう。初めてのスマホを持つなら、自分に合ったスマホを見つけたいですよね。

この記事では、小中高生向けのスマホ選びのコツを解説します。スマホに関するむずかしい専門用語はすべてわかりやすく解説しています。また、スマホを選ぶときだけでなく、購入してからも知っておきたいポイントが盛りだくさんです。

さらに記事後半では格安SIMの紹介もするので、最後までチェックしてみてください。

 

 

スマホ選びのチェックポイントとおすすめの選び方

スマホを選ぶとき、デザインの良さや機種が新しいという理由だけで選ぼうとしていませんか?

スマホの寿命は平均で4〜5年とされており、多くの人が最低でも2年間は使用するようです。そのため、購入後に変更できない「OS」「機能」「キャリア」はじっくり選ぶ必要があります。まずはスマホ選びのチェックポイントと選び方について見ていきましょう。

 

iPhoneかAndroidスマホか

iPhoneとAndroid


OS(オペレーティングシステム)とは、スマホ全体を動かすために必要となる「基本ソフト」のことです。どんなスマホにも必ずOSが入っています。スマホはアプリを入れればすぐに使えるようになるわけではありません。人間に例えるなら、OSという脳があって初めて、アプリという手足が動くのです。

OSにはスマホを使いやすくしてくれる役割があります。例えば、インターネットに接続したり、スピーカーから音が聞こえたりするのもOSのおかげです。他にもOSには、後述する「CPU」「メモリ」「ストレージ」などのソフトウェアをコントロールしたり、管理したりする役割もあります。

 

スマホのOSは、Apple社が提供しているiPhone向けのOSである「iOS」と、Google社がライセンスフリーで提供している「Android」の2種類です。このふたつのOSには、「取り扱いメーカー」「使いやすさ」「価格」「セキュリティレベル」の4つの違いがあります。

 

iOSの特徴

・取り扱いメーカー:Apple社のみ

・使いやすさ:シンプルなデザインで誰でも使いやすい直観的な操作が可能

・価格:高い

・セキュリティレベル:高い(常に最新のOSにアップデートして利用できる)

 

Androidの特徴

・取り扱いメーカー:SONYやSHARP、サムスンなど複数メーカー

・使いやすさ:ホーム画面やショートカットのカスタマイズが可能 メーカーによって機能が異なる

・価格:安いものから高いものまでさまざま

・セキュリティレベル:公式ストア以外からもアプリをダウンロードできるなど、使い方によってはリスクがある

 

iPhoneは操作性と安全面に優れているので、初めてスマホを持つ方にもおすすめです。ただし、価格が高く、カスタマイズしづらい点はネックといえます。できるだけ価格はおさえつつ性能が良いスマホが欲しい方には、Androidの購入がおすすめです。

また、困ったときに質問できるため、家族やまわりの友達が持っているスマホと同じOSを選ぶのもおすすめです。

スマホ選びをする際は、まずiPhoneとAndroidのどちらが良いか決めましょう。

 

「CPU」とは?

CPU(シーピーユー)とは、わかりやすくいえばスマホの頭脳のことです。主に、プログラムを実行したりさまざまな指示を出したりする役割があります。CPUの性能が高いと、むずかしい処理を素早く行えるようになるのです。

CPUの性能の良さについては、小中高生の皆さんがスマホを買うときにそこまで意識する必要はありません。高い性能が必要になるようなことをあまり行わないためです。

 

ただし、ゲームをしたい人はCPUについてしっかり確認しておきましょう。スマホゲームをあそぶとき、CPU性能が高いと動きがスムーズになり、ストレスなく遊べるからです。

できるだけ性能の良いものが欲しいと思うかもしれませんが、CPU性能が高いスマホは価格も高くなるため注意しましょう。

 

「メモリ(RAM)」とは?

メモリ(RAM(ラム))とは、スマホで作業中のデータを一時的に保存する装置のことです。コンピューターの作業スペースと考えればわかりやすいでしょう。

勉強机で例えると、せまい机の場合、一度に開ける教科書や参考書の数が限られてしまい、開いたり閉じたりする手間がかかります。反対に、広い机なら教科書や参考書だけでなく、授業で配布されたプリントも並べられます。広い机のほうが勉強もはかどりますよね。

これと同じで、メモリの容量が大きくなるとスマホも作業の効率が上がり、全体的な動作のスピードが速くなります。

ちなみに、最近のスマホのメモリは4GB(ギガバイト)以上のものが多いようです。

ただし、さきほどのCPUと同じで、スマホゲームをする機会が多いならできるだけ大きめのメモリを選んだほうが良いでしょう。メモリが大きい機種は価格も高くなるので、その点は注意しましょう。

 

「ストレージ」とは?

ストレージとはデータを長期保存しておくための装置のことです。ストレージには撮影した写真や動画、音楽、アプリのデータなどを保存します。

ストレージは「机の引き出し」と考えるとわかりやすくなるでしょう。こちらもスペースが大きいとデータをたくさん保存できるようになります。

iPhoneの場合、「64GB」「128GB」「256GB」「512GB」のストレージが主流です。各ストレージで保存できるデータの目安は下の表で確認してみましょう。

 

 

64GB

128GB

256GB

512GB

写真

※1枚平均1.25MBとした場合

約51,200枚

約60,000枚

約204,800枚

約409,600枚

音楽

※1曲平均10MBとした場合

約6,400曲

約12,800曲

約25,600曲

約51,200曲

映画

※1タイトル平均5GBとした場合

約12本

約25本

約51本

約102本

 

小中高生のスマホ選びでは、そこまでストレージの大きさにこだわる必要はありません。基本的に最小容量のもので十分といえます。iPhoneの場合なら64GBでも不自由なく使えます。

仮に学年が上がって写真を撮る機会が増えても、バックアップを取れば問題ありません。

 

カメラ性能は何を見たらいい?

スマホのカメラ


あまり写真を撮るつもりがないという方は、この項目は飛ばしても大丈夫です!

せっかくスマホを買うなら良い写真が撮りたいというあなた。ちょっと専門的な内容にもなりますが、スマホのカメラ性能を確認する際は、「画素数」「F値」「レンズの枚数や種類」「ズーム機能」「手ぶれ補正」などの項目を確認しましょう。各項目で確認したい点は以下の通りです。

 

・画素数

画素数が高いと良い写真が撮れる

目安としては、1,000万画素を超えていれば問題なし

 

・F値

F値は低いほど、暗所で撮影しやすくなったりシャッターを切りやすくなったりする

目安としては1.6〜2.4くらいが理想

 

・レンズの種類や枚数

備えられているレンズの種類や枚数が多いと、撮影できるシーンが増える

「広角カメラ」「超広角カメラ」「望遠カメラ」「マクロカメラ」あたりが主流

 

・ズーム機能

スマホのズーム機能には「デジタルズーム」と「光学ズーム」の2種類がある

解像度を落とさずに撮影したい場合は光学ズームがおすすめ

 

・手ぶれ補正

「デジタル式」と「光学式」の2種類がある

よりきれいな動画を撮影したい場合は光学式がおすすめ

 

もちろん、スマホの写真にこだわりがない方は、カメラ性能を気にしすぎる必要はありません。

反対に、SNSなどに投稿する写真をきれいに撮りたいのであれば、カメラ性能の比較をしっかりと行いましょう。

最近のスマホカメラには、シーン判別や色の調整を自動で行ってくれるAIを備えたものもあるため、画素数やレンズ数の確認と一緒にチェックしてみるのがおすすめです。

 

「防水・防塵性能」とは?

スマホの防水・防塵(ぼうじん)性能とは、スマホに水や塵が入るのを防いでくれる機能のことです。

スマホの性能として「IP68」などといった表記を見たことはありませんか?この数字が、防水・防塵性能の高さを示しています。

「IP68」と掛かれている場合、最初の数字の「6」が防水性能を、「8」が防塵性能を表します。数字が大きくなれば、防水・防塵性能が高いといえます。

水回りや屋外でスマホを利用することの多い方には、あると安心できる機能です。

 

顔認証や指紋認証はあったほうがいい?

指紋認証


スマホのセキュリティを強化するなら、「指紋(しもん)認証」または「顔認証」が使えるスマホを選びましょう。

指紋認証とは、指の指紋を使ってロックを解除するものです。指紋センサーは電源ボタンや画面内に埋め込まれているタイプなどさまざまです。そこに指をあてることで、スマホのロックが解除できます。

顔認証にはカメラで認証する方法と、顔の立体的な構造から認証する2つの方式があります。

前者のカメラで認証する方法は主にAndroid端末で採用されている方法です。一方、一部のAndroid端末と近年のiPhone端末は後者の方法を採用しています。顔の立体的な構造を読み取るためのセンサーが必要になるため、どうしても搭載する端末が高価になりがちです。

指紋認証と顔認証はどちらもメリット・デメリットがあります。大切なのはどちらを使うかではなく、セキュリティ対策を行うことです。スマホを買うときはどちらの認証が利用できるか確認しておきましょう。

 

「おサイフケータイ」は必要?

「おサイフケータイ」は、お店でスマホを機械にかざすだけでお金が払えるサービスのことです。おサイフケータイは「QUICPay(クイックペイ)」や「iD」などさまざまな電子マネーに対応しています。

また、「モバイルSuica」のような交通系電子マネーを入れておくと、移動や買い物にも使えて便利です。

「おサイフケータイ」というサービス名はAndroidスマホのものですが、似た機能はiPhoneでも使うことができ、どちらのOSでも「QUICPay(クイックペイ)」や「iD」、「Suica」「PASMO」などが利用できます。

生活の中で現金しか使わないのであれば、おサイフケータイが搭載されていないスマホでも問題ありません。

しかし、スマホの購入をきっかけに、お小遣いを現金ではなく「電子マネー」で受け取るようにしたい場合や、通学などで電車を使うときに便利にしたい場合は、おサイフケータイ機能が搭載されたものを選ぶとよいでしょう。

 

ただし、例えばモバイルPASMOなら12歳以上でなければ利用できないなど、サービスごとに年齢制限があります。利用したいサービスについて事前に調べておきましょう。

 

「バッテリー容量」は大きいほうがいい?

スマホを充電する人


スマホを長時間使うなら、バッテリー容量の大きい機種を選ぶのがおすすめです。

バッテリー容量の単位はmAh(ミリアンペアアワー)で、多くのスマホが大体「3,000~4,000mAh」くらいのバッテリー容量を持っています。

バッテリー容量が大きいほど、充電せずに長く使えることになります。ただ、日中は学校でほとんどスマホを使わない、電源を切っているといった場合は、あまり大きいバッテリー容量は必要ありません。

 

端末のサイズも要チェック

スマホ選びでは本体のサイズの確認もしておきましょう。

例えば、はやりの大型のスマホは、映画やドラマ、アニメなどを大画面で楽しめるのがメリットです。一方、片手で操作しづらかったり、持ち運びづらかったりするデメリットもあります。

その点、小型スマホは片手で操作ができ、持ち運びもしやすくなっています。

本体のサイズはインターネットの情報からはイメージしづらいものです。できれば店舗で本体に触れて確かめてみましょう。

 

通信キャリアやプランって何?

スマホを購入する際は「通信キャリア」や「プラン」のことも忘れてはいけません。

通信キャリアとは、「docomo(ドコモ)」「au(エーユー)」「Softbank(ソフトバンク)」などのような通信サービスを提供する会社のことです。

各キャリアでは取り扱い機器や通信エリア、料金プランなどが異なります。中でも料金プランはそれぞれに特徴があり、比較が必要なポイントです。

 

スマホの料金プランとは、「基本料金」やWebサイトを見るときに必要な「データ通信料」を含んだスマホの利用料金のことです。

電話をよく使う場合は「かけ放題プラン」にすれば、料金を気にせず通話が楽しめます。動画配信やゲームなどをすることが多い方には、「データ通信料無制限プラン」がおすすめです。

 

スマホの料金プランで悩んだ時は、自分がスマホを何に使う機会が多くなりそうか考えてみましょう。

 

スマホを安く持つなら「格安SIM」がおすすめ!

スマホを使う子供


大手キャリアでスマホを購入すると、どうしても費用が高くなってしまいます。少しでもスマホの費用をおさえたい方には「格安SIM(シム)」がおすすめです。

ここでは、格安SIMにするとスマホ料金の節約ができる理由を解説します。

 

格安SIMなら月々の料金が安い!

格安SIMとは、月々の料金をおさえられる料金の安いSIMカードのことです。

SIMカードはネット通信に欠かせないものであり、どんなスマホにも入っています。格安SIMの料金が安い理由は以下の2点です。

 

・大手キャリアの通信サービスを安くレンタルしているから

・店舗を持たないため、店舗スタッフにかかる費用などを減らせる

 

一般的に大手キャリアから格安SIMに乗り換えれば、毎月3,000〜5,000円ほどの節約ができるとされています。

ちなみに、よく耳にすることのある「格安スマホ」と格安SIMは正確には違うものです。格安スマホは、格安SIMとスマホ本体がセットになったもののことを指します。

 

「LIBMO」なら月々980円〜でスマホが使える!

格安SIMを提供している会社が増えています。どこにしようかお悩みの方には、株式会社TOKAIコミュニケーションズが提供している「LIBMO(リブモ)」がおすすめです。

LIBMOについて詳しくはこちら

 

LIBMOは格安モバイルサービスです。「なっとくプラン(3GB)」なら、毎月3GBのデータ容量を980円で利用できます。

電話の「かけ放題オプション」も充実しているため、家族や友達とよく電話をする人も安心です。

さらに、「TOKAI SAFE」をオプションで付ければ、セキュリティ対策も万全です。

 

LIBMOは月々1,000円以下で利用できるため、スマホ購入に乗り気ではないご両親の説得もしやすいでしょう。

どうしてもスマホを欲しい理由がうまく伝えられない方には、とっておきの方法があります。それは、ご両親がスマホを買ってあげたくなるようなプレゼンをすることです。プレゼンのコツはこちらの記事で紹介していますので、参考にしてみてください。  

 blog.libmo.jp

 

 

まとめ

小中高生のスマホ選びではOSや機能、キャリアの比較が重要です。特にスマホの具体的な使い方が決まっている方は、機能面を比較してみましょう。

例えば、ゲームをする場合は、CPUやメモリの比較が大切です。写真投稿をメインにしたい方なら、カメラ性能から機種を絞り込んでもかまいません。お近くの店舗で購入する時は、実際に手に取ってサイズを確かめるのも大切です。

ただし、大手キャリアのスマホを利用する際は、費用が高くなる点に注意しましょう。スマホの利用料を安くしたい方には、低価格・高品質な格安SIMのLIBMOがおすすめです。詳しくはLIBMO公式サイトをご確認ください。

LIBMO BLOGとは?

「LIBMO BLOG」とは、TOKAIコミュニケーションズが運営する格安SIM情報サイトです。
格安SIMやIT・ガジェット系など通信に関する情報を毎週お届けします。

格安SIMってなんだろう?と疑問を抱えている初心者の方から、現在LIBMOを ご利用中の方まで、幅広く役立つ情報を提供していきます。

私たちと"SIMでちょっと素敵なコミュニケーション"してみませんか?