【機種解説】高コスパ端末OPPO Reno9Aをレビュー！前モデルとの違いは？

OPPO Reno9A

2023年6月13日にオウガジャパンから「Reno9 A」が発表されました。人気のあるReno Aシリーズは、さまざまな便利機能を備えており、かつバランスの良い性能を有しているミドルクラスのスマホです。

この記事では、Reno Aシリーズの最新機種「Reno9 A」の特徴や、一世代前のモデル「Reno7 A」との違いを解説します。

OPPO Reno9 Aとは？
Reno9 Aのスペック
- Reno7 Aとの違いは？
【外観】エッジが際立つフラットなデザイン
- 搭載端子
- カラーバリエーション
【ディスプレイ】約6.4インチの有機EL
【カメラ】トリプルカメラでさまざまなシーンに対応
【性能】メモリ増量で動作もサクサク
Reno9 Aの押さえておくべきポイント
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OPPO Reno9 Aとは？

OPPO Renoシリーズはコストパフォーマンスが高いと評判で、シリーズを通して人気です。同シリーズの中でも今回紹介する「Reno9 A」はミドルクラスでありながらハイエンドクラスと同等のRAM（8GB）を搭載しています。また、RAMの拡張も可能で最大16GBまで拡張可能です。このRAMにより、ゲームや動画といった処理が重くなりがちな動作もストレスフリーになり、有機EL搭載ディスプレイの美しい画面でゲームや動画を楽しめます。さらに、内部処理が快適になっただけでなく、防水・防塵性能やおサイフケータイのような便利機能も搭載されており、普段使いに最適なスマホといえるでしょう。

Reno9 Aのスペック

「Reno9 A」のスペックについて気になる方も多いのではないでしょうか。以下にスペックの詳細をまとめました。

カラー	ムーンホワイト/ナイトブラック
サイズと重量	約160mm×約74mm×約7.8mm 約183g
メモリ	8GB RAM（LPDDR4x @ 2311MHz 2×16bit）
ストレージ ※1	128GB ROM（UFS 2.2 1 Lane）
外部メモリ	microSDXC (最大1TB)
ディスプレイサイズ	約6.4インチ
解像度	FHD+(2400×1080)
リフレッシュレート	最大90Hz　可変（90Hz/60Hz）
パネルタイプ	有機EL（AMOLED）
カメラ（アウトカメラ）	[広角]約4800万画素(F値：1.7) [超広角]約800万画素(F値：2.2)、画角120° [マクロ]約200万画素(F値：2.4)
カメラ（インカメラ）	約1600万画素 (F値：2.4)
撮影モード	写真、夜景、動画、ポートレート、アウト/イン同時動画撮影、スローモーション、タイムラプス、プロ、超高解像度、パノラマ、テキストスキャナー、マクロ、ステッカー、Google Lens
ビデオ（アウトカメラ）	アウトカメラ:1080P/720P@ 30fps スローモーション撮影:720P@ 120fps 電子式手ブレ補正対応:1080P@ 30fps ズーム撮影:1080P@ 30fps
インカメラ	インカメラ:1080P/720P@ 30fps AIビューティーON：720P@ 30fps ※ズームやスローモーションには対応していません。
CPU	Qualcomm Snapdragon695 5G
GPU	Qualcomm Adreno A619 @840MHz
バッテリー	公称値：4500mAh 定格値：4400mAh
急速充電	18W急速充電対応
生体認証	ディスプレイ指紋認証顔認証
SIMカードタイプ	SIMタイプ: nanoSIM+eSIM SIMカードスロット: 排他的デュアルSIMスロットSIM1(nanoSIM)＋SIM2(nanoSIM)/microSD
USBポート	USB Type-C
イヤホンジャック	3.5mm　※ハイレゾ（対応イヤホン使用時）
NFC	対応
おサイフケータイ	対応
OS	ColorOS 13 based on Android™13

※1　使用可能ストレージは内蔵してあるソフトウェアの関係で記載している数字より小さくなります。実際の空き容量はアプリのアップデートや使用状況、またはそれに関連する要因によって変動する可能性があります。

参考：OPPO公式サイト

Reno7 Aとの違いは？

Reno7 AとReno9 Aの大きな違いはRAMの容量です。6GBから8GBに増加し、最大16GBまで増設可能な拡張性を手に入れました。ちなみにRAMとは作業領域の大きさを表しており、大きいほど動作の快適性が高いとされています。

他にも、最新のOS「ColorOS 13」を搭載し、DCE（Dynamic Computing Engine）に対応したことなどが変更点として挙げられます。DCEとはOPPO独自の機能で、マルチタスク中のCPUやGPUを最適化して快適にスマホを使用できるようにする機能です。

【外観】エッジが際立つフラットなデザイン

エッジが際立つフラットなデザイン

画像引用元：OPPO公式サイト

Reno9 Aでは、前モデルから好評だったデザインをさらに強化しています。

OPPO独自の背面加工技術「OPPO Glow」にガラス素材を使用することで優しい手触りと光のメリハリをつけ、より洗練されたデザインになりました。また、側面のメタルフレームとフラットな背面とのコントラストが美しく、落ち着いた雰囲気で高級感があります。サイズが約160mm×約74mm×約7.8mmと片手でも持ちやすいサイズ感です。

スマホ本体の重量は8gほど増えたものの、スリムで美しいデザインを維持しています。

搭載端子

Reno9 Aには3.5mmイヤホンマイク端子、USB-C端子が搭載されています。3.5mm端子があるので有線のイヤホンマイクを使用可能ですが、もちろんワイヤレスイヤホンも使用可能です。

また、搭載されているUSB-CはPD/DC急速充電に対応しており、最大18Wで充電できます。スマホのバッテリーが数％しかない状態から40％まで充電するのにかかる時間は約30分、フル充電にかかる時間は約120分です。

なお、バッテリーの詳しい情報は後述します。

カラーバリエーション

Reno9 Aのカラーバリエーションはムーンホワイトとナイトブラックの2色です。白と黒といっても、この2色にはこだわりがあります。OPPO Glowによる輝きと実用性が考えられており、Reno9 Aならではの質感です。

また、背面パネルにガラスが採用されたことで輝きをより一層強くしています。ムーンホワイトとナイトブラックのどちらを選ぶかは好みによりますが、どちらを選んでも納得のいくカラーリングであることは間違いないでしょう。

【ディスプレイ】約6.4インチの有機EL

約6.4インチの有機EL

画像引用元：OPPO公式サイト

Reno9 Aは約6.4インチのフルHD+対応有機EL（AMOLED）の美しいディスプレイが採用されています。この有機ELディスプレイは前モデルのReno7 Aから採用されており、有機ELならではの鮮やかな発色が特徴です。

また、画面占有率が89.4％とスマホ前面のほぼすべてを画面が覆っており、ディスプレイ上のフロントカメラも目立たない位置にあります。そのため、フロントカメラを気にせず迫力ある映像を全画面で楽しめるでしょう。

さらに、Reno9 Aのリフレッシュレートは90hzとなっており、一般的なスマホ（60hz）に比べ、なめらかな表示が可能です。

【カメラ】トリプルカメラでさまざまなシーンに対応

Reno9 Aの背面にはトリプルカメラが搭載されています。4800万画素/F値1.7の広角カメラ、800万画素/F値2.2の超広角カメラ、200万画素/F値2.4のマクロカメラの3つです。もちろん前面にもカメラが搭載されており、数値は1600万画素//F値2.4となっています。

さまざまな機能が搭載されているReno9のカメラですが、中でもひときわ目立つ機能がAIカラーポートレートでしょう。AIカラーポートレートは、背景をモノクロにして人物を際立たせられる機能です。

また、AIビューティーモードやネオンポートレートなども搭載されており、撮影シーンに合わせてモードを切り替え、最適な撮影を行えます。

【性能】メモリ増量で動作もサクサク

ストレスのないスムーズな動作を求めるならば、大容量メモリ（RAM）が必要です。
Reno9 AのメモリはReno7 Aの6GBから2GB増量し、8GBになりました。また、メモリ拡張機能（RAMの拡張）を選択することで最大16GBまで拡張可能です。
普段使いには困らない快適な動作を実感できるでしょう。

Reno9 Aの押さえておくべきポイント

画像引用元：OPPO公式サイト

2019年に日本市場向けモデルを販売開始したOPPO Reno Aシリーズですが、日本国内で求められる機能をサポートしたことで人気の機種となりました。
ここからは、OPPO Reno Aシリーズ最新作Reno9 Aの押さえておくべきポイントを解説します。

顔認証＋指紋認証にダブル対応

Reno9 Aは指紋認証と顔認証の両方が採用されています。スマホ画面内に指紋センサーが内蔵されており、本体のロック解除やサイトのログインなどが可能です。
他にも、指紋センサーをロングタップすると特定のアプリを起動できる機能「クイック起動」も便利で、この機能にキャッシュレス決済を登録しておくとスムーズに起動できます。
もちろん、スマホ画面左上にあるインカメラを使って顔認証をすることも可能です。

防水・防塵

Reno9 Aは防水・防塵性能に優れており、防水性能はIPX8準拠、防塵はIP6X準拠となっております。この防水・防塵性能はどのくらいの性能なのかというと、「ちりを完全に防ぎ、水面下でも使用できる」という最高水準の性能です。そのため、水にぬれるおそれがある環境でも使用可能で、短時間水没したとしても壊れる心配がありません。外出先や家庭生活でも安心して使用できるでしょう。

参考資料：IP規格・防水保護構造及び保護等級