Zenfoneは、シリーズが誕生してから今に至るまで速いペースで次々に後継機が生まれています。2014年7月に台湾で発売され、日本向けにローカライズされた端末が、初代ZenfoneのZenFone 5です。初代が生まれてから数年が経ち、現在発売されているのは「Zenfone Max M2」です。「Zenfone Max M2」はどのようなスペックを持っているのでしょうか。この記事では、「Zenfone Max M2」について掘り下げてご紹介します。
- 「Zenfone Max M2」とは?
- 「Zenfone Max M2」の基本スペックをチェック!
- 「Zenfone Max M2」の外観
- 「Zenfone Max M2」の特徴
- 気になるポイント
- まとめ
「Zenfone Max M2」とは?
Zenfoneシリーズを発表している「ASUS(エイスース)」は、台湾の台北市に本社を置く総合エレクトロニクスメーカーです。世界第1位のマザーボードとコンシューマー市場で出荷台数世界第2位のノートパソコンをはじめとした周辺機器などの開発・販売を行い、2012年よりスマートフォン業界に進出しました。日本法人は、ASUS JAPAN株式会社です。
Zenfoneは、「誰でも気軽に堪能できる、ワンランク上の贅沢」をコンセプトに、2014年から販売されています。なお、ZenfoneのZen(禅)は「心に平和をもたらす無駄のない美しさ」を意味しています。
初代のZenfone 5は、2万円台と低価格ながら高いデザイン性と快適な動作で当時は注目を集めました。日本モデルはすべてSIMフリーとして販売され、Zenfoneは新機種発売のたびに改良を重ねて現在までさまざまなシリーズが販売されています。
Zenfone Maxシリーズとは、Zenfoneにおいて大容量バッテリーを示す「Max」を冠したシリーズです。2018年からは「M1」「M2」といったシーズンで区切られたナンバリングがなされています。従来のMaxシリーズはバッテリー容量に重きを置き、その他は特筆すべきスペックではありませんでしたが、M1以降は全体のスペックもミドルクラスとは思えないほどに充実した仕様になっています。
「Zenfone Max M2」は、32GB版※と64GB版の2種類がLIBMO(リブモ)で販売中です。
※ZenFoneMax M2(32GB版)は、現在LIBMOでは販売を終了しております。
両者の違いは本体の保存容量の大きさと価格です。それぞれの価格は以下のとおりです。
|
Zenfone Max M2 [32GB] |
Zenfone Max M2 [64GB] |
一括払い |
15,600円 |
19,200円
「端末購入サポートプログラム」適用時 |
分割払い |
650円×24回 / 月
「端末購入サポートプログラム」適用時 350円×24回 / 月 |
800円×24回 / 月
「端末購入サポートプログラム」適用時 500円×24回 / 月 |
※表内は全て税別
「Zenfone Max M2」の基本スペックをチェック!
ここでは、「Zenfone Max M2」のスペックを詳しくご紹介します。詳細なスペックは以下の通りです。
※ZenFoneMax M2(32GB版)は、現在LIBMOでは販売を終了しております。
製品名 |
Zenfone Max M2 [32GB版] |
メーカー |
ASUS |
搭載OS |
Android 8.1 |
カメラ |
アウトカメラ:[メイン]約1300万画素 [2nd」約200万画素 |
バッテリー容量 |
4,000mAh |
メインメモリ(RAM/ROM) |
4GB/32GB |
画面サイズ |
約6.3インチ |
重量 |
約160g |
本体サイズ |
約H 158.4mm × W76.2mm × D7.7mm (突起部を除く) |
SIMカードサイズ |
nanoSIM x 2 |
デュアルSIM |
DSDV(※2) |
指紋認証 |
○ |
顔認証 |
○ |
モード切替 |
× |
防水・防塵 |
× |
おサイフケータイ® |
× |
特筆すべきは4,000mAhの大容量バッテリーを搭載していることです。いくつものアプリを多重起動しながら動画を1時間見たとしても、半分もバッテリーが減らない容量を誇ります。また、「Zenfone Max M2」を発売すると同時に「Zenfone Max Pro M2」も販売しています。「Zenfone Max Pro M2」のスペックは以下の通りです。
製品名 |
Zenfone Max Pro (M2) |
メーカー |
ASUS |
搭載OS |
Android 8.1 |
カメラ |
アウトカメラ:[メイン]約1200万画素 [2nd」約500万画素 |
バッテリー容量 |
5,000mAh |
メインメモリ(RAM/ROM) |
4GB/64GB |
画面サイズ |
約6.3インチ |
重量 |
約175g |
本体サイズ |
約 H157.9mm × W75.5mm × D8.5mm (突起部を除く) |
SIMカードサイズ |
nanoSIM x 2 |
デュアルSIM |
DSDV(※2) |
指紋認証 |
○ |
顔認証 |
○ |
モード切替 |
× |
防水・防塵 |
× |
おサイフケータイ® |
× |
「Zenfone Max M2」は発売当初は2万円台であったのに対し、「Zenfone Max Pro M2」は3万円台と上位モデルとして発売されました。そのため、バッテリー容量や処理性能、カメラの性能はProの方が高スペックです。また、耐久性は強化ガラス「Gorilla Glass 6」使用することでM2よりも高めています。
スペック面では「Zenfone Max Pro M2」に軍配が上がりますが、価格と性能のバランスは「Zenfone Max M2」も引けを取らず、完成度の高いスマートフォンとなっています。
※LIBMOでは「Zenfone Max Pro M2」は販売しておりません(2020年7月現在)
「Zenfone Max M2」の外観
大容量バッテリーが特徴のMaxシリーズは高いスペックを誇りますが、大容量のバッテリーを積んでいるようには見えない薄型ボディに驚きを感じることでしょう。
本体上部にはマイクロホンやヘッドホン、コンボジャックが備わっていて、本体下部には、左から順にMicro USBの充電端子、その横にはスピーカーを配置。本体正面から向かって左側にはSIMカードスロットがあり、右側にはボリュームボタンと電源ボタンを配しています。
ここでは、「Zenfone Max M2」の外観およびディスプレイの魅力をご紹介します。
落ち着いたカラーリング
ZenFone Maxのカラー展開は、ミッドナイトブラック、スペースブルー、メテオシルバーの3色ですが、LIBMOで発売中の64GB版はミッドナイトブラック、スペースブルーの2色展開です。
メタル素材を使用することで高級感とスタイリッシュ感を演出。背面はマット仕上げなので手から滑りにくく、指紋も目立ちません。
6.3インチの大画面ディスプレイ
「Zenfone Max M1」では5.5インチだったディスプレイは、「Zenfone Max M2」では6.3インチ(1,520×720ドット)に拡大されました。画面占有率はなんと88%を誇ります。オールスクリーンディスプレイは目を奪われる美しさで、映画を見ていても、ゲームを楽しんでも、画面に没頭してしまいます。
同梱品
「Zenfone Max M2」に同梱されている内容物は以下の通りです。
・「Zenfone Max M2」本体
・USB ACアダプターセット
・SIMイジェクトピン
・ZenEar
・ユーザーマニュアル
・製品保証書
なお、ZenEar交換用イヤーピースとクリアケースは付属していないので注意しましょう。
「Zenfone Max M2」の特徴
「Zenfone Max M2」には、まだまだ魅力的なポイントがあります。ここでは、3つの特徴を挙げてご紹介します。
DSDV対応・トリプルスロット搭載
SIMフリースマートフォンのなかには、SIMカードスロットを2枚分備えて同時利用できる「DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)」という機能に対応したものがあります。この機能を搭載している場合、1台のスマホに2つのSIMカードを挿入することができるため、2つの回線の着信に対して同時に待ち受けを行うことができます。
それらの中でも、利用できるSIMカードの柔軟性がもっとも高いのが「DSDV(デュアル SIM デュアル VoLTE)」対応です。「Zenfone Max M2」はこのDSDVに対応しています。
先にご紹介したDSDSの場合、2枚のSIMカードは「3G回線のもの」と「4G回線のもの」という組み合わせに限られていました。4Gの回線は3Gに比べて通信速度が早い上に、通話品質も高くなっています。ですが、DSDSですと片方は通話品質の劣る3G回線としなければなりませんでした。
一方、「Zenfone Max M2」にも搭載されているDSDVであれば、2枚とも4G回線のSIMカードを使用することができます。
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DSDS |
DSDV 「Zenfone Max M2」はこちら |
同時に待ち受けできる回線数 |
2回線 |
2回線 |
SIMカードの組み合わせ |
3G + 4G |
4G + 4G |
また、「Zenfone Max M2」ではトリプルスロットトレイを搭載しており、2枚のnanoSIMカードに加えて最大2TBのmicroSDカードを挿入することができます。
大容量バッテリー搭載、さらにリバースチャージも可能!
「Zenfone Max M2」は、4,000mAhの大容量バッテリーを搭載していることはご紹介した通りです。これは連続待受時間を約33日間に渡り実現できる容量で、長時間ゲームをしたり、映画を観たりしてもバッテリー切れを起こさない容量を誇ります。
また、リバースチャージにも対応します。リバースチャージとは、「OTGケーブル(別売)」を利用することで、「Zenfone Max M2」をバッテリー元として他機器を充電できる機能です。ワイヤレスイヤホンや他のスマホもしっかりと充電できます。これは大容量バッテリーとリバースチャージを搭載する「Zenfone Max M2」だからこそできることです。
OTGケーブル(別売り)
画像引用:モバレコ
リバースチャージの様子
「Zenfone Max M2」にOTGケーブルを繋いだときは、自動的にリバースチャージモードになります。また、このときファイル転送ができる設定になっていれば、両端末間でデータのやり取りが可能になります。
自分の持っている別のデバイス(スマホやPC、タブレット、ハードディスクなど)に対して、スマホの中にあるデータを送ることができるため、取った写真をPCに転送して加工したい場合や、スマホ内のデータをハードディスクにバックアップとして保存しておきたい場合など、さまざまな用途に利用することができます。
AIがシーン判別するカメラ
「Zenfone Max M2」のAIカメラは13種類のシーンを分析可能
画像:ASUS
「Zenfone Max M2」のアウトカメラは1,300万画素(メインカメラ)、200万画素(深度測定用)、LEDフラッシュを搭載、インカメラは800万画素です。カメラについて最も特徴的な性能は、AIを搭載したことです。
今までのカメラは手動でシーンを選択して撮るのが当たり前でしたが、AIが搭載されたことによってシーンをAIが自動で判別して、最適なモードで撮影できます。青空や花など、13タイプのシーンから被写体とシーンを瞬時に分析して、理想的な写真を撮影してくれるのです。選択中のモードはアイコンで画面の上部に表示されるので、カメラがどのように認識しているのか把握できます。
写真の通常サイズ(Lサイズ)を綺麗に印刷する場合に必要な画素数は200万画素ですが、「Zenfone Max M2」のカメラはアウトカメラもインカメラも200万画素を大きく超えています。
また、2つの用途が異なるレンズを搭載した「デュアルカメラシステム」によって、どのような状況下でも美しい写真の撮影が可能です。位相差オートフォーカス(PDAF)による高速フォーカス、EISによる手振れ補正、セカンドカメラによる程よいボケ感によりポートレート写真も簡単に撮影できます。
気になるポイント
最近のスマートフォンでは、使われる充電端子はUSB Type-Cが主流になってきました。USB Type-Cは2015年に登場した規格で、それまでのUSB Type-AやType-Bといった規格に比べて様々な面で進歩しています。特に日常生活の中で最も便利に感じるポイントとしては、端子が上下左右対称の形状となっているため差し込む際に向きを気にしなくていいという点でしょう。
「Zenfone Max M2」は2019年3月に発売された端末ですが、充電端子はUSB Type-Cではなく、microUSBという規格を採用しています。microUSBは端子に差し込む際に上下の向きが決まっているため、やや利便性に劣っています。強度に関してもType-Cに比べると弱いため、充電中にケーブルに無理な力がかかってしまわないように注意しましょう。
また、「Zenfone Max M2」ではNFCを搭載していません。NFCとは、「Near Field Communication」の略で、近距離無線通信技術の国際標準規のことです。日常生活でこのNFCを使うシーンとして最も一般的なのは「支払い」の場面です。NFCが搭載されていれば、SuicaやiDなどといったスマホをタッチするだけの支払い方法が使えますが、「Zenfone Max M2」ではこれらの機能を使うことができません。
ただし、PayPayなどのQR・バーコード決済は利用できますので、利用できる決済方法についてあらかじめ把握しておきましょう。
まとめ
「Zenfone Max M2」がどのような特徴を持つ機種かイメージが掴めましたか?
「Zenfone Max M2」には、性能の良いCPU、4,000mAhの大容量バッテリー、大画面ディスプレイ、AIカメラでシーン別撮影、DSDV対応、といった特徴がありました。端末のデザインはシンプルながらも高級感のある質感で、背面はマットな仕上がりで滑りにくいうえに指紋が付きにくい工夫もされています。
「Zenfone Max M2」はLIBMOでも発売されています。10万円を超えるスマートフォンもあるなか、「Zenfone Max M2」は2万円弱とリーズナブルな値段で購入できます。
改めて価格について確認しておきましょう。
※ZenFoneMax M2(32GB版)は、現在LIBMOでは販売を終了しております。
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Zenfone Max M2 [32GB] |
Zenfone Max M2 [64GB] |
一括払い |
15,600円 |
19,200円
「端末購入サポートプログラム」適用時 |
分割払い |
650円×24回 / 月
「端末購入サポートプログラム」適用時 350円×24回 / 月 |
800円×24回 / 月
「端末購入サポートプログラム」適用時 500円×24回 / 月 |
※表内は全て税別
32GB版の場合、分割払いなら600円(税別)/月×24回払いで購入できるため、月々の負担も安く済みます。「Zenfone Max M2」を購入される際はぜひLIBMOをご検討ください。
https://www.libmo.jp/device/lineup/zenfonemaxm2_64gb/