2023年11月に、SHARP(シャープ)からAndroidスマートフォン「AQUOS sense8(アクオス センスエイト)」が発売されました。これは、価格を抑えつつも実用的なスペックや機能を搭載していることで人気の高い「AQUOS senseシリーズ」の最新モデルです。
この記事では、新規購入や機種変更で何を購入しようか悩んでいる方に向け「AQUOS sense8」のスペックや機能を、先代モデルとの比較を交えて詳しく解説します。
後半では「AQUOS sense8」のお得な購入方法も紹介しますので、お見逃しなく!
AQUOS sense8とは?
画像引用:SHARP公式
SHARPは、1912年創業という長い歴史を持つ大手電機メーカーです。映像音響機器や生活家電などを中心にさまざまな製品を世に送り出しており、中でもAndroidスマートフォンは、2017年から2022年まで6年連続で国内トップシェア(BCNランキングより)を獲得しています。
「AQUOS senseシリーズ」は、ミドルレンジスマホと位置づけられており、リーズナブルで実用的なスペックや機能を搭載している人気シリーズです。
そんなAQUOS senseシリーズから登場したAQUOS sense8ですが、主な特徴は以下の通りです。
・1/1.55インチ大型イメージセンサーのカメラに光学式手ブレ補正を搭載
・新画質エンジン「ProPix5」により、RAWデータを複数枚撮影して合成するHDR撮影に対応
・90Hz可変駆動IGZO OLEDと最新CPU「Snapdragon 6 Gen 1 Mobile Platform」を搭載
・最大180Hz相当のなめらかな表示とスムーズで快適な操作感を実現
・大容量5,000mAhバッテリーと省電力のIGZO OLEDにより、1日10時間の利用で2日間使用可能
・世界最軽量クラスの軽さに加え、防水・耐衝撃に対応
それぞれ記事内で詳しくご紹介します。
参考:BCN+R|トレンド|2022年のAndroidスマホ年間No.1はシャープ! 今春買うならAQUOSがおすすめ!
AQUOS sense8のスペック
SHARPの公式サイトに記載されている大手キャリア3社とSIMフリー版「AQUOS sense8」のスペックは以下の通りです。
機能・サービス一覧 |
docomo SH-54D |
au SHG11 |
楽天 モバイル |
SIMフリー SH-M26 |
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サイズと重量 |
約153mm×約71mm×約8.4mm(突起部以外) 約159g |
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OS |
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Android 13(発売時) |
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OSバージョンアップ |
発売日から最大3回 |
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セキュリティアップデート |
発売日から5年 |
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AQUOS UX |
バージョン13.0.002(出荷時) |
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CPU |
種類 |
Qualcomm Snapdragon 6 Gen 1 Mobile Platform |
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周波数/コア数 |
2.20GHz + 1.8GHz オクタコア |
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内蔵メモリ |
ROM 128GB UFS 2.2/RAM 6GB LPDDR4X |
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外部メモリ |
microSDXCカード(最大1TB) |
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バッテリー |
容量 |
5,000mAh(内蔵電池の標準容量) |
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充電時間 |
約160分 (ACアダプタ 08使用時) |
約160分 (Type-C共通ACアダプタ02[別売]使用時) |
約160分 (ACアダプターSH-AC05使用時) |
約160分 (ACアダプターSH-AC05使用時) |
|
連続通話時間 (静止時) |
LTE(VoLTE(HD+)):約2390分/LTE(VoLTE):約2510分 |
約3950分 |
VoLTE:約66時間 |
VoLTE:約3980分 |
|
連続待受時間 (静止時) |
LTE: 約640時間 |
約690時間 |
LTE: 約770時間 |
LTE: 約770時間 |
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対応急速充電規格 |
USB Power delivery Revision3.0 |
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通信 |
SIM |
nanoSIM/eSIM |
nanoSIM/eSIM DSDV対応 |
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5G NR(sub6) |
n1 / n3 / n28 / n41 / n77 / n78 / n79 |
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4G LTE(FDD-LTE) |
B1 / B2 / B3 / B5 / B8 / B12 / B17 / B18 / B19 / B21 / B28 |
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4G LTE(TD-LTE) |
B38 / B41 / B42 |
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3G W-CDMA |
B1 / B2 / B5 / B8 |
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2G GSM |
850 / 900 / 1,800 / 1,900MHz |
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GPS |
〇 GPS、GLONASS、BeiDou、Galileo、QZSS(みちびき)対応 |
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Wi-Fi |
IEEE802.11a/b/g/n(Wi-Fi 4)/ac(Wi-Fi 5) |
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テザリング |
15台(Wi-Fi 10台、USB 1台、Bluetooth(PAN):4台を併用) |
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Bluetoothバージョン |
Ver.5.1 |
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Bluetooth対応プロファイル |
HSP、HFP、A2DP、AVRCP、HID、OPP、SPP、PBAP、PAN、HOGP |
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おサイフケータイ |
〇 |
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接続端子 |
インターフェース |
USB Type-C |
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USBバージョン |
USB3.2 Gen1 |
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Display Port |
〇(DisplayPort v1.4) |
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イヤホンジャック |
3.5φ |
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ディスプレイ |
サイズ |
約6.1インチ |
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解像度 |
フルHD+(1,080×2,432) |
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種類 |
IGZO OLED |
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ブルーライト低減 |
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色数 |
10億色 |
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ピーク輝度 |
1,300nit |
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コントラスト比 |
1,300万:1 |
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画質エンジン |
リッチカラーテクノロジーモバイル |
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リフレッシュレート |
90Hz |
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ディスプレイ機能 |
なめらかハイスピード表示 |
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アウトドアビュー |
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リラックスビュー |
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AQUOS Homeのカスタマイズ |
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サウンド |
スピーカー |
モノラルスピーカー |
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ハイレゾ/ハイレゾワイヤレス |
いずれも搭載 |
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防水/ 防塵/ MIL規格 |
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IPX5/IPX8/IP6X/MIL-STD-810G準拠・ 耐衝撃(落下)など全16項目 MIL-STD-810G:耐衝撃(落下) MIL-STD-810H:防水(浸漬)/ 防水(雨滴)/ 耐振動 / 防湿 / 高温保管(固定)/高温保管(変動)/ 高温動作(固定)/ 高温動作(変動)/ 低温動作 / 低温保管 / 温度耐久(温度衝撃)/ 低圧保管 /低圧動作 / 氷結(結露) / 氷結(氷結) |
引用:SHARP公式
sense7からの変化
最新モデルのAQUOS sense8(SIMフリー)と、先代モデルのsense7(SIMフリー)の主な違いをまとめると以下の通りになります。
性能 |
AQUOS sense8 |
AQUOS sense7 |
CPU |
Qualcomm Snapdragon 6 Gen 1 Mobile Platform |
Snapdragon 695 5G Mobile Platform |
ディスプレイ |
ブルーライト50%低減 / リフレッシュレート90Hz |
ブルーライト低減なし / リフレッシュレート60Hz |
バッテリー容量 |
5,000mAh |
4,570mAh |
サイズ |
約153mm×約71mm×約8.4mm |
約152mm×約70mm×約8.0mm |
重量 |
約159g |
約158g |
連続待受け |
LTE:約770時間 |
LTE:約840時間 |
指紋認証 |
電源ボタンと兼用 |
電源ボタンと別 |
AQUOS sense8には、CPUにSnapdragon 6 Gen 1が搭載され、AQUOS sense7と比較するとCPU性能は36%、GPU性能は33%向上しています。
ディスプレイは、AQUOS senseシリーズとしては初めて90Hz駆動のIGZO OLEDを採用しました。また、黒フレームを補完することによる疑似180Hz駆動も可能になっています。これにより、スクロール表示がなめらかになり、ブラウザやSNSなどの閲覧が快適になります。
バッテリー容量も4,570mAhから5,000mAhにアップしスタミナが向上していますが、容量が増えたことによるサイズや重量の大きな変化はありません。
【外観・デザイン】軽さとコンパクトさ
引用:SHARP公式
ここでは、AQUOS sense8の外観とデザインについて解説します。バッテリー容量が増量されたにもかかわらず、重量は約159gと軽量です。SHARPでは、バッテリー容量5,000mAh台のモデルとしては「世界最軽量級の軽さ」と発表しています。加えて、幅約71mmとコンパクトなサイズで、女性でも片手で扱え、持ち運びも苦になりません。
高い耐衝撃性
アルミ素材と樹脂で構成されたAQUOS sense8のボディは、従来機種よりも高い剛性が備わっています。アメリカ国防総省(ペンタゴン)が定めている品質基準「MIL規格」16項目にも対応しており、安心して使用できる性能のボディです。
カラーバリエーション
引用:SHARP公式
AQUOS sense8のカラーバリエーションは、以下の通り3色展開です。
・Pale Green(ペールグリーン)
・Light Copper(ライトカッパー)
・Cobalt Black(コバルトブラック)
引用:SHARP公式
docomoでは以下のオンラインショップ限定色も含めた4色展開です。
・Blue(ブルー)
各種端子・ボタン類
引用:SHARP公式
本体底面にはUSB Type-C端子と3.5mmのイヤホン端子があります。
USB Type-C端子には新たに「DisplayPort出力」がサポートされました。これは、本体とディスプレイを有線接続し、画面を表示する機能です。本体右側面には、上に「音量調節ボタン」、下に指紋認証センサー付きの「電源/スリープ」ボタンがあります。なお、本体上側面にはSIMカードスロットとマイク穴があり、SIMカードスロットにはmicro SDも装着可能です。
【ディスプレイ】IGZO OLEDを搭載
引用:SHARP公式
AQUOS sense8には、SHARPが独自に開発した90Hz可変駆動IGZO OLEDが採用されています。サイズは6.1インチで10億色表示対応です。
ピーク輝度が1300nit、コントラスト比が1300万:1で、本当にミドルレンジスマートフォン?と思うほどキレイなディスプレイで、屋外などの明るい環境下でも色鮮やかな表示が可能となります。
また、従来機とは異なる新素材を採用したため、画質や色味に影響することなくブルーライトを約50%抑制することに成功しました。美しく見やすいだけでなく、目にも優しい画面表示が可能となったのです。
【カメラ性能】おなじみのセンターカメラ
引用:SHARP公式
ここからは、AQUOS sense8のカメラ性能について見てみましょう。メインカメラと広角カメラ、そしてインカメラを備えています。メインカメラはAQUOS senseシリーズでおなじみのセンターカメラとなっており、ボディ上部の中央に配置されています。
カメラ性能の詳細は以下の通りです。
メインカメラ (標準) |
有効画素数 約5,030万画素 CMOS |
F値 1.9レンズ[焦点距離23mm] |
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1/1.55インチセンサー |
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電子式手ブレ補正/光学式手ブレ補正 |
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メインカメラ (広角) |
有効画素数 約800万画素 CMOS |
F値 2.4レンズ[焦点距離15mm] |
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電子式手ブレ補正 |
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インカメラ |
有効画素数約800万画素 CMOS |
F値 2.0レンズ[焦点距離26mm] |
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電子式手ブレ補正 |
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画質エンジン |
ProPix5 |
カメラ機能 |
AIオート |
ポートレート |
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ナイト |
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HDRビデオ |
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フローティングシャッター |
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シャッター長押し動画撮影 |
メインカメラは、光学式と電子式の手ブレ補正に対応。手持ちでの撮影も安心です。
また、新画質エンジン「ProPix5」により、RAWデータを複数枚撮影して合成するHDR撮影が可能で、白飛びや黒つぶれを軽減します。
AQUOS sense8の知っておくべきポイント
引用:SHARP公式
ここでは、AQUOS sense8の知っておくべきポイントを紹介します。AQUOS sense8は、ハイエンドモデルにも劣らない機能を備えています。
5,000mAhのバッテリー容量
AQUOS sense8のバッテリー性能は以下の通りです。
・バッテリー容量はAQUOS sense7の4,570mAhから5,000mAhにアップ
・急速充電はUSB Power delivery Revision3.0に対応
・ワイヤレス充電には非対応
・アイドリングストップ機能で画面を動かしていない間は消費電力を抑えることが可能
・3年使っても電池寿命が90%以上残る充電技術を採用
なお、動画視聴を4時間、音楽ストリーミングを3時間、SNS閲覧を2時間、ゲームを1時間の計10時間の利用を想定した場合、約2日間の利用が可能です。
顔認証+指紋認証にダブルで対応
生体認証は、顔認証と指紋認証の両方に対応しています。顔認証は目元をしっかり認証することで、マスクを付けたままでも解除可能です。また、指紋認証はこれまで別々だった電源ボタンと指紋認証センサーが一つになり「電源を入れる/スリープを解除する」と同時にロック解除できるようになりました。すぐにスマホを使いたいと思うシーンは意外と多いため、スムーズにロック解除できる機能は大変便利です。
OSアップデートは最大3回まで対応
最新OSへのバージョンアップは、発売のタイミングから起算して最大3回まで適用されます。
また、セキュリティアップデート期間は5年です。長期使用を検討している方も安心して使えるでしょう。
AQUOS sense8の購入はLIBMOで
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まとめ
「AQUOS sense8」は、SHARP製スマートフォンの中でも人気が高い「AQUOS senseシリーズ」の最新モデルです。特徴として、ハイエンドモデルに匹敵するCPUの性能向上や光学式手ブレ補正を搭載したメインカメラ、6.1インチの90Hz可変駆動IGZO OLEDなどが挙げられます。このように、高品質でありながら低価格なことも人気の理由でしょう。
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※本記事の情報は2024年5月2日時点のデータに基づくものです。
※掲載中のキャンペーンは予告なく変更になることがあります。ご利用前に、必ず適用条件をLIBMOの公式ページでご確認ください。
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