【親が知っておくべき子どものスマホデビュー】何歳から?リスクは?

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電話や写真、お財布や便利なアプリなど、現代の生活においてスマホは必需品です。最近では、小さなお子さんがスマホを利用している光景もよく目にします。とはいえ、スマホそのものが高価なうえに、日常的に使うとなると無くしてしまったり、視力低下を招いてしまったりする可能性もあります。

では、お子さんには一体何歳ごろからスマホを持たせるべきなのでしょうか?

今回は、昨今のお子さんの携帯電話事情をご紹介するとともに、スマホデビューについても参考になるさまざまな情報を集めました。

 

子どもにいつからスマホをもたせる?

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平成30年度に行われた「青少年のインターネット利用環境実態調査」によると、小学校高学年の約35.9%がスマホを所有しています。スマホの所有率は学年が上がるごとに上昇し、高校生ともなればほぼ100%がスマホを持っています。小学生の携帯電話所有率の推移を確認すると、過去7年間で倍以上に増加しています。

また、この比率は都市部と地方部とでも数値が異なります。携帯電話を持たせる年代は、都市部では小学3年生で約半数が、地方部では小学6年生で約半数にのぼるというデータもあるようです。

お子さんにいつから携帯電話を持たせるかは、住む地域や各家庭の考えによって異なりますが、低学年のうちはキッズ携帯、小学校6年生以降はスマホを使わせるケースが多いようです。

 

どんな用途で持たせている?

近年、文部科学省は小中学校への携帯電話持ち込み禁止の方針を見直しました。

これまでは携帯電話を小学校に持ち込めなかったため、多くの親御さんが低学年の子どもに携帯電話は不要だと考えていました。しかし、見直し策により、低学年のうちから子どもに携帯電話を持たせる家庭が増えることが予測されます。

では、お子さんに携帯電話を持たせる親御さんの意図として、どういったものがあるのでしょうか?普及しているキッズ用携帯の機能を見ると、GPS機能やフィルタリング機能が搭載されているものが多いようです。

「目の届かないところでの子どもの行動を見守りたい」「非常時に連絡が取れるよう備えておきたい」「悪質なサイトにアクセスしてほしくない」「SNSでのトラブルに巻き込まれたくない」という親御さんの願いが感じ取れます。

他方、スマホを使って自主的に調べものをして欲しかったり、ITツールへ慣れて欲しかったりする意向もあるようです。

 

子どもからしてもLINEなどのコミュニケーションツールが使えないと、友人間の連絡がスムーズにいかないうえに、交友関係に支障が出てしまう可能性もあります。

中学生になると、LINEの利用率は4人に3人と言われます。スマホを持っていないと、LINEが使えず、友人間で話が合わずに仲間外れになってしまうおそれがあるのです。

友達同士の連絡だけでなく、部活動内での連絡事項をLINEで取り合うといったケースも多くあります。

キッズ携帯からスマホに移行する理由としては、子どもさんがLINEの利用を希望するからというのが大きいようです。こうなるとLINEはただのアプリではなくて、友人との大事なコミュニケーションツールと言えるでしょう。

また、小学生でも高学年になれば、公共交通機関を利用して、一人で学習塾や習い事に通うことも増えるので、万が一のために持たせておく方が安心かもしれません。

 

子どもにスマホをもたせるメリット・デメリット

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お話したように、スマホの所有率は年齢に応じて上昇傾向にあります。この年代は、まだ子どもである反面、自我が確立する年頃でもあります。スマホを購入する前に、まずは親子でメリットとデメリットを考えたり、スマホのリスクを教えたりする必要があります。

では、メリットとデメリットを具体的に考えてみましょう。

 

子どもにスマホをもたせるメリット

子どもにスマホを持たせた場合、下記のような肯定的な意見があるようです。

 

・子どもだけで出かけても、どこにいるのか把握できる

・日常的な連絡手段として活用できる

・対面とは別のコミュニケーションが取れる

・ITリテラシーが身につく

・ネットやゲームなど、多種多様な娯楽を楽しめる

 

このように、最近のお子さんは塾や習い事で多忙なうえ、両親も共働き世帯が増えています、そのため、どこにいてもすぐ連絡が取れるスマホに利便性を見出している方が多いようです。また、子どもの将来を見据えて、加速するデジタル化に対応しておいてほしいというご両親の願いも込められています。

 

子どもにスマホをもたせるデメリット

親御さんがお子さんのスマホデビューを心配するのには、インターネットの閲覧やアプリのインストール、SNSでの書き込みをしている際に、意図せずトラブルに巻き込まれることです。

実際、スマホに限らずインターネットを使っていると、大人であってもトラブルにあうケースは少なくありません。子どもがスマホを使うデメリットとして、下記の点が懸念されているようです。

 

・不適切なサイトに接続してしまう

・フィッシング詐欺や架空請求といったサイバー犯罪に巻き込まれてしまう

・勉強時間を圧迫してしまう

・スマホ依存症になってしまう

・通話やゲーム課金など、費用がかさんでしまう

・視力が低下してしまう

・悪口や仲間外れなど、いじめの温床になってしまう

・SNSで炎上してしまう

・ながらスマホをして、事故の加害者・被害者になってしまう

 

具体的にはこうしたデメリットが考えられているようです。確かに、こうした状況に陥ってしまうと大人でも慌ててしまうものです。怪しい画面やメールに出くわしたら、すぐに親御さんに相談するよう子どもと約束しておくなど、あらかじめルールを決めておくのがいいでしょう。

また、サイバー犯罪やSNSでの炎上などは、スマホでなくてもパソコンを利用していても起こり得ることです。リテラシーを高めるという観点でも、お子さんと一緒に使いながら覚えていくのが一番安心といえるでしょう。

 

セキュリティ面を心配する声も

セキュリティ面での懸念もいくつかあります。例えば、すでに登録しているサイトからの連絡を装って個人情報の入力を促したり、何らかのアクションを取るのに合わせて個人情報を求めたりするケースもあります。

また、サイトによっては、画面のどこかをタップしただけで個人情報が盗まれてしまうような悪質なものもあります。

スマホにはメールアドレスや名前のみならず、生年月日や住所、友人の連絡先といった情報も含まれているため、悪用されてしまっては大変です。

 

こうしたトラブルに巻き込まれないよう、青少年インターネット環境整備法という法律で、18歳以下の未成年のスマホにはフィルタリングアプリを導入することが義務付けられています。

ドコモやau、ソフトバンクといった三大キャリアで子ども用スマホを購入した場合は、無料でフィルタリングアプリをインストールしてくれます。

しかし、格安スマホを購入する場合は、フィルタリングアプリは自ら探さなければなりません。フィルタリングアプリには無料のものもありますが、中には機能が不十分なものもあるため選択には注意が必要です。

 

大事なのは家庭でのルール作り

今や身の回りにパソコンやスマホがあるのは当前の時代になりました。子育て中の親御さんは、スマホ使用についてのルールやマナーも子ども達に伝えていくことも重要です。では、どのようなことを伝えて、ルールにするべきなのか、詳しくまとめました。

 

・利用目的を明確にする

・使用時間を決める

・あくまで親の所有物であることを認識させる

・ネット上でのエチケットやモラルを教える

・ながらスマホの禁止

・アプリダウンロードの際は必ず親に相談する

・面識のない人と連絡先の交換をしない

・一部SNSにはフィルタリングが適用されないため、SNSから他のサイトに飛ばないよう注意する

 

親子で話し合ったルールが守れない時は、一時的に預かるなど明確な線引きを決めておきましょう。子どもの心身を守り、楽しく使うためには、家庭内でのルール作りが必要不可欠です。

 

子どもに持たせるスマホは?

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さて、こうしたメリットやデメリット、使い方のルールを踏まえたうえで、子ども達にはどういったスマホを持たせるのがいいでしょうか。現在の状況をチェックしてみましょう。

 

小学生の所有率は「キッズケータイ」がトップ

小学生では、キッズ携帯を持つ子どもが大半です。まだ幼いこともあり、不用意にインターネットやSNSに関わってしまうと、トラブルの元になってしまいがちです。そのため、必要最低限の機能を持つキッズ携帯で十分だと判断される方が多く見受けられます。

また、キッズ携帯を持たせる一番の目的は、子どもの安否確認に活用できるという点です。自分の目の届かない時に子どもがどこにいるのか、非常時に連絡が取れるのか、この二点が最も大事です。

さらに、習い事の送迎時に子どもと連絡を取りたい親御さんも多いので、そうしたニーズにもキッズ携帯は合致しています。大手携帯電話会社ではセキュリティ会社と連携して、子どもに何か異変があった場合に直接警備員が駆け付けるサービスも用意されています。

 

iPhoneやAndroidも中学生頃から増加

小学6年生以降では、iPhoneやAndroidなどの所持率が徐々に高まります。中学生で70%、高校生ではほぼ100%がスマホを所持しています。スマホの使用目的は、調べもの・動画や音楽の視聴・カメラの利用・SNSの活用・ゲームなどが該当します。高校生では、LINEの使用を目的とするケースが多く、今やコミュニケーションはLINEで行うことが一般化しています。

一方で、キッズ携帯を活用する場合に比べて、トラブルやリスクも増えるということを、改めて理解してもらう必要があります。親の目の行き届かないところでどういったサイトを見ているのか、SNSでどういったコミュニケーションをとっているのか、親御さんとしては心配なところでしょう。

最近では、SNSを通じて犯罪に巻き込まれてしまう事件も少なくありませんSNSを通じて、見ず知らずの人と出会ってしまう可能性もあるのです。

こうした事態に対処するため、条例の改正も進められていますが、まずは親御さんが「知らない人とは絶対に連絡を取らない」というルールを徹底させることが大事です。

 

子どもに持たせるスマホ、お得に利用するには?

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生活に欠かせない便利なスマホですが、家族それぞれが利用すると、月々の支払いがかさみがちです。そこで、子どもに持たせるスマホの料金を抑えるための方法をご紹介します。

 

LIBMOの「学生支援30」「親子支援30」がおすすめ

スマホの月々の利用料金を抑えるなら、格安モバイルサービスの「LIBMO」がおすすめです。

LIBMOの一番の特徴として挙げられるのは、価格の安さです。NTTドコモの回線設備を必要分だけ借りているので、通信料金が安く抑えられる仕組みになっています。

LIBMOの中にもさまざまなプランがありますが、子ども向けプランであれば、24歳以下の方を対象とする「学生支援30」という一人向け特別パックがおすすめです。新型コロナウイルス感染症の流行に合わせて、自宅でオンライン授業を受ける学生の方が、安定した通信環境を確保できるよう新設されたサービスです。月額料金は2,280円で、データ通信量は30GBまで使えます。

また、2つのスマホで通信容量をシェアできる「親子支援30」というパックもあります。これは、24歳以下の学生さんと親御さんが対象となっています。2枚のSIMカードを契約することが特徴で、その組み合わせは2種類用意されています。このうち「音声通話機能付きSIMカード + SMS機能付きSIMカード」の組み合わせなら、月額4,980円(税別)でご利用いただけます。

 

詳しくはこちらのページもご覧ください。
https://www.libmo.jp/news-archive/2020/shien/

 

TOKAI SAFEでセキュリティも万全

一般的な格安スマホと比較して、セキュリティサービスが充実していることもLIBMOの特徴です。LIBMOでは高品質のセキュリティサービス「TOKAI SAFE」が利用できます。

一般的なインターネットの利用はもちろん、オンラインショッピングや動画の閲覧、音楽の再生、各種コミュニケーションの際にデバイスを保護してくれます。TOKAI SAFEでは、iPhoneをはじめ、パソコンやアンドロイドにも対応していて、同じライセンスで6台までインストールが可能です。

世界的な評価も高いスキャンエンジンが搭載されているため、既存のウイルスはもちろん、未知のウイルスであっても高い精度で検出して情報を保護します。

その他、お子さんの利用に嬉しい、紛失対策や盗難対策、使用制限といった機能もあるので、安心して利用できます。現在、お子さんに購入するスマホを検討している方は、ぜひLIBMOをお試しください。

 

TOKAI SAFEについて、こちらの記事でも詳しくまとめていますので、ぜひご覧ください。

▶家族まるごと安心のセキュリティ「TOKAI SAFE」とは?詳しく解説!

 

お子さんのスマホデビューは、ぜひLIBMOで!

今回はお子さんのスマホデビューについてご紹介しました。

スマホによって生活が便利になった一方で、これまでになかったトラブルに巻き込まれたりするケースも増加しています。まだ幼く、さまざまな判断が難しいお子さんにとって、スマホを持つことは大きなリスクがあります。そのため、子どもの年齢に合った携帯電話を持たせたり、しっかりしたセキュリティ機能を持った機器を選んだりして、子どもを守ってあげることが必要です。また、使用する際には家族で話し合って、ルールを決めることが大切です。

今回ご紹介したLIBMOではお安く便利に、そして高いセキュリティ機能で安心して利用できます。みなさんも、お子さんと一緒に使い方を学びながら、スマホを上手に使いこなしてみてくださいね。

 

LIBMO BLOGとは?

「LIBMO BLOG」とは、TOKAIコミュニケーションズが運営する格安SIM情報サイトです。
格安SIMやIT・ガジェット系など通信に関する情報を毎週お届けします。

格安SIMってなんだろう?と疑問を抱えている初心者の方から、現在LIBMOを ご利用中の方まで、幅広く役立つ情報を提供していきます。

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