スマホが日本国内で販売され始めた2008年頃から10年以上が経ち、今や大手キャリアをはじめ複数の事業者がスマホを製造・販売しています。MRC*が実施した統計によると、2019年2月時点における60代のスマホ利用率は68.5%にも上ります。また近年はスマホの種類が増え、シニア層にとって便利なスマホも探しやすくなりました。そこで今回は、シニア向けスマホをテーマにおすすめできる端末の選び方とサービスをご紹介します。
*MRC…株式会社ジャストシステムが運営する、マーケティング情報を独自視点で紹介するメディア
シニア層にもスマホはおすすめ!その理由とは?
近年は幅広い世代に対応したスマホが開発されており、シニア層に合わせて設計された端末も大手キャリアから販売されています。特にスマホは従来のガラケーとは違い、直観的な操作ができたり、文字の拡大・縮小などがワンタッチできたりするため、より使いやすいものになりました。
まずは、シニア層の方にスマホがおすすめする理由を、改めてご説明します。
スマホは画面が大きく操作しやすい
スマホはガラケーと比較して画面が大きく、文字や画像を大きなサイズで見られるメリットがあります。ガラケーの画面は3インチほどであるのに対して、スマホは約4インチから6インチが一般的です。さらに、スマホは画面に指で触れてスクロールや拡大、縮小などが行えるため、文字や画像も確認しやすくなっています。また、機種によっては、設定の変更で文字サイズを大きく変更できるので、小さ過ぎる文字に悩まされることはありません。
ちなみに、シニア層向けに設計されているスマホには電話やメール、カメラといった使用頻度の高い機能がホーム画面にまとめて配置されているものもあります。基本的な使い方を覚えれば、手軽かつ便利に利用できるでしょう。
家族や友人とのコミュニケーションツールとして活躍
スマホでは、iOS・Androidのストアからアプリをインストールして、スマホにさまざまな機能を追加できます。メッセージの送受信やビデオ通話などを手軽に行いたい場合、対応する機能を持ったアプリをインストールすれば、別の場所にいる家族や友人とコミュニケーションが取りやすくなります。
例えば、有名なコミュニケーションアプリである「LINE」は、複数人で同時にメッセージや画像を送受信することが可能です。遠方地に住んでいるご家族やお孫さん、友人の方々とも、日常会話や相談などを気軽に行えるようになります。
音声検索が便利
スマホは文字入力の方法が複雑というイメージを持たれる方もいますが、近年は音声入力のシステムを利用する方も増えています。音声入力機能を使用すれば、声で文字入力や検索を行うことが可能です。スマホに向けて話した内容が文章として入力されるため、スマホでの文字入力に慣れない方でも安心でしょう。
また、音声検索機能があれば、生活のさまざまな場面で手軽に調べものやメール作成などを行えます。
緊急時の通知機能が充実
iOSやAndroidといったシステムを搭載したスマホには、緊急時には画面ロックがかかっていても110番・118番・119番へ通報できる機能が搭載されています。iOSは「緊急SOS」、Androidは「緊急/情報」という機能を用いて、ロック画面からでも緊急通報が行えます。
また、緊急通報のほかにも任意の緊急連絡先を登録しておけば、非常時に連絡を取りやすくする機能も搭載されています。離れた場所で生活する家族や親族にとっては、緊急時にすぐ連絡を取れるというメリットがある機能です。
災害時の情報収集にも使える
自然災害が発生した場合の連絡や情報収集を行う手段として、スマホは持ち運びやすく、便利なツールです。
大規模な自然災害が発生した際には、各地域にある役所のホームページで情報提供が行われると想定されます。災害時には電話が繋がりづらくなりますが、インターネット通信は使用できる場合があります。災害時に使用できる情報源を増やす目的で、スマホを持つことは有効な手段です。
【要注意】ガラケーの3Gサービスはまもなく終了
ガラケーとして販売された機種の多くは、3G回線といわれる通信システムを利用しています。3G回線は2000年頃から開始されており、近年中にサービス終了が予定されている通信システムです。
各キャリアでの3G回線の終了予定時期は、auが2022年3月、ソフトバンクが2024年1月、NTTドコモが2026年3月とされています。実際に3G回線のサービスが終了した後は、3G回線を利用している機種では通話や通信を行えません。携帯端末による通話、通信を引き続き行いたい場合は、4Gや5G対応の機種への買い替えが必要です。
なお、4G回線に対応しているガラケーは、3G回線のサービス終了後も引き続き使用できます。3G回線の終了によって使用できなくなる機種は、各キャリアのホームページに掲載されているので確認しておきましょう。
シニア向けのスマホ選びで注意すべきポイントは?
シニア向けのスマホを選ぶ際には、ユーザーにとって扱いやすい機種を選ぶようにしましょう。
ここでは、スマホを比較検討する際に確認しておくべきポイントを紹介します。
本体のサイズ
スマホはガラケーと比較して全体的にサイズが大きく、人によっては片手で持つことが困難になる場合も考えられます。片手で支えられないサイズのスマホは持った際に安定しづらく、地面や水面などに落としてしまうリスクを軽視できません。使う人にとって持ちやすいサイズのスマホを選ぶには、店頭で販売されているものを手にとって実際に確認してみましょう。
もしもオンラインショップで探す場合は、端末のカタログスペックを確認し、扱いやすいサイズを探すことがシニア向けスマホを選ぶ際のポイントです。
画面の文字サイズ変更など、シニアに嬉しい機能があるか
シニア層向けのスマホには、文字サイズ変更や拡大、文章読み上げといった機能が搭載され、なおかつ使いやすくなっている機種がおすすめです。「文字が小さい」「サポート機能が使いづらい」といった機種は避けましょう。サポート機能が充実しているスマホはメールやコミュニケーションアプリも使いやすく、さまざまな機能を気軽に活用できるはずです。
家族と同じOSを選ぶ
日本で手軽に購入できるスマホは、OS(オペレーティングシステム)として主にiOSとAndroidのいずれかが搭載されています。家族内でスマホを使用している方がいる場合、同じ種類のOSを選ぶことを検討してみましょう。家族内で同じOSを搭載したスマホを使用すれば、使い方の説明やデータ共有などを気軽に行えます。
参考として、各OSの特徴をご紹介します。iOSはiPhone向けのOSで、どの機種も基本的な仕様や使い方が似ていることが特徴です。そして、Androidはさまざまな端末に搭載されているOSで、機種によって仕様や使い方が異なっている特徴があります。
「シニア向けスマホ」に注意
近年では、「シニア向けスマホ」をおすすめする通信キャリアが増えています。ほかの機種と比較して操作ボタンが大きく、メールや電話など基本的な機能をホーム画面に集約していることがシニア向けスマホの主な特徴です。文字やアイコンのサイズが大きく、実際に押せる通話ボタンやホームボタンなどが搭載されている機種もあり、人気があります。
一方、シニア向けスマホはホーム画面に基本機能をまとめている関係上、ホーム画面にない機能や設定の使い方が分かりづらいというケースがあります。ユーザー数が比較的少ないため、家族や友人などに使い方を聞きにくいということもあるかもしれません。さらに、各メーカーの最新機種と比較して、シニア向けスマホはストレージやカメラの画素数といった基本性能が低い機種も少なくありません。カメラ機能を多用する場合は、ストレージやカメラの画素数が高い機種を選んだ方が利便性は高まるでしょう。
特に近年は、文字サイズ変更や拡大などの機能を標準搭載している機種が増えており、シニア向けスマホでなくてもおすすめできる機種は増えています。安易にシニア向けスマホを選定するのは注意しましょう。
シニア向けのスマホなら格安SIM「LIBMO」がおすすめ!
LIBMOは、株式会社TOKAIコミュニケーションズが提供する格安SIM、格安スマホです。NTTドコモの回線をレンタルしているため、高品質の通信サービスをリーズナブルにご利用いただけます。
では、LIBMOの魅力についてさらに詳しくチェックしていきましょう。
毎月の料金が安い
LIBMOのなっとくプランでは、音声通話機能付きとデータ通信専用の2種類からSIMカードを選択できます。幅広い利用目的に応じて、ライトプラン(低速無制限)・3GBプラン・8GBプラン・20GBプラン・30GBプラン・ゴーゴープランの6種類から契約内容をお選びいただけるプランです。
なっとくプラン(ライト)は最大通信速度が200kbpsに制限される代わりに、通信容量は無制限となっています。
音声通話機能付きSIMの場合、なっとくプラン3GBが月額980円(税込)、8GBが1,518円(税込)、20GBが1,991円(税込)、30GBが2,728円(税込)、ゴーゴープラン[5分かけ放題]が1,100円(税込)。
データ通信専用SIMの場合、なっとくプラン(ライト)が月額528円(税込)、3GBが月額858円(税込)、8GBが1,320円(税込)、20GBが1,991円(税込)、30GBが2,728円(税込)です。
スマホの購入も!
LIBMOでは、10種類以上の格安スマホを取り扱っており、高性能のスマホをリーズナブルに購入できます。
安心訪問サポートで全国どこでも駆けつけ
「安心訪問サポート」はスマホ、タブレットのトラブルや不明点を解決するサポートです。ご利用の際には専用窓口へ連絡いただければ、訪問日時とサポート内容の調整を行い、所定の日時に訪問してサポートを実施します。ただし、ご連絡いただいてから訪問するまで3~5日かかるため、利用する方は注意しましょう。
「安心訪問サポート」では、「基本パック」と「オプションサポート」からサポート内容を選択できます。基本パックでは、スマホの初期設定やMNP転入切替作業、操作説明などを行います。ご利用の際には、「シンプル開通パック」「データ移行パック」「セキュリティ強化パック」「すべておまかせパック」から必要なサポート内容を選択することが可能です。
そして「オプションサポート」は、スマホのデータ移行やセキュリティ設定、アプリインストールなどを行うサポートです。「安心訪問サポート」や「オプションサポート」をご利用いただく際には、サポート内容に応じたご利用料金がかかります。具体的なサポート内容や各種料金、その他お問い合わせについては「安心訪問サポート」の案内ページからご確認ください。
さらに端末補償も充実
LIBMOでは、スマホが故障した際の修理や端末交換を行うサービスとして「LIBMO端末補償」と「つながる端末補償 by LIBMO」をご用意しています。
お持ちの端末によって、お使い頂けるサービスが異なります。詳細は下表をご覧ください。
では、各サービスの概要と利用料金を見ていきましょう。
まず、「LIBMO端末補償」は、LIBMO取り扱い端末のご購入と同時加入できる月額418円(税込)の補償サービスです。スマホの落下・動作不良・水没に分類される不具合が発生した際に、交換代金を支払うと新しい端末が提供されます。交換代金として、初回利用時は5,500円(税込)、2回目は8,800円(税込)、3回目以降は端末代金相当額が必要です。
次に、「つながる端末補償 by LIBMO」は、LIBMOの新規申し込み時に同時加入できる月額550円(税込)の補償サービスです。スマホの破損・水濡れ・水没・自然故障が発生した際に、無償修理もしくは交換代金を支払うと新しい端末が提供されます。初回利用時は4,400円(税込)、2回目は8,800円(税込)が必要です。「つながる端末補償 by LIBMO」の申し込みは、LIBMOの専用WEBページで受け付けています。
「つながる端末補償 by LIBMO」について詳しくはこちら
まとめ
今回はシニア層がスマホを利用するメリットやおすすめできる端末の選び方を紹介しました。スマホは画面サイズが大きく、画面拡大ができるなど使いやすい機種が多数あります。誰でも手軽にアプリをインストールして機能を追加できるので、メッセージの送付や画像編集なども手軽にできるでしょう。そして、スマホの導入費用を抑えたい場合には、格安SIMサービスがおすすめです。LIBMOでは10種類以上のスマホを取り扱っており、リーズナブルな料金プランやサポートも充実しています。
スマホの新規購入やガラケーからの買い替えを考えている方は、ぜひLIBMOを検討してみてはいかがでしょうか。