学割を使って月々のスマホの料金を節約したいけれど、どの通信業者を選べば良いか迷っているという方も多いのではないでしょうか。
大手キャリアや格安SIMなど選択肢が増え、それぞれにスマホ学割を発表しているため、どのプランが最もお得なのか、判断するのもなかなか難しいですよね。
そこで今回の記事は、各通信事業者の2024年に利用できる「スマホ学割プラン」について徹底比較・解説します。
ぜひ皆さんのスマホ選びの参考にしてください。
- 大手キャリア・格安SIM各社の2024年最新学割情報
- ソフトバンクの学割「ソフトバンクデビュー割
- auの学割「スマホスタート応援割」
- NTTドコモの学割
- Yモバイルの学割「ワイモバ親子割」
- UQモバイルの学割「UQ親子応援割」
- キャリアの学割よりも安い!?格安SIM「LIBMO(リブモ)」
- まとめ
大手キャリア・格安SIM各社の2024年最新学割情報
まずは、各通信業者からどのような学割が発表されているのか確認していきましょう。2023年12月現在、大手キャリア・格安SIM各社の学割プラン名は以下の通りです。
・ソフトバンク「ソフトバンクデビュー割」
・au「スマホスタート応援割」
・NTTドコモ「U15はじめてスマホプラン」
・Yモバイル「ワイモバ親子割」
・UQモバイル「UQ親子応援割」
では、各プランの詳細について見ていきましょう。
ソフトバンクの学割「ソフトバンクデビュー割
画像引用:ソフトバンクデビュー割
現在、ソフトバンクでは「ソフトバンクデビュー割」を利用できます。利用条件は以下の通りです。
対象者
5~22歳(申込時)
利用条件
新規契約、他社携帯からの乗り換え、ガラケーからの機種変更で「ソフトバンクデビュー割引」対象のプラン加入が必要となります。
※過去に本適用を受けたことがある使用者は対象外
※おうち割 光セット、長期継続特典など一部割引サービスは併用不可
詳しくはソフトバンク公式ページをご覧ください。
プランの詳細
ソフトバンクの「スマホデビュープラン+ベーシック」は基本料翌月から6か月1,078円/月(税込)から利用でき、データ容量20GBまで速度制限がかかりません。
8か月目からは2,728円/月(税込)、14か月目からは3,916円/月(税込)となり、この基本料に加えて30秒ごとに22円の通話料金がかかります。
端末の割引
5歳から22歳で新規回線契約の方が、ソフトバンク公式オンラインショップで対象端末を購入すると最大21,984円が割引されます。対象端末の一例は以下の通りです。
機種 |
通常価格 |
割引適用後 |
割引額 |
iPhone SE(第3世代)(64GB) |
73,440円 |
51,456円 |
21,984円 |
Google pixel 8(128GB) |
114,480円 |
92,496円 |
21,984円 |
Xperia 10 V |
79,920円 |
57,936円 |
21,984円 |
親にもポイントが貯まる
お子様がスマホデビュープラン+(ベーシック)に加入すると、PayPayポイントが毎月1,000ポイント×12か月で最大12,000ポイントがもらえます。
ただし、ポイントを受け取るためには設定が必要です。詳しくはソフトバンク公式ページをご覧ください。
auの学割「スマホスタート応援割」
画像引用:スマホスタート応援割
現在、auでは「スマホスタート応援割」を利用できます。利用条件は以下の通りです。
対象者
22歳以下(申込時)
利用条件
新規契約、プラン変更、他社携帯からの乗り換えで「スマホスタートプラン 5G/4G」への加入が必要となります。
※過去の「スマホスタート応援割」が適用中または適用された方は、本キャンペーン対象外
※プラン変更、他社携帯からの乗り換えの際、割引適応を受けるにはいくつか条件あり
詳しくはau公式ページをご覧ください。
プランの詳細
auの「スマホスタートプラン 5G/4G」では、基本料は翌月~1年間1,078円/月(税込)から利用でき、データ容量20GBまで速度制限がかかりません。
2年目以降は3,916円/月(税込)となり、この基本料に加えて30秒ごとに22円の通話料金がかかります。
なお、5G/4Gとあるように5Gも利用可能ですが、5Gは一部エリアのみ利用可能です。5Gの提供エリアについて詳しくはau公式ページをご覧ください。
端末の割引「スマホトクするプログラム」
au取扱店で対象機種を「スマホトクするプログラム」で購入した方は、端末の割引を受けられます。対象端末の一例は以下の通りです。
機種 |
通常価格 |
割引適用後 |
割引額 |
iPhone 15 128GB |
145,640円 |
76,820円 |
68,820円 |
Google pixel 8(128GB) |
117,900円 |
32,707円 |
85,193円 |
Xperia 10 V SOG11 |
69,550円 |
39,790円 |
29,760円 |
NTTドコモの学割
画像引用:U15はじめてスマホプラン
現在、NTTドコモでは「U15はじめてスマホプラン」を利用できます。利用条件は以下の通りです。
対象者
15歳以下(申込時)
利用条件
新規契約、プラン変更、他社携帯からの乗り換えで「U15はじめてスマホプラン」への加入が必要となります。
※プラン変更、他社携帯からの乗り換えの際、割引適応を受けるにはいくつか条件あり
詳しくはNTTドコモ公式ページをご覧ください。
プランの詳細
NTTドコモの「U15はじめてスマホプラン」は使い方に合わせて「データ容量5GB/月」「データ容量10GB/月」の2つのプランから選べます。
プラン |
基本料 |
dカードお支払割適用後 |
データ容量5GB/月 |
1,815円(税込) |
1,628円/月(税込) |
データ容量10GB/月 |
2,695円/月(税込) |
2,508円/月(税込) |
また、5分以内の国内通話なら何度でも無料で利用できるのもうれしいポイントです。
※1回あたりの通話時間が5分を超過した場合、超過分について30秒ごとに税込み22円の通話料がかかります。
※NTTドコモ公式ページより引用
端末の割引「5G WELCOME割」
NTTドコモ取扱店で、5G対応端末を購入すると割引が適用されます。対象端末の一例は以下の通りです。
機種 |
割引額(税込) |
iPhone 15 128GB |
22,000円 |
Google pixel 8 |
22,000円 |
Xperia 10 IV SO-52C |
22,000円 |
※上記価格は手続き内容によって割引額が異なる場合があるため、詳しくはこちらのNTTドコモ公式ページをご覧ください。
Yモバイルの学割「ワイモバ親子割」
画像引用:ワイモバ親子割
現在、Yモバイルでは「ワイモバ親子割」を利用できます。親子で割引が受けられるサービスですが、子どもだけでも割引対象になります。利用条件は以下の通りです。
対象者
15歳~18歳(申込時)
利用条件
新規契約、プラン変更、他社携帯からの乗り換えで「シンプルM/L」プランへの加入が必要になります。
詳しくはYモバイル公式ページをご覧ください。
プランの詳細
Yモバイルの「ワイモバ親子割」は、使い方に合わせて「データ容量20GB(シンプル2 M)」「30GB(シンプル2 L)」の2つのプランから選べます。
どちらも前提条件として、Softbank Air加入とPayPayカード払いが必須です。
|
基本料 翌月から12か月間 |
14か月目以降 |
データ容量20GB(シンプル2 M) |
1,078円/月(税込) |
2,178円/月(税込) |
データ容量30GB(シンプル2 L) |
2,178円(税込) |
3,278円/月(税込) |
UQモバイルの学割「UQ親子応援割」
画像引用:UQ親子応援割
現在、UQモバイルでは「UQ親子応援割」を利用できます。利用条件は以下の通りです。
対象者
5歳から〜18歳以下(申込時)
利用条件
新規契約、プラン変更、他社携帯からの乗り換えで「コミコミプラン」加入が必要となります。
詳しくはUQモバイル公式ページをご覧ください。
プランの詳細
UQモバイルの「コミコミプラン」はデータ容量が翌月から12か月間30GB(20GB+特典で10GB増量)利用でき、国内通話も1回10分以内なら無料です。
※1:0570 (ナビダイヤル)への特番通話などは対象外
※2:1回の通話が10分を超えた場合、超過分につき22円/30秒の通話料が別途かかる
※UQモバイル公式ページより引用
料金は翌月から12か月間1,958円/月(税込)で利用でき、13か月目以降は3,278円/月(税込)がかかります。
13か月目以降は特典のデータ容量10GB増量が無くなってしまうため、20GB3,278円/月(税込)になる点には注意しましょう。
家族もお得に
UQモバイルの「コミコミプラン」はお子様だけでなく、家族もお得なプランです。UQ親子応援割の適用条件を満たすには、U18の方と同一の家族セット割/自宅セット割グループへの加入が必要になります。ご契約は10回線まで利用可能です。
割引が適用されると、翌月から12か月間1,320円/月が割引され、お子様と同じく12か月間は1,958円/月(税込)でスマホを利用できます。
キャリアの学割よりも安い!?格安SIM「LIBMO(リブモ)」
ここからは、お得にスマホが利用できる格安SIM「LIBMO」を紹介します。
LIBMOでは学割プランの提供はないものの、そもそも通常のプランの料金が安く抑えられています。プランによっては、ここまでにご紹介したキャリアの学割プランに近い内容で、さらに安く利用できる場合もあります。
なお、「LIBMO」はNTTドコモのネットワークを利用しており、日本国内なら安定した通信が可能です。94.4%のユーザーが回線速度に対して不便さを感じないと回答しています。
他にも、「余ったデータ容量を翌月に繰り越せる」「乗り換え手続きが簡単」などのメリットも魅力です。
※LIBMO公式ページのデータより引用
LIBMOなら音声通話機能付きSIMが980円~
LIBMOのプランは以下の通りです。キャリア各社の学割との比較はこのあとご紹介します。
|
3GB |
8GB |
20GB |
30GB |
音声通話機能付きSIM |
980円 |
1,518円 |
1,991円 |
2,728円 |
データ通信専用SIM |
858円 |
1,320円 |
1,991円 |
2,728円 |
※表内すべて税込
さらに現在、LIBMOでは「生活応援キャンペーン第2弾」を実施しています。このキャンペーンを適用した場合(最大2年間)は以下の通りです。
|
3GB |
8GB |
20GB |
30GB |
音声通話機能付きSIM |
870円 |
1,298円 |
1,661円 |
2,288円 |
データ通信専用SIM |
748円 |
1,210円 |
1,881円 |
2,618円 |
※掲載中のキャンペーンは予告なく変更になることがあります。
ご利用前に、必ず適用条件をLIBMOの公式ページでご確認ください。
大手キャリア各社の学割とLIBMOを比較
では、大手キャリア各社の学割とLIBMOのなっとくプランを比較してみましょう。
・音声通話機能付きSIM、割引適用中の場合(税込価格)
|
ソフトバンク |
au |
NTTドコモ |
LIBMO |
3GB |
|
|
|
870円 |
5GB |
|
|
1,628円 |
|
8GB |
|
|
|
1,298円 |
10GB |
|
|
2,508円 |
|
20GB |
1,078円 |
1,078円 |
|
1,661円 |
30GB |
|
|
|
2,288円 |
・音声通話機能付きSIM、契約2年目以降(割引終了後)の場合(税込価格)
|
ソフトバンク |
au |
NTTドコモ |
LIBMO |
3GB |
|
|
|
980円 |
5GB |
|
|
1,815円 |
|
8GB |
|
|
|
1,518円 |
10GB |
|
|
2,695円 |
|
20GB |
3,916円 |
3,916円 |
|
1,991円 |
30GB |
|
|
|
2,728円 |
ご覧のように、各社の学割プランは初年度の割引は大きいものの、2年目以降は割引が終了し、毎月の料金が通常料金に戻ってしまいます。
一方、LIBMOは2年目以降も同じ料金で利用でき、20GBプランの場合は大手キャリアよりも費用を大きく抑えることができます。
そのため、2年以上長くスマホを使い続ける場合はLIBMOがお得です。
また、自宅のインターネットをLIBMOにまとめれば、毎月の通信費をさらに抑えられます。さらに今、インターネットを@TCOMヒカリに新規で申し込む、もしくは他社から切り替えると今なら5万円分のポイントがもらえます。このポイントをLIBMOの支払いに充てれば、以下の期間中、各プランを無料で利用することが可能です。
・なっとくプラン(3GB)が5年間(65か月)無料
・なっとくプラン(20GB)が2年間(24か月)無料
ポイントを使い切ったあとも毎月220円の割引が適用されるなど、自宅のインターネットをLIBMOにまとめることで、よりお得にスマホを利用できます。
格安SIM各社の学割とLIBMOを比較
格安SIM各社の学割とLIBMO(なっとくプラン)を比較すると以下の通りです。
・音声通話機能付きSIM、割引適用中の場合(税込価格)
|
ワイモバイル |
UQモバイル |
LIBMO |
3GB |
|
|
870円 |
8GB |
|
|
1,298円 |
20GB |
1,078円 |
1,958円 |
1,661円 |
30GB |
2,178円 |
|
2,288円 |
・音声通話機能付きSIM、割引条件を満たしていない場合(税込価格)
|
ワイモバイル |
UQモバイル |
LIBMO |
3GB |
|
|
980円 |
8GB |
|
|
1,518円 |
20GB |
4,015円 |
3,278円 |
1,991円 |
30GB |
5,115円 |
|
2,728円 |
・音声通話機能付きSIM、2年目以降(割引終了後)の場合(税込価格)
|
ワイモバイル |
UQモバイル |
LIBMO |
3GB |
|
|
980円 |
8GB |
|
|
1,518円 |
20GB |
2,178円 |
3,278円 |
1,991円 |
30GB |
3,278円 |
|
2,728円 |
音声通話機能付きSIM・データ容量20GBのプランの場合、割引が適用されているという条件のもとであれば、ワイモバイルが最も安く利用できます。
しかし、ワイモバイルの割引を受けるためには、基本料金とは別でSoftbank Airの契約が必要となり、こちらには5,368円/月がかかるため注意が必要です。
割引終了後の各社料金を見比べると、LIBMOが最も低コストで利用できます。こちらも、2年以上長くスマホを使い続ける場合はLIBMOがお得という結果になりました。
まとめ
今回は、大手キャリアと格安SIMのスマホ学割について徹底比較しました。
学割プランは、本人だけでなく家族もまとめてお得になるケースもあります。また、使用容量の選択や長期利用により月額料金が下がる可能性があるため、しっかりチェックしましょう。
SIMの契約と同時にスマホを購入するならLIBMOがおすすめです。現在、LIBMOではおトクなキャンペーンを実施中で、人気のスマホも割引価格で購入いただけます。新規契約やMNP契約も割引対象となるので、この機会にLIBMOでスマホデビューしてみてはいかがでしょうか。
※本記事の情報は2023年12月20日時点のデータに基づくものです
※掲載中のキャンペーンは予告なく変更になることがあります。
ご利用前に、必ず適用条件を各社の公式ページでご確認ください。