自宅にネット環境を整備する方法を3つ紹介!安いのはどれ?

スマートフォンの普及に伴い、インターネットがより身近なものになりました。自宅でもスマートフォンでインターネットを利用されている方も多いのではないでしょうか。

一方で、動画や音楽などのリッチなコンテンツを快適に利用するため、自宅には固定回線を引いている方も多くいます。また近年では、第2の選択肢としてモバイルWi-Fルーターも注目を集めています。このように、モバイル通信の高速化に伴い、自宅でのネット環境にも変化が訪れているのです。

この記事では、固定回線・テザリング・モバイルWi-Fルーターなど、自宅でのネット環境について詳しくご紹介します。

 

自宅にネット環境を整備する方法とは?

自宅でインターネットを利用するには、固定回線を引くか、モバイル回線をそのまま自宅で利用する方法があります。

固定回線には「光回線」と「ケーブルテレビ」があり、どちらも高速で安定した通信が可能です。ケーブルテレビはネット回線だけでなく、さまざまなテレビ番組も楽しめます。

一方、モバイル回線を利用する方法は、大きく「スマートフォンを使ったテザリング」と「モバイルWi-Fルーターの利用」の二種類があります。近年のモバイル通信の高速化に伴い、固定回線と遜色ないレベルでネット環境を利用できるようになりました。

 

自宅に固定回線を引く

一つ目は、自宅に固定回線を引く方法です。

自宅でインターネットを利用する場合、昔は固定回線の契約しか方法がありませんでした。2000年代前半、駅前などでADSLモデムを配っている姿を覚えている方もいるかもしれません。一世を風靡したADSLですが、今ではその役目を終え新規受付は終了しており、あと数年でサービスも終了となります。

現在の主流は光回線とケーブルテレビです。これらの回線はADSLよりはるかに高速で、動画配信などのリッチコンテンツが当たり前となった現在では欠かすことのできない存在となっています。

 

スマートフォンでテザリングする

モバイル回線を利用する方法の一つに、お手持ちのスマートフォンを使った「テザリング」があります。テザリングとは、データ通信可能なSIMを挿したスマホを親機とし、パソコンやタブレット、ゲーム機などとWi-FiやBluetoothで接続してインターネットアクセスを可能とする技術です。スマホさえあれば利用できるため、比較的手軽な方法と言えるでしょう。

 

モバイルWi-Fルーターを利用する

モバイル回線を利用するもう一つの方法に、「モバイルWi-Fルーター」があります。モバイルWi-Fルーターは、ルーターを小型化・軽量化・バッテリー内蔵にして持ち運び可能としたものです。これにデータ通信SIMを挿入しインターネットに接続すれば、Wi-FIの親機として機能します。

テザリングではスマホのデータ容量を気にしなければなりませんが、モバイルWi-Fルーターの場合はデータ容量の制限がないものもあります。

 

では、各方法についてより詳しくメリット・デメリットなどについて見ていきましょう。

 

【方法1】自宅に固定回線を引く

自宅にネット環境を整備する一つ目の方法として固定回線があります。

固定回線は光回線とケーブルテレビの2種類に分かれ、光回線は居室内に光ファイバーを引き込み、それを通して高速データ通信を行います。対してケーブルテレビは各戸まで専用線を引き、映像コンテンツとインターネット接続を提供します。

以前は電話回線を使ったADSLが主流でしたが、通信速度が遅いなどの理由もあり時代とともにその役目を終えました。

 

固定回線の種類

固定回線には「光回線」と「ケーブルテレビ」があることをご紹介しました。ここでは、これらの違いについてご説明します。

まず、通信速度は、光回線が下り最大1~2Gbps、ケーブルテレビが~320Mbps程度です。光回線の方が圧倒的に早いことが分かります。

料金は光回線の戸建てタイプが5,000~6,000円、マンションタイプが4,000円程度。ケーブルテレビは契約プランに応じて5,000円~8,000円程度です。住居のタイプやプランによってばらつきがあるため、よく確認しましょう。

 

回線

通信速度(下り最大)

月額料金

光回線

1~2Gbps

戸建てタイプ:5,000~6,000円

マンションタイプ:4000円程度

ケーブルテレビ

~320Mbps

契約プランに応じて

5,000円~8,000円程度

 

固定回線の契約を検討する場合は、自分の住まいがどのタイプに属するのか、通信速度はどのくらい必要なのかを調べる必要があります。

 

Wi-Fi環境には「ルーター」が必要

Wi-Fi環境を構築するには必ず「ルーター」が必要です。

Wi-Fiルーターは、光回線やケーブルテレビの終端装置に接続し、ネットワーク接続を無線化する機器です。Wi-Fiルーターを利用することで、スマホやタブレットなど、有線ポートを持たないデバイスもインターネット接続が可能となります。

現在ではパソコンやゲーム機などもWi-Fi接続が当たり前になっているため、その必要性は高まっています。

Wi-Fiルーターは家電量販店などでも購入可能ですが、インターネットサービスプロバイダ(ISP)などから月額料金でレンタルすることもできます。

 

ちなみに、前章でご紹介した「モバイルWi-Fiルーター」も、持ち運びできるルーターの一種です。スマートフォンのテザリングも、スマホを疑似的なルーターにする機能と言えます。

 

固定回線のメリット

固定回線のメリットは、高速大容量のデータ通信を安定して利用できる点です。

一般的に、モバイル通信は契約内容によって利用できるデータ容量に限度があります。電波を利用した無線接続になるため、固定回線より安定性でも劣ります。

固定回線は安定性の高い高速通信を無制限に利用できるだけでなく、Wi-Fiルーターを利用することで無線接続も可能です。

モバイル回線とは別に月額料金が発生しますが、ビジネスで利用したり、動画などのリッチコンテンツを思う存分楽しんだりしたい場合は固定回線の契約を検討しましょう。

 

固定回線にデメリットはある?

高速大容量のデータ通信を制限なく利用できるのが固定回線のメリットですが、デメリットもいくつか存在します。

まず、自宅でしか利用できない点です。固定回線は特性上持ち運びできないため、外出先では利用できません。引越しする場合も所定の手続きを踏んで、新たな住まいで引き直す必要があります。

また、利用開始時には工事が必要なため、開通までに時間を要するのがデメリットです。開通まで2週間から1ヶ月程度かかるため、新生活を始める場合は早めの手続きが必要です。

 

スマホとセットで割引の「LIBMO×光セット割」がおすすめ

固定回線を引くには時間がかかりますが、一度引いてしまえば高速大容量のデータ通信を無制限で利用できるためとても便利なものです。外出先ではスマホで軽くインターネットやSNSを利用し、自宅では固定回線を利用して動画コンテンツなどを思う存分楽しむことができます。

そういったライフスタイルにおすすめなのが「LIBMO×光セット割」です。

LIBMO×光セット割は、固定回線サービスと格安SIMサービスLIBMOをセットでご契約頂くと、スマホ料金が月額220円割引されるサービスです。

例えば音声通話機能付きSIMの3GBなら月額780円でスマホを持つことができるため、非常にお得なサービスと言えます。

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【方法2】スマートフォンでテザリングする方法

固定回線は無制限で高速データ通信が可能など、多くのメリットがあります。しかし固定回線を引くためには工事が必要で時間もかかります。また、月々のスマホ代とは別に固定回線の月額料金も発生します。

もし自宅で動画など大容量のデータ通信が必要なコンテンツをあまり見ないという場合、PCやタブレットをネットにつなぐ際は、スマートフォンのテザリング機能を使ったインターネット接続で十分かもしれません。

テザリングであればお手持ちのスマホですぐに始められるため、追加で機器を購入する必要もありません。かかる料金もスマホの月額料金のみです(ただし通信会社によってテザリングが有料オプションになっている場合があります)。

メリット・デメリットをしっかりと把握した上で利用すれば、スマホのテザリングは非常に便利な方法と言えます。

 

テザリングの方法

ここでは、実際にテザリングを利用する方法をご説明します。スマホでテザリングを利用するには下記の手順が必要です。

  1. 対象機種を確認する

  2. テザリングオプションを申し込む

  3. 接続方法を確認する

  4. お使いのスマホを設定する

では、ステップ毎に一つずつ見ていきましょう。

 

(1)対象機種を確認する

4G通信に対応している比較的新しい機種であれば、スマホ・タブレット問わず多くの機種がテザリングに対応しています。古めの機種を使っている場合は自身のスマホがテザリングに対応していることを事前に確認しておきましょう。

 

(2)テザリングオプションを申し込む

一部の通信キャリアの特定の料金プランでは、テザリングを利用するにはテザリングオプションの申し込みが必要です。月額使用料がかかることもあるので、利用している通信キャリアの料金プランを確認しましょう。

 

(3)接続方法を確認する

テザリングには「Wi-Fi接続」「Bluetooth接続」「USB接続」の3つの接続方法があります。

それぞれの特徴とメリット・デメリットは以下の通りです。

 

・Wi-Fi接続

Wi-Fiを使って親機(スマホ)と子機を接続する方法です。

メリット:対応機種が多い、子機を複数台接続できる、通信速度が速い

デメリット:子機のバッテリー消費が多い

 

・Bluetooth接続

Bluethoothを使って親機(スマホ)と子機を接続する方法です。

メリット:子機のバッテリー消費が少ない

デメリット:親機・子機ともにBluetoothに対応している必要がある、子機を一台しか接続できない、通信速度が遅い

 

・USB接続

親機と子機を直接USBケーブルで接続して通信する方法です。

メリット:直接有線接続するため速度が早く安定性も高い、機種によってはスマホ側への給電も可能

デメリット:有線接続になるためケーブルが必要

 

それぞれのメリット・デメリットを把握し、お手持ちの機器の対応状況に応じて使い分けると良いでしょう。

 

(4)スマホの設定を行う

iPhoneとAndroidの設定方法をご紹介します。

 

・iPhoneの場合

ホーム画面の「設定」をタップ → 「インターネット共有」を選択 → スイッチをスライドして「ON」にする

 

・Androidの場合

ホーム画面またはアプリドロワーの「設定」をタップ → 「ネットワークとインターネット」を選択 → 「テザリング」を選択しスイッチを「ON」にする

 

Androidの場合は機種やOSバージョンによって手順が異なる可能性があるので、マニュアルを確認してください。

 

テザリングのメリット

テザリングのメリットは、なんといってもその手軽さです。ご自身がお使いのスマホをそのまま利用し、新たに通信契約を結ぶことなくネット環境を構築することができます。モバイル回線を使うため、自宅だけでなく外出先でも利用することができる点も大きなメリットです。

 

テザリングのデメリット

テザリングのデメリットとしては、

・スマホのデータ通信量を消費してしまう
・料金プランに応じてデータ通信量に上限がある
・モバイル回線なので通信が安定しない場合がある
・対応機種が限られる
・別途テザリングオプションに加入する必要があり月額利用料が発生する場合がある

などが挙げられます。

テザリングは手軽に始められる一方でデメリットも存在するため、利用前に詳しく確認しておきましょう。

 

【方法3】モバイルWi-Fルーターを利用する方法

ネット環境を構築する3つ目の方法として、モバイルWi-Fiルーターの利用があります。

モバイルWi-Fiルーターはバッテリー内蔵で持ち運びができるWi-Fiルーターで、外出先でもモバイル回線を使ったインターネット接続が可能です。

 

モバイルWi-Fルーターを利用するには?

モバイルWi-Fルーターを利用するには、「端末の購入」「データ通信SIMの申し込み・契約」「端末の設定」の流れを踏みます。一つずつご説明します。

 

・端末の購入

まずはモバイルWi-Fルーターの本体を用意します。モバイルWi-Fルーターは家電量販店や通信キャリア、インターネットサービスプロバイダ(ISP)で販売しています。通信キャリアやISPの場合は販売だけでなく月額料金でのレンタルも実施している場合があります。

 

・データ通信SIMの申し込み/契約

端末が用意できたら、それに挿入するデータ通信SIMを用意しましょう。データ通信SIMは、通信キャリアやISPと契約すると送られてきます。端末の購入やレンタルを申し込んだ場合は同時に送られてくるケースが一般的です。月額料金やデータ通信量を確認し、自分のライフスタイルにあわせたプランを契約しましょう。

 

・端末の設定

モバイルWi-Fiルーターは工事が不要なため、端末とSIMカードが手元に届いたらすぐに利用可能です。端末側でWi-Fiパスワードを設定し、それを子機に入力してインターネット接続を利用します。

 

モバイルWi-Fルーターのメリット

モバイルWi-Fルーターは、スマホとは別に機器を持つことになるため、デザリングとは違いスマホのバッテリーやデータ通信量を気にせず利用することができます。

モバイル回線を利用しているため、自宅だけでなく外出先でも利用できます。初期工事も不要で、端末とSIMカードさえあれば利用可能です。

大容量プランも比較的安価に提供されているため、自宅・外出先でたっぷりインターネットを利用することができます。

 

モバイルWi-Fルーターのデメリット

モバイルWi-Fルーターは専用の機器を持ち歩く必要があるため、荷物が増えることを嫌がる方もいるかもしれません。また、モバイル回線を利用しているため、場所や時間帯によっては通信の安定性が低下する恐れもあります。

スマホとは別に一定の月額利用料が発生することもデメリットと言えます。

 

おすすめはLIBMOのモバイルWi-Fルーター

モバイルWi-Fiルーターは、固定回線とテザリングの良いとこ取りをしたネット環境と言えるでしょう。

そんなモバイルWi-Fiルーターを手軽に持つことができるのが「LIBMOのモバイルルーター」です。

LIBMOのモバイルルーターは、大容量のデータ通信を格安で利用可能です。さらに端末本体実質0円となるキャンペーンを実施しているため、気軽にネット環境を構築することができます。

 

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たっぷり20GBが業界最安値

LIBMOのモバイルルーターは、20GBの大容量を業界最安級の月額1,991円(税込)で利用可能です。さらにたっぷりインターネットを利用したい方には月額2,728円(税込)で30GBのプランもご用意しています。

しかも、余ったデータ通信量は翌月に繰り越すことが可能。

なるべく低価格でインターネットを利用したい方にうってつけのサービスです。

 

さらにモバイルWi-Fルーター本体が実質0円

なっとくプラン(20GB)・なっとくプラン(30GB)の新規申し込みと同時に端末を購入された方は、今なら月額550円(税込)を24ヶ月間割り引くサービスを実施しています。

2年間ご利用いただくことで実質13,200円(税込)の割引となり、対象のモバイルWi-Fルーターを実質0円で持つことができます。

 

工事不要でスピード開通

LIBMOのモバイルルーターは、使用開始時の工事やプロバイダ契約が不要です。申し込みから最短3日で端末とSIMカードが手元に届き、すぐに利用を開始することができます。引っ越しなどで慌ただしくなりがちな新生活のスタートにも最適です。

 

docomo回線で安定

LIBMOのモバイルルーターはNTTドコモの回線を借り受けているため、NTTドコモと同等のネットワークエリア・通信品質で利用可能です。

料金も圧倒的にお手頃で、同じデータ通信量で比較した場合、NTTドコモ1/3の月額料金で利用することができます。

LIBMOのモバイルルーターなら高品位のモバイル回線を業界最安級で利用することが可能です。

 

契約期間の縛りや解約金ナシ

LIBMOのモバイルルーターには最低利用期間はありません。2年目から料金が高くなったり、解約金が発生することもありません。

ご自身での料金プランを変更する場合以外に、月額料金が変動することはないので安心して利用できます。

 

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まとめ

この記事では、自宅にネット環境を整備する方法として、固定回線やテザリング、モバイルWi-Fiルーターを用いた方法をご紹介しました。

固定回線は高速性と安定性に優れており、テザリングはお手持ちのスマホで手軽にネット環境を構築することができます。そして、モバイルWi-Fiルーターは工事不要で比較的安価に専用の回線を持てることがメリットです。

それぞれのメリット・デメリットをふまえ、ご自身のライフスタイルに合った方法を選びましょう。

 

 

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