「LINE(ライン)」は、今や私たちの生活に欠かせないコミュニケーションツールです。近年では、メイン機能である「トーク」だけでなく、「音声通話」や「ビデオ通話」の利用者も増加しています。増加の大きな理由としては、無料かつ簡単に使えることが挙げられますが、LINE通話が本当に全て無料なのか気になっている人は少なくないでしょう。
そこでこの記事では、LINEの音声通話やビデオ通話は本当に無料なのか、また電話の「かけ放題プラン」とLINE通話とを比較して、どちらがおすすめかについて解説します。
- 「LINE通話なら電話がタダでできる」は本当?
- LINEの音声通話・ビデオ通話の使い方
- LINE通話・ビデオ通話で消費するデータ通信量は?
- 電話の「かけ放題プラン」とLINE通話ならどちらがおすすめ?
- まとめ
「LINE通話なら電話がタダでできる」は本当?
モバイル社会研究所の調査によると、LINE通話の利用者は2014年頃から増加傾向となり、今では携帯電話所有者の7割を越えています。では「LINE通話なら電話がタダでできる」のは本当なのか見ていきましょう。
参考:モバイル社会研究所|モバイル社会白書Web版|2023年版|第2章モバイルコミュニケーション
LINEの音声通話・ビデオ通話は通話料ゼロ
LINEの音声通話やビデオ通話は、どれだけ使用しても通話料は無料です。一般的な通話機能によくある「かけ放題プラン」に入る必要もありません。なぜなら、LINEの音声通話やビデオ通話は、電話回線ではなくインターネット回線を使っているからです。
ただし、通話料は無料ですが、データ通信容量を消費します。したがって、消費したデータ通信容量に応じた支払いが発生するのです。また、使い方や契約内容にもよりますが、契約しているデータ通信容量をオーバーしてしまった場合は、通信速度制限がかかってしまうでしょう。
消費するデータ量については記事の後半で解説します。まずはLINEの音声通話・ビデオ通話の使い方について見ていきましょう。
LINEの音声通話・ビデオ通話の使い方
ここでは、以下の通りLINEの音声通話とビデオ通話の使い方を紹介します。初めて使う方は参考にしてみてください。
LINE音声通話の使い方
まずは、LINEの「ホーム画面」から音声通話する方法と、「トーク画面」から音声通話する方法の2つを紹介します。
<LINEの「ホーム画面」から音声通話する場合>
(1)スマホの「LINEアプリ」をタップして、アプリを開く
(2)画面下側の「ホーム」をタップ
(3)「友だちリスト」から「友だち」をタップ
(4)音声通話したい友だちをタップ
(5)画面下側の真ん中にある「電話のマーク(音声通話)」をタップ
(6)「(友だち)と音声通話を開始しますか?」と聞いてくるので、「開始」をタップ
(7)相手に発信され、通話が可能になる
<LINEの「トーク画面」から音声通話する場合>
(1)スマホの「LINEアプリ」をタップして、アプリを開く
(2)画面下側の「トーク」をタップ
(3)「友だちリスト」から音声通話したい「友だち」をタップ
(4)画面右上の「電話のマーク」をタップ
(5)「電話のマーク(音声通話)」と「ビデオカメラのマーク(ビデオ通話)」が表示されるので、「電話のマーク(音声通話)」をタップ
(6)相手に発信され、通話が可能になる
LINEビデオ通話の使い方
次に、LINEの「ホーム画面」からビデオ通話する方法と、「トーク画面」からビデオ通話する方法の2つを紹介します。
<LINEの「ホーム画面」からビデオ通話する場合>
(1)スマホの「LINEアプリ」をタップして、アプリを開く
(2)画面下側の「ホーム」をタップ
(3)「友だちリスト」から「友だち」をタップ
(4)ビデオ通話したい友だちをタップ
(5)画面下側の右側にある「ビデオカメラのマーク(ビデオ通話)」をタップ
(6)「(友だち)とビデオ通話を開始しますか?」と聞いてくるので、「開始」をタップ
(7)相手に発信され、ビデオ通話が可能になる
<LINEの「トーク画面」からビデオ通話する場合>
(1)スマホの「LINEアプリ」をタップして、アプリを開く
(2)画面下側の「トーク」をタップ
(3)「友だちリスト」からビデオ通話したい「友だち」をタップ
(4)画面右上の「電話のマーク」をタップ
(5)「電話のマーク(音声通話)」と「ビデオカメラのマーク(ビデオ通話)」が表示されるので、「ビデオカメラのマーク(ビデオ通話)」をタップ
(6)相手に発信され、ビデオ通話が可能になる
LINE通話・ビデオ通話で消費するデータ通信量は?
ここでは、LINE通話とビデオ通話で消費するデータ通信量について解説します。
・LINE通話で消費するデータ通信量
通話時間 |
消費するデータ通信量 |
1分 |
約0.3MB |
10分 |
約3MB |
30分 |
約9MB |
1時間 |
約18MB |
LINE通話で消費するデータ通信量はそれほど多くありません。月間のデータ通信量が20GBであれば、約1,111時間もの無料通話が可能です。
・LINEビデオ通話で消費するデータ通信量
通話時間 |
消費するデータ通信量 |
1分 |
約5.1MB |
10分 |
約51MB |
30分 |
約153MB |
1時間 |
約307MB |
LINEビデオ通話は、LINE通話に比べてデータ通信量が多くなります。月間のデータ通信量が20GBの契約であれば、約65時間のビデオ通話が可能です。
なお「格安SIM/格安スマホのLIBMO」で算出した、データ通信量(3GBと20GB)における利用時間の目安は、以下の記事をご覧ください。
格安SIM/格安スマホLIBMO|プラン|データ通信量の目安
大容量プランなら長時間のLINE通話でも問題なし
データ通信容量を気にせずLINE通話を楽しみたい方には、大容量プランがおすすめです。大容量であれば、長時間LINE通話も問題ありません。ただし、容量が大きくなればそれだけ料金も高くなるため、なかなか大容量プランの契約に踏みきれない方も多いのではないでしょうか。
実は、大容量プランをお手頃な料金で提供しているサービスがあります。例えば、格安SIM/格安スマホのLIBMOです。
LIBMOなら、ネットや通話の頻度に応じた最適なプランが選べるためお得に利用できます。
データ通信量の注意が必要なケースとは?
大容量プランであれば、問題なく長時間のLINE通話を楽しめます。しかし、容量が少ないプランを選んだ方は、LINEだけでなく以下のようなアプリやサービスを使用する際に注意しなければなりません。なぜなら、これらのアプリやサービスを使用することで、データ通信容量を消費してしまうからです。
<データ通信容量を消費するアプリやサービス>
・動画配信サイト
・音楽ストリーミング
・オンラインゲーム
など
また、契約したプランの容量に関わらずLINEビデオ通話の場合は、データの消費量が大きいため、注意しながら使いましょう。
電話の「かけ放題プラン」とLINE通話ならどちらがおすすめ?
ここでは、電話の「かけ放題プラン」と「LINE通話」の違いを紹介します。
・電話の「かけ放題プラン」
「かけ放題プラン」は定額制です。毎月一定料金の支払いのみで、それ以上の通話料金が発生しません。ただし、「かけ放題プラン」にも種類があります。何時間通話しても一定額を支払えば、それ以上の料金がかからない「完全かけ放題」と「時間制限のあるかけ放題」、毎月指定された分だけ利用できる「通話パック」などです。
・LINE通話
LINE通話は、通話料を気にせず無料で使えます。一般的な通話機能にある「かけ放題プラン」に入る必要もありません。LINE通話は、電話回線ではなくインターネット回線を使うため、通話料は無料です。ただし、データ通信容量が消費されるため、通話料は無料ですが、消費したデータ通信容量に応じた支払いが必要になります。
また、電話の「かけ放題プラン」と「LINE通話」のどちらがおすすめなのか、以下の2つのケースで検討した結果を紹介します。
よく話す相手がLINE利用者なら「LINE通話」を「大容量プラン」で
よく話す相手がLINEユーザーでLINE通話が中心の場合、電話の「かけ放題プラン」ではなく、LINE通話の利用がおすすめです。ただし、容量が少ないプランだと、LINE以外のアプリやサービスによって容量が消費されてしまうでしょう。
LINE通話を頻繁に使う場合は、格安SIM/格安スマホのLIBMOなど、大容量かつ料金の安いサービスを利用して、容量が大きめのプランにしておくことをおすすめします。
LIBMOのプラン詳細は以下の通りです。
・なっとくプラン(ネットの利用頻度に合わせて選べるスタンダードプラン)
月間データ容量 |
3GB |
8GB |
20GB |
30GB |
音声通話 機能付きSIM |
891円 (税込980円) |
1,380円 (税込1,518円) |
1,810円 (税込1,991円) |
2,480円 (税込2,728円) |
生活応援キャンペーン第3弾を適用する場合(最大2年間) |
||||
791円 (税込870円) |
1,180円 (税込1,298円) |
1,510円 (税込1,661円) |
2,080円 (税込2,288円) |
※掲載中のキャンペーンは予告なく変更になることがあります。ご利用前に必ず適用条件をLIBMOの公式ページでご確認ください。
電話をかけるケースも多いなら「かけ放題」への加入がおすすめ
一方かけ放題がおすすめなのは、通話の相手がLINE利用者ではないことが多い場合です。この場合、かけ放題がセットになった「ゴーゴープラン」や「音声通話オプション」への加入がおすすめです。
LIBMOなら、さまざまな用途に合ったプランやオプションを選べます。ゴーゴープランと音声通話オプションの詳細は以下の通りです。
・ゴーゴープラン
通話をメインで利用する方向けの入門プラン。LINEに限らずインターネット通信をあまり使わない方におすすめ。
月間データ容量 |
500MB(0.5GB) |
||
音声通話 機能付きSIM (かけ放題セット) |
国内通話5分/回が無料 5分かけ放題込みで 1,000円 (税込1,100円) |
国内通話10分/回が無料 10分かけ放題込みで 1,200円 (税込1,320円) |
国内通話をかけ放題 かけ放題マックス込みで 1,800円 (税込1,980円) |
・音声通話オプション
以下のオプションはさまざまなデータ容量プランと組み合わせて利用が可能です。
オプション名 |
内容 |
料金 |
5分かけ放題 |
1回あたり5分までの国内通話なら、何度でも定額で利用可能。なお、5分超過後も11円/30秒で利用できてお得。 |
500円/月 (税込550円/月) |
10分かけ放題 |
1回あたり10分までの国内通話なら、何度でも定額で利用可能。なお、10分超過後も11円/30秒で利用できてお得。 |
700円/月 (税込770円/月) |
かけ放題マックス |
通話料の通話時間や通話回数に関係なく国内通話料が定額で利用可能 |
1,300円/月 (税込1,430円/月) |
LINE通話におすすめのプランと「かけ放題」をおさらい
おわりに、LINE通話の利用におすすめのプランと、LIBMOの「かけ放題」についておさらいします。
<LINE通話におすすめのプラン>
頻繁にLINEの音声通話やビデオ通話をする方であれば、LIBMOの「なっとくプラン」の中でもデータ通信量が大きい20GBか30GBのプランがおすすめです
・音声通話機能付きSIM(20GB):1,510円(税込1,661円)
・音声通話機能付きSIM(30GB):2,080円(税込2,288円)
※なお、料金は「生活応援キャンペーン第3弾」を適用した金額です。
※掲載中のキャンペーンは予告なく変更になることがあります。ご利用前に必ず適用条件をLIBMOの公式ページでご確認ください。
<かけ放題のおすすめプラン>
電話をよく使う方は、LIBMOのかけ放題がセットになった「ゴーゴープラン」を契約するか、任意のデータ容量プランに「かけ放題オプション」を付けるのがおすすめです。
1回の通話時間がそれほど長くない方であれば、5分か10分のかけ放題プランやオプションを、10分以上通話することも多いのであれば「かけ放題マックス」を選びましょう。
まとめ
LINEの音声通話やビデオ通話は通話料が無料ですが、データ通信容量を消費するため、消費した容量に応じた支払いが必要です。また、使い方や契約内容にもよりますが、データ通信容量をオーバーした場合は、通信速度制限がかかってしまうでしょう。データ通信容量を気にせず使いたい方には、大容量プランをおすすめします。
しかし、どうしても容量が大きくなればその分料金も上がるでしょう。そこで、自分に最適なプランがないか悩んでいる方には、格安SIM/格安スマホのLIBMOへの乗り換えも含めての検討がおすすめです。
LIBMOであれば、ネットの利用頻度に応じたプランを低価格で選べるだけでなく、電話をかけることが多い場合でも1回の通話時間が異なる3種類の「かけ放題プラン」もあるため、自分の使い方に合ったプランを探せるでしょう。
ぜひ、LIBMOをご利用ください。
※本記事の情報は2024年2月15日時点のデータに基づくものです。
※掲載中のキャンペーンは予告なく変更になることがあります。ご利用前に、必ず適用条件をLIBMOの公式ページでご確認ください。