これから携帯の契約をしようとしている人の中には、どこに行って手続きをするべきか迷っているという人もいるでしょう。携帯ショップで契約するのが無難そうですが、もっとお得なところや時間がかからないところもあります。それぞれのメリットやデメリットを把握したうえで決めたいでしょう。
本記事では携帯の契約をどこでするべきか、場所ごとのメリットとデメリットを挙げながら解説していきます、
- 携帯の契約はどこでできる?
- 携帯ショップで契約するメリット・デメリット
- 家電量販店で契約するメリット・デメリット
- オンラインショップで契約するメリット・デメリット
- 携帯の契約に必要なものは?
- オンライン接客なら対面×オンラインのメリットあり!
- まとめ
携帯の契約はどこでできる?
携帯の契約を受け付けているのは、主に次の3つです。では、それぞれについて簡単に見ていきましょう。
携帯ショップ
携帯ショップとは、携帯キャリアの看板を掲げている実店舗のことです。ドコモショップ、auショップ、ソフトバンクショップ、楽天モバイルショップの4つが該当します。全国各地にあるため、街中で見かける機会は多いでしょう。携帯の契約をするところとしては定番の場所です。
一部の携帯ショップでは、サブブランドの契約もあわせて受け付けているところもあります。
家電量販店
家電量販店ではスマホやタブレット端末を取り扱っていますが、販売だけでなく通信サービス各社との契約も受け付けています。購入と同時に通信契約をすれば、すぐに使えるようになります。もちろん端末を購入するだけというのも可能です。
オンラインショップ
オンラインショップを利用すれば、実店舗には足を運ばずに、オンラインでスマホの端末を購入して通信契約も行えます。とくに、格安SIM業者では実店舗を設けておらず、オンラインショップのみのところも多いです。キャリアでも一部オンラインショップでの申し込みに対応しています。
携帯ショップで契約するメリット・デメリット
携帯ショップに来店して契約する場合のメリットとデメリットは以下のとおりです。
メリット |
デメリット |
・対応範囲が広い ・静かな環境でゆっくり機種を選べる ・古い機種の在庫がある可能性がある |
・予約が必要、予約なしだと長い待ち時間があることも ・頭金や事務手数料がかかる ・他社の機種・プランと比較できない ・オプションやネット回線などの勧誘がある ・深夜や早朝は対応していない |
それぞれ詳しく見ていきましょう。
携帯ショップに来店して契約するメリット3つ
メリット:対応範囲が広い
携帯ショップでは、知識豊富なスタッフに直接案内してもらいながら、手続きを進められます。スマホやプランに関してあまり詳しくない人に対しても、スタッフがきめ細やかに対応してくれるのがメリットです。対応範囲が広いため、困りごとがあった場合でも、携帯ショップに行けばほぼ解決できるでしょう。
もちろん契約時だけでなく、契約後にスマホのことでトラブルがあった場合も相談することができるため、安心感もあります。
メリット:静かな環境でゆっくり機種を選べる
携帯ショップの店内は比較的静かな空間です。スマホの機種が多数陳列されており、実際に手に取って触れます。大きさや手触りなども確認しながらゆっくりと選べるでしょう。スペックも表記されており、分からないことがあれば、その場でスタッフに尋ねることもできます。
メリット:古い機種の在庫がある可能性がある
携帯ショップでは、機種の在庫が豊富です。発売されたばかりの機種はもちろんのこと、古い機種も置いてある可能性があります。価格を重視して機種を選びたい場合には、古い機種が狙い目になることもあるでしょう。
携帯ショップに来店して契約するデメリット5つ
デメリット:予約が必要、予約なしだと長い待ち時間があることも
携帯ショップで契約をしたりサポートを受けたりするのには、基本的に予約が必要です。予約なしでの来店もできますが、予約している人が優先されるため待ち時間が長くなってしまうことがあります。
また、混雑する時期だと予約が取りづらくなることもデメリットです。
デメリット:頭金や事務手数料がかかる
携帯ショップのほか、後述の家電量販店など実店舗で契約する際には、端末の代金や通信料金とは別に頭金や事務手数料などの項目で費用がかかります。そのため、オンラインのような手数料がかからない方法で契約するよりも、高くついてしまうでしょう。費用面を重視する人にはあまり向きません。
デメリット:他社の機種・プランと比較できない
携帯ショップのスタッフは他社の機種やプランについてはあまり説明してくれません。そのため、他社と比較せずに決めてしまうことになるでしょう。契約後に他社よりも高いことが判明する可能性もあります。
デメリット:オプションやネット回線などの勧誘がある
携帯ショップのスタッフは、契約の際にオプションを付けるように勧めることが多いです。インターネット回線の乗り換えなどの勧誘をされることもよくあります。
不要なオプションに関しては断って問題ありませんが、面倒だと感じる人も多いかもしれません。あまりよく考えずに不要なオプションを付けて、料金が高くなってしまう人もいるでしょう。
デメリット:深夜や早朝は対応していない
携帯ショップの営業時間は、あまり長くはありません。店舗によってやや異なりますが、午前10時くらいに開店して午後7時くらいに閉店するところが多いです。深夜や早朝には対応していないため、仕事の都合などでなかなか来店できない人もいるでしょう。
家電量販店で契約するメリット・デメリット
家電量販店で携帯の契約をする場合のメリットとデメリットは以下のとおりです。
メリット |
デメリット |
・独自のキャンペーンを行っている場合がある ・ポイント付与・利用ができる ・他社の機種・プランと比較できる |
・手続きに時間がかかりやすい ・データ移行に対応していないor有料 ・手数料がかかる ・アフターサポートに対応していない ・深夜や早朝は対応していない |
それぞれ詳しく見ていきましょう。
家電量販店で携帯の契約をするメリット3つ
メリット:独自のキャンペーンを行っている場合がある
家電量販店では、端末購入と同時に通信契約をする人を対象にして、独自のキャンペーンを行っていることがあります。例えば、端末の価格が値引きされるなどの内容のキャンペーンが多いです。携帯ショップで契約するよりもお得なこともあるでしょう。
メリット:ポイント付与・利用ができる
家電量販店では独自のポイントや共通ポイントなどを導入しているところも多いです。スマホを購入する場合にも、ポイント付与の対象になります。また、これまで貯めたポイントがあれば、購入代金の一部に充てることもできるでしょう。
メリット:他社の機種・プランと比較できる
家電量販店は複数のキャリアの機種を取り扱っており、契約を受け付けています。そのため、キャリアの異なる機種やプランの比較が可能です。スタッフも複数のキャリアの機種やプランの知識を備えているため、違いがよく分からなければ質問もできるでしょう。
キャリアごとに担当者が異なっており、ひとりの販売員に他のキャリアのことを質問できない場合もありますが、各キャリアのブースは隣接しているため、気になるキャリアを選んで順番に話を聞いていくということもできます。
家電量販店で携帯の契約をするデメリット5つ
デメリット:手続きに時間がかかりやすい
家電量販店では、契約に必要な書類の記載や身分証明書の提示をしてすぐに手続きが完了するとは限りません。契約の順番待ちも含めて、手続きが完了するまで時間がかかってしまうこともあります。状況にもよりますが、1~2時間程度はかかるものと捉えて良いでしょう。
デメリット:データ移行に対応していないor有料
対面での機種変更ならデータ移行も当然してもらえると考えている人もいるかもしれません。しかし、家電量販店ではデータ移行に対応していないところが多いため注意が必要です。対応している店舗でも、無料では行ってもらえず端末の購入費用とは別に料金がかかります。
デメリット:手数料がかかる
家電量販店でも、携帯ショップと同様に手数料がかかります。頭金や事務手数料などの名目でかかっていることが多いです。店舗によっては携帯ショップよりも手数料が高い場合もあり、費用面を重視する人にはあまり向きません。
デメリット:アフターサポートに対応していない
家電量販店では契約や機種変更の申し込みは受け付けていても、アフターサポートには対応していないところがほとんどです。端末が故障したり、トラブルに見舞われたりした場合には、携帯ショップに行かなければなりません。
デメリット:深夜や早朝は対応していない
家電量販店も携帯ショップと同様に、営業時間は午前10時くらいから午後7時くらいまでのところが大半です。深夜や早朝には営業していないため、携帯の契約の申し込みや機種変更なども行えません。また、携帯の契約の申し込みや機種変更の受付時間は、店舗の営業時間より短い場合もあります。
オンラインショップで契約するメリット・デメリット
オンラインショップで携帯の契約をする場合のメリットとデメリットは以下のとおりです。
メリット |
デメリット |
・24時間いつでも利用できる ・予約や待ち時間がない ・頭金や手数料がない ・余計な勧誘がない ・オンライン限定のキャンペーンを利用できる場合がある ・在庫の有無がすぐ分かる |
・質問や相談ができない ・端末を実際に触ることができない |
それぞれ詳しく見ていきましょう。
オンラインショップで契約をするメリット6つ
メリット:24時間いつでも利用できる
オンラインショップの場合には、スタッフが対面で対応するわけではないため、営業時間は関係ありません。深夜や早朝なども含めて24時間いつでも利用できます。
自分の好きなときや時間のあるときに、申し込みできるのがメリットです。
メリット:予約や待ち時間がない
オンラインショップでの申し込みなら事前の予約は不要です。混雑しやすい時期でも待ち時間が発生することはありません。自分で必要事項を入力して送信すれば、手続きが完了します。携帯ショップや家電量販店で契約する場合と比べると、かなり早く終わるでしょう。時間を有効に使いたい人におすすめです。
メリット:頭金や手数料がない
オンラインショップでは、頭金や手数料などの名目で費用がかかることはありません。購入する端末の代金と通信料金だけで済みます。そのため、コストパフォーマンスを求める人にもおすすめです。
メリット:余計な勧誘がない
オンラインショップなら、スタッフと対面しないため余計な勧誘をされることもありません。不要なオプションを付けてしまう可能性も低くなります。
もちろんオンラインショップでも、画面上にオプションのおすすめが表示される場合はありますが、対面に比べると断るストレスもなく、快適に申し込みできるでしょう。
メリット:オンライン限定のキャンペーンを利用できる場合がある
オンラインショップでは、携帯ショップや家電量販店とは別のキャンペーンを実施していることがあります。端末の代金が値引きされるという内容のものが多いです。
メリット:在庫の有無がすぐ分かる
オンラインショップでは、在庫がない場合には画面にその旨が表示されます。実店舗と違って在庫の有無をスタッフに尋ねる必要はありません。スタッフが在庫を確認するまで待たされることもないため、時間がかからないのがメリットです。
オンラインショップで契約をするデメリット2つ
デメリット:質問や相談ができない
オンラインショップでは、対面で申し込みをするわけではないため、分からないことがあっても質問や相談はできません。時間をかけずにスムーズに手続きを行える反面で、初心者の人にとっては戸惑う場面もあるかもしれません。どちらかといえば、スマホにある程度詳しい人の方が向いているでしょう。
デメリット:端末を実際に触ることができない
オンラインショップでは、端末のスペックや大きさなどに関しては詳しい情報が掲載されており、写真も見られます。しかし、実際に端末を触ったり持ってみたりすることはできません。
携帯の契約に必要なものは?
携帯の契約をする際には、本人確認書類や支払い方法を設定するための書類が必要です。機種変更時にも本人確認を求められます。必要書類を忘れてしまうと、手続きを完了することができず、自宅まで取りに戻らなければならないため、忘れずに持参しましょう。
オンラインショップで契約する場合は、画像を撮影して送信するやり方が多いです。あらかじめ手元に用意してから手続きを始めるとスムーズです。
本人確認書類として使用できるのは主に次の書類のいずれかです。
・運転免許証
・運転経歴証明書
・マイナンバーカード
・パスポート
・障害者手帳
・特別永住者証明書
・在留カード+外国パスポート
支払い方法は、クレジットカード払いにする場合には、そのクレジットカードを持参しましょう。銀行口座振替の場合には、キャッシュカードか預金通帳が必要です。預金通帳の場合にはお届け印も必要になります。
一方、オンラインショップでは、クレジットカード番号を入力したりインターネットバンキングで手続きをしたりする形式が多いです。
オンライン接客なら対面×オンラインのメリットあり!
オンラインショップはメリットが大きいものの、相談や質問ができないことをネックに感じている人もいるでしょう。そこでおすすめしたいのが「オンライン接客」です。
オンライン接客とは
オンライン接客とは、ビデオチャットツールなどを利用して、自宅にいながら対面での接客を受けられるサービスです。画面越しにスタッフに相談や質問ができるため、オンラインでも対面で契約するときに近い感覚で行えます。
携帯キャリアや格安SIMの中にはオンライン接客に対応しているサービスがあります。
オンライン契約の手軽さと、ショップでのサポートの手厚さの、良いとこどりとも言えるサービスです。
LIBMOのオンライン接客
格安SIMのLIBMOはオンライン接客サービスに対応しています。
このサービスは、会員登録やアプリのインストールをすることなく利用可能です。サポート料金もかかりません。事前の予約が必要ですがスマホなどから簡単に行えます。
当日は、パソコンかタブレット端末を使用して所定のURLにアクセスするだけ!スタッフとビデオチャットでつながってサポートを受けられるので、近くにショップがない方も実店舗で契約するときと同じようにプランや端末の説明を受けられて、相談や質問も可能です。画面共有をしたうえでのサポートにも対応しているので、資料の共有やフォーム入力のサポートなども対応可能です。
格安SIMを契約したいと考えつつも、対面で申し込みたい人は、ぜひLIBMOのオンライン接客を検討してみてください。
まとめ
携帯の契約は携帯ショップで申し込めばサポートが充実していて誰でもできますが、時間がかかり手数料もかかります。家電量販店では、複数キャリアの比較ができますが、時間や手数料がネックになることが多いです。また、携帯ショップも家電量販店も利用可能な時間が限られています。
これに対して、オンラインショップでは待たされることなく24時間いつでも申し込みできます。余計な手数料もかかりません。ある程度の知識があれば、オンラインショップが一番おすすめです。また、オンライン接客に対応しているところもあります。そのようなところなら、対面とほとんど変わらないサポートを受けられるため、初心者の人にもおすすめです。
※本記事の情報は2024年3月7日時点のデータに基づくものです。
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